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空き巣(あきす)

空き巣は、家やオフィスなど住人の留守中に忍び込み、金品などを盗む行為や人のことをいいます。窃かに盗むあるいは単に盗むことを窃盗といい、倫理的・道徳的に反社会的行為とされ、通常は法的にも不法行為責任および刑事責任が問われます。空き巣は窃盗のひとつで、自転車やオートバイなどを盗む乗り物盗、万引きやスリなどの非侵入窃盗など大きく3種類に分けられます。空き巣のように侵入窃盗の場合は、住居侵入罪に問われることもある罪の重い窃盗です。令和4年度の警視庁の資料によると、東京における全刑法犯の約65%が、乗り物盗や非侵入盗や侵入窃盗を合わせた窃盗犯となっており、その内、空き巣など侵入窃盗の割合は約4%と被害件数の割合としては多くはないものの、入られてからでは遅いため、あらかじめの空き巣対策が必要です。侵入窃盗には、留守中を狙う空き巣のほかに、人が居るにも関わらず隙を見て侵入する「居空き」や住人が寝ている間にこっそり忍び込む「忍び込み」と呼ばれる手口があります。なかでも最も多い手口が空き巣で、ここ10年で被害件数は減少傾向にあるとはいえまだまだ対策が必要です。
 
空き巣に狙われやすい立地としては、人通りが少なく死角が多いなど住人や近所の人の目が届きにくい場所などです。空き巣は人目を嫌がるため、プライベートを確保するための目隠しや高い壁、樹木などは空き巣が身を隠し犯行を行うための格好の隠れ場所になる可能性があります。また、アパートなどで監視カメラが設置されていない場所、マンションなどの高層階では油断して鍵をかけていないことがあり、空き巣に狙われやすくなっています。空き巣が侵入する際には音が出る開錠手口もあるため、近所で工事をしている、電車が走る線路や車の往来が多い道路の近くなどではそういった音に気付きにくく、空き巣には都合がよくなります。外灯がついていない場合も夜間の空き巣や忍び込みなど侵入窃盗の好条件となります。空き巣に狙われやすい時間帯は、学校や仕事などで家を留守にすることが多い時間帯、一般的には午前10時から12時ごろといわれています。
 
空き巣の手口としては、鍵のかけ忘れにより侵入する「無締り」、窓ガラスを破りなかに手を入れクレセント錠を開けて侵入する「ガラス破り」などがあります。最近はガラスをバーナーなどで熱し水をかけて割る「焼き破り」という手口もあります。警察庁の資料による令和4年度の侵入窃盗の割合では、一戸建や3階建以下の建物では、無締りとガラス破りを合わせると全体の約4分の3を占めています。4階建以上の建物における侵入窃盗の割合は「合鍵による不正侵入」がガラス破りを上回っています。それ以外の空き巣手口としては、玄関の鍵穴に工具を差し込み解錠するピッキング、鍵穴近くにドリルで穴をあけ室内側の鍵を回して解錠するサムターン回し、特殊工具を用いて錠シリンダーを迂回し直接錠ケース内部に働きかけてデッドボルトを作動させ解錠するカム送り解錠(バイパス解錠)、バールなどによるドアや鍵のこじ開けなどがあります。古くなり壊しやすい扉では鍵のついた扉ごと破壊する戸板破りや戸外しという手口が使われることもあります。また空き巣は、マンションなどの上層階では屋上からベランダに侵入し窓を開けて室内に入り込むこともあります。
 
空き巣の対策としては、ドアや窓に防犯対策をするとともに短時間でも鍵をかけるようにすることが有効です。窓ガラスの空き巣対策には、2枚のガラスの間に複数のフィルムを挟み割れにくくした防犯ガラスの設置や、鍵付きクレセント防具の設置、面格子の設置など少しでも侵入が面倒だと思わせることも効果的です。ドアや窓に補助錠を設置するなどワンドア・ツーロックにしたり、ピッキングなどに強い防犯性の高い鍵を設置するのも効果があります。ピッキング対策に有効な鍵は、そもそも鍵穴がなくカード、テンキー、指紋認証などによって施解錠を行う電気錠や、防犯性が高いといわれるディンプルキーなどがあります。ディンプルキーは鍵山がギザギザした鍵とは違い、鍵の表面に深さや大きさの異なるくぼみがあることで鍵の施解錠を行う仕組みです。そのシリンダー内の構造は複雑で、鍵違い数も多く防犯性に優れているといえます。ディンプルキーは、費用が高くなる傾向があること、製品によって特徴や性能が違うので、よく調べてから購入する必要があります。たとえば、dormakaba (ドルマカバ)社の「カバスターネオ」は、約2兆2千億通りの膨大な鍵違い数を持つ高性能ディンプルキーで、登録した本人以外合鍵を作ることができません。鍵自体が摩耗耐久性に優れているほか、ピッキング耐性10分以上、鍵穴壊し耐性5分以上となっており空き巣対策に効果的です。
 
鍵以外の対策としては、人目につくようセンサーライトや防犯カメラを取り付けることも空き巣を寄せ付けない工夫になります。防犯砂利は踏むと音が鳴りやすく、こういった砂利が敷かれていることも空き巣は嫌がります。また、セキュリティーサービス会社と契約することで、家族以外の侵入者があったときにアラームが鳴る、警備員が駆けつけるなどのサービスもあり、空き巣対策になります。防犯意識としてできることは、短時間でも施錠する、近所で見知らぬ人を見かけたら挨拶をする、留守を悟られない工夫などがあります。不在ということがわからないように暗くなったらタイマーで照明が付くよう設定する、帰りが遅くなる場合は洗濯物を外に干さないことも対策になります。

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