マザーセキュリティ（まざーせきゅりてぃ）

マザーセキュリティ株式会社は2018年10月創業の、セキュリティ製品の製造・販売を行っている企業です。愛知県名古屋市に本社、東京都台東区に東京オフィスがあります。「時間を操るセキュリティ」をコンセプトに業界のリーディングカンパニーとして独自の特許製品を生み出し続けることを掲げています。マザーセキュリティは、さまざまな特許を取得し、独自のセキュリティ製品を開発・製造している株式会社シーズンテックの100％子会社です。現在までに培ってきた開発力を活かして、マザーセキュリティは既存のモノに今までにない製品を後付けし、新たな付加を創出しています。マザーセキュリティの電子錠は、特許技術が生んだ最新技術のセキュリティ製品です。

マザーセキュリティの「Smart IC Lock」と「IC TIME-S」は電池を使って施解錠を行う電子錠です。電気工事士による配線工事の必要がないため、マザーセキュリティの電子錠は設置作業が短時間で済み、費用も安くなります。解除可能なオートロック機能があるため鍵を締め忘れる心配がありません。ゴミ捨てや近所までの外出など、わずかな時間も自動的に施錠されるので、空き巣などの被害に遭いづらくなります。マザーセキュリティの電子錠は既存の扉に傷を着けずに設置できることから、扉の原状復旧が可能です。賃貸物件での導入に向いています。マザーセキュリティの電子錠を設置する際は、事前に管理会社やオーナーへ確認と許可を取ると、後のトラブルがなく安心です。

従来の物理的な鍵の鍵穴を残したままICシリンダー錠へ転換させたい場合は、マザーセキュリティのSmart IC Lockが適しています。今まで使っていたドアにネジ止めたり穴を開けたりする必要がなく、電子錠をテープで留めることもないので、落下の心配もありません。マザーセキュリティのSmart IC Lockはネットワークに接続しないため、通信障害や通信セキュリティなどの問題が発生せず、安定的に使用でき、通信のためのシステム利用料なども不要です。ICカードを鍵として使用するほか、残した鍵穴も併用できるので、物理的な鍵での施解錠が可能です。室内側からは開閉ボタンや手動サムターンで鍵の施解錠を行います。電子錠の故障時や災害等の緊急時などは物理的な鍵が使用できるため安心です。

Smart IC Lockの解錠方法は、専用PCソフトで簡単に設定可能な、ICカード認証・タッチ解錠・タイマーモードの3つから選択できます。特にタイマーモードには時間と曜日の設定ができる「タイムコントロール」機能が搭載されています。時間情報はスマートフォンのアプリからでも簡単に更新可能です。NFC搭載のICマルチリーダーで認証するため、FeliCaやMifareのIC規格に対応しており、交通系ICカードや電子マネーカードなども使用できます。鍵として登録可能なICカードは300枚で、専用ソフトのデータをmicroSDカードに取り込み、マザーセキュリティのSmart IC Lockへアップロードすれば簡単にタイマー設定、解錠方法、ICカードの登録の変更ができます。反対にSmart IC Lockの内部データをmicroSDカードにダウンロードすることで解錠履歴（10,000件自動保存）や動作回数、IC登録者情報を専用ソフトで閲覧や管理が可能です。この仕組みを利用して会社の勤怠管理などにも活用できます。データは、microSDカードからパソコンに取り込んで、プリントアウトすることも可能です。本体は故障部分のみ交換可能な3ピース構造なので、消耗部品が劣化したときの交換も簡単です。また、いたずら防止警報、不正開錠防止警報、電池切れお知らせ機能など便利な機能も付いています。

店舗や病院などに設置されているタッチスイッチは、押すだけで自動ドアを開けることができます。しかし、誰にでも開扉できることから、セキュリティ面においては問題が残ります。マザーセキュリティのIC TIME-Sは現在設置しているタッチスイッチの箱型の子機と交換するだけでICカード認証機能を追加でき、自動ドアにセキュリティ対策を施せる電子錠です。マザーセキュリティのIC TIME-Sは各メーカーのタッチスイッチに対応しており、設置は専門業者が行いますが、電池式のため大がかりな工事の必要がありません。

ICカードは鍵として10,000枚まで登録でき、NFC認証のためユーザーが普段使用している交通系ICカードや電子マネーカードなどを自動ドアの鍵として登録することができます。登録済みのICカードをかざして鍵を開けるIC認証モード、通常の自動ドアと同じく押すだけで開くタッチスイッチモード、時間と曜日を設定可能な「タイムコントロール」機能を使用するタイマーモードの3種類の機能モードから選べます。専用ソフトのデータをmicroSDカードに取り込み、マザーセキュリティのIC TIME-Sへアップロードするだけで設定の登録や変更が容易です。反対にIC TIME-Sの内部データをmicroSDカードにダウンロードすることで解錠履歴（30,000件まで自動保存）や動作回数、IC登録情報を専用PCソフトで閲覧や管理が可能です。専用PCソフトで履歴を閲覧し、CSV形式で出力することが可能なため、ドアの外側と内側にそれぞれ設置しておけば入退室の履歴が保存され、勤怠管理のデータとして活用できます。スマホアプリを使用しての内部時計の更新も簡単です。また、警報アラーム、電池交換お知らせ機能などの便利な機能も搭載されています。

さまざまな重要物や機密事項のあるオフィスにマザーセキュリティのSmart IC Lockを導入すれば、就業時間内は登録したICカードで入室を可能とし、夜間や休日など就業時間外は、管理者のICカードでのみ扉の鍵を開ける登録をすることができます。就業時間外は限られた人の出入りになるため、機密情報などの持出しの制限や入退室者の特定が可能となります。老人ホームのエントランスの玄関ドアの内側にマザーセキュリティのIC TIME-Sを設置して、夜間は室内からタッチ開扉不可設定にすれば、玄関ドアに鍵がかかった状態になり、万が一の利用者様の夜間徘徊の防止になります。日中はタッチ開扉とし、夜はスタッフのみがIC認証で扉の鍵を開ける設定を行うことで、セキュリティが強化されます。