TEL0120-69-0569年中無休・24時間受付

スマートロック(すまーとろっく)

スマートフォンなどの身近な端末で扉を施解錠できる錠を、スマートロックといいます。スマートロックの多くは、暗証番号や指紋、カード、専用のリモコンなど複数の手段を鍵に利用できます。スマートスピーカーを使い音声で鍵を操作したり、時計型のデバイスを連携したりして、手元で施解錠することが可能です。スマートロックには、無線通信規格のBluetoothやWi-Fi、位置情報を感知するGPSといった技術が使用されています。スマートロックの近くでアプリを操作すると、Bluetoothでつながったスマートロックが、アプリからの指示を受けて解錠または施錠する仕組みです。Wi-Fi環境と連携させると、遠隔地からもアプリでスマートロックの鍵を操作できます。鞄やポケットからスマートフォンを取り出さずに自動解錠できる機能を、ハンズフリー解錠といいます。スマートフォンが錠本体に接近したことをGPSが感知し、扉の前でBluetooth接続されると、自動でスマートロックが解錠される仕組みです。
 
鍵の施錠や解錠を行うほか、スマートロックのアプリには合鍵を作れる機能があります。共有だけでなく再発行や削除も容易なため、従来の鍵紛失のようにシリンダーを交換する必要がありません。特定の曜日や、1度の使用に限定した鍵も作れるため、手軽にセキュリティを向上できます。複数のスマートロックをグループにまとめ、単独の鍵で入室権限を設定する機能では、鍵管理の手間が軽減されます。スマートロックの多くは、スマートフォン上のアプリから施解錠の履歴を閲覧できるため、子どもの帰宅をスマートフォンから確認するといった使い方が可能です。スマートロックを予約や決済などの管理システムと連携すると、ビジネスがより便利になります。サイトから予約した顧客に、自動で鍵の発行や送信ができ、業務の効率化が期待できます。火災の際、一定の室温になると自動解錠する機能を備えたスマートロックは、利用者の安全な避難行動を支えています。
 
扉が閉まると自動で鍵を施錠するオートロックは、多くのスマートロックに搭載されている便利な機能です。オートロック機能に使われるセンサーは、「タイマー式」「開閉センサー式」「ジャイロセンサー式」の3種類に分けられます。タイマー式は、解錠状態から一定の秒数が経過すると施錠する方式です。扉が開いていても、時間が経つと、かんぬきであるデッドボルトが飛び出てしまうため、来客時の鍵操作が不便になる場合があります。開閉センサー式では、センサーと対になるように付属のマグネットをドア枠に取り付けます。スマートロック本体のセンサーと、マグネットの距離から開閉を感知し、施錠する仕組みです。タイマー式と異なり、確実に扉が閉まってから施錠されますが、衝撃がかかるとマグネットが落下するリスクがあります。ジャイロセンサー式は、角度や傾きの変化をもとに開閉を感知するセンサーをスマートロック本体に内蔵したタイプです。新たに部品を取り付ける手間はありませんが、引き戸での使用は難しいセンサーとなっています。セキュリティ維持に便利なオートロック機能ですが、状況によっては締め出しの原因になります。スマートロックが施錠されている状態で、スマートフォンの電池残量がゼロになると、解錠手段がほかにない場合は操作ができません。万が一に備えて、暗証番号や指紋の登録を検討する必要があります。しかし、スマートロック本体の電池が切れた場合は、暗証番号なども利用できなくなるため、非常用の金属製の鍵を持ち歩いておくと安心です。本体の電池が少なくなると、ランプや音で注意喚起するスマートロックを選ぶ方法もあります。緊急時用の接続端子が外部にあったり、片方が切れると予備の電池に切り替わったりするスマートロックも存在します。
 
戸建て住宅などの穴開けが可能な建物では、新規に穴を開けてスマートロックを設置できます。穴開け工事が難しい賃貸物件や、工期やコストの観点から手軽に設置したい建物では、穴開けを伴わずにスマートロックを取り付け可能です。後付けで設置する場合は、既存の鍵穴を利用して設置するか、サムターン(室内のつまみ)の上にテープで設置します。DIYも可能なテープ方式で設置すると、容易に鍵の運用を変更できます。原状回復も可能ですが、契約内容により管理者の許可が必要なケースもあるため、賃貸物件での設置は無断で行わないよう注意してください。設置の際は、希望するスマートロックとの適合を、「ドアノブの種類」「サムターンの形や動き」「周辺の寸法」の3点にそって確認します。サムターンと一体になった握り玉のドアノブの場合、そのままでは取り付けが難しいため、場合によってはドアノブ交換が必要です。一般的には、サムターンの形が四角形や円形、涙型といった特殊な形の場合、スマートロックの設置が難しくなります。45度や90度でいったん停止する二段階式や、押しボタンのついた防犯仕様のサムターンも、適合する製品が限られるため注意してください。スマートロックは製品の一部をずらして電池交換をするタイプが多いため、サムターン周辺に既定のスペースをとれるかの確認も必要です。サムターンの大きさや土台部分の寸法に加え、サムターンから扉の端、サムターンから取っ手までの距離を設置予定の製品と照らし合わせてください。

スマートロック(すまーとろっく)
お問い合わせ・お見積りはカギ舎へ!