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カードキー(かーどきー)

カードキーとは文字通りカードの形をした鍵のことを言い、電気錠や電子錠を解錠する際に使用します。カードキーは玄関付近に設置したリーダーにカードの情報を読み取らせ、登録された情報と一致すると解錠される仕組みとなっています。
 
カードキーには磁気を使用してカードに必要な情報を登録する「磁気カード」と、ICチップが埋め込まれた「ICカード」の2種類があります。磁気カードは裏面に黒い磁気テープが貼られたカードで、銀行のキャッシュカードやクレジットカード、プリペイドカードとして利用されています。ICカードのICは「Integrated Circuit」の略称で、日本語では集積回路を表します。電気回路の部品をいくつか合体させてひとつの部品にしたものをICと呼び、ICカードには接触型と非接触型があります。接触型のICカードはICチップがカードキー表面に組み込まれた金色の部品とカードリーダーが直接接触するため、より安定した動作が可能です。非接触型のICカードは複数の層を貼り合わせて作られたカード内部に搭載されたアンテナにより電波を送受信させるため、直接リーダーに触れなくても作動し解錠できます。磁気カードと比較するとICカードは偽造が非常に困難であり、膨大な量の情報を登録することができます。ICカードの技術は交通系のカードや電子マネーカード、スマートフォンのSIMカードなどにも採用されており磁気不良を起こす心配もありません。 磁気カードやICカードなどのカードキーには差し込み型とタッチ型の2種類があり、どちらも簡単にカードキーをリーダーに読み込ませることができます。
 
物理的な「鍵」は鍵穴に差し込んで回すことで解錠しますが、読み取り機のセンサーには鍵穴がないため物理的な鍵のように空き巣にピッキングのターゲットにされるリスクを軽減できます。カードキーの磁気カードとICカードの両方とも複製も難しいため、不正に合鍵を作られる心配もありません。カードキーは財布やカードケースなどに入れて持ち運びできるため紛失しづらいのがメリットです。万が一カードキーを失くしてしまっても、現在使用しているカードキーを無効にして再登録すればよいため、物理的な鍵のようにシリンダー交換は不要です。磁気カードやICカードを使い解錠する電子錠などが自動施錠タイプの場合、外出する際に鍵を閉め忘れても自動的に閉まるため鍵をかけ忘れる心配がありません。鍵の閉め忘れは不審者や空き巣被害につながることがあるため、セキュリティ性を高めることに役立ちます。ただし、カードキーの磁気カードやICカードなどのカードキーは傷がついたりヒビが入ると使用できなくなる恐れがあるため注意が必要です。
 
もしカードキーを持たずに外出してしまった場合、ひとり暮らしのや家族が外出していた場合は、部屋に入れなくなってしまうことがあります。閉め出しを防ぐためには、非常時に鍵を使い解錠できるタイプのカードキーの電気錠や電子錠を選ぶといいでしょう。玄関ドアのカードキーは後付けすることが可能ですが、電気錠は配線工事が必要になるため鍵の専門業者に確認をしましょう。

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