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防犯・トピックス

徘徊防止対策のできる鍵

徘徊防止対策の重要性
認知症の人を介護するなかで社会問題にもなっているのが「徘徊」です。徘徊はもっとも家族を悩ませている問題のひとつで、徘徊で行方不明になり警察に届け出があったケースは2019年では全国で約17,000人にも上っています。特に80歳以上の行方不明者数は年間約11,300人と年々増加傾向にあるという結果も出ています。
(参考:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46330750Q9A620C1MM0000/
徘徊時には事故やケガなど多くの危険がつきまといます。踏切事故や交通事故に巻き込まれるケースも多く、転倒して骨折をしたり最悪の場合死に至る場合もあります。近隣住民や警察を巻き込む可能性もあるため、徘徊により介護する家族の心身は常に疲弊状態になっています。

このような事態が起きてしまう前に、徘徊防止対策をどのように行っていくかが重要になりますが、徘徊を無理やり止めようとすると罵倒されたり、暴力を振るわれるなどのトラブルも多く、簡単な問題で片付けられないのが現状です。

認知症の人は一見理由もなく徘徊していると思われがちですが、本人からすると外出する目的や明確な理由を持っていることが多いとされています。

そのため徘徊防止への対策は「どうして徘徊をしてしまうのか」を考え、本人の気持ちを汲むことを心掛けなければいけません。ひとりの外出はリスクを伴うので控え、付き添いをつけたり、デイサービスを利用するなど、安心して外出できるように「見守りのある環境」を作っていくことが大切です。

玄関のカギを徘徊防止用のカギに交換をして出入りを制限するなどが家でできる徘徊防止対策としてあげられます。徘徊防止用のカギに交換すると家族の睡眠中や不在時は鍵をロックしておけるので、認知症の人が知らない間に出かけてしまうリスクを減らすことができます。徘徊防止というとデイサービスや近所の人の力を積極的に借りる印象がありますが、介護者は徘徊行動に振り回され、疲労困憊してしまいます。心身への負担で介護者が疲弊してしまう前に鍵で徘徊防止対策をすることで、気持ちの余裕や一息つける時間をつくり負担を軽くしていくことが大切です。

徘徊防止用の鍵の種類
身近な徘徊防止対策としてあげられるのがカギの交換です。補助鍵を取り付けたり、ICカードや指紋認証で解錠の管理ができる鍵に交換をすれば外に出ようとしてもカギを開けることはできません。夜間など家族がケアできない時間帯でも徘徊防止することができます。他の予防策としては人が近づくとアラームが鳴る、感知センサーの取り付けやGPSもありますが、家族の入浴中や食事の支度中に家を出て行ってしまうケースも多いので、徘徊防止対策として適切とはいえません。ここでは取り付ける場所やさまざまなケースに対応できる徘徊防止用のカギを紹介していきます。

○カバスセーフティロック

徘徊防止の機能をかねている鍵でサッシ、引き戸、ドアなど色々な様式の扉に増設して設置する事ができる徘徊防止施錠です。この鍵は2つのモードでサムターンを管理することができます。「外出モード」にしておけばサムターンが空転するだけで鍵を開けることができず、「在室モード」に設定すると通常通り内側から鍵を開ける事ができます。

○インナー錠
KXR 補助錠
家研販売株式会社が販売しているKXR補助錠は、室内側サムターンを取り外すと外側から鍵をすると鍵で開けないと内側から扉が開かないように設定できる室内側用サムターンです。付属の専用サムターンを装着しなければ、サムターンが回転しない構造になっています。専用のサムターンを保管しておけば玄関から出てしまうことはないため徘徊防止対策ができ家族が安心してすごせます。


○マドガード
徘徊防止のため内側から開けられないよう窓の開閉を制限しなければいけない時は、岡本繁樹商店のマドガードがおすすめです。マドガードは窓のサッシに貼り付けるだけで簡単に設置することができるのと、暗証番号式の鍵なので常にカギを持ち歩く必要がありません。

MIWA(補助錠)
美和ロック社PRNDF 補助錠
本体幅が小さくスリムで勝手口のような狭框扉や引き戸に取り付け可能な鍵で、勝手口から徘徊防止をするにはこの鍵が最適です。内側のサムターンは脱着式になっているため、鍵をかけたあとサムターンを取り外しておけば開けることができなくなります。本体の取り付けは扉の両側からねじ止めする方式になっているため扉を開けた状態でなければ取り外すことはできません。またドアガラスを壊してサムターンを回そうと思っても回すことが出来ないので徘徊防止だけでなく防犯性にも優れています。

○キーレックス047

キーレックス
047は鍵を必要としない暗証番号式のキーレス錠で、今取り付けているドアノブ・玄関錠追加して取り付ける補助錠タイプとなります。一般的に暗証番号を入力する鍵は電気式のものが多いのですが、キーレックス047はプッシュボタン式という簡単な操作で解錠することができる鍵であることも大きな特徴です。電気を使用しない完全機械式の鍵なので電池切れなどのトラブルの心配もありません。

EPIC ES-F700G

今やオフィスだけでなく自宅の徘徊防止対策としても普及してきているのが電子錠です。EPIC ES-F700GICカードまたは非常キーを使わないと内側からの解錠ができないため、深夜の徘徊防止に好適です。
 また指紋認証機能もあるため、万が一カギを紛失して帰ってきたとしても指紋で扉を開けることができます。他にも近づくだけで解錠できるスマホアプリ「スマートオープン」や、ポケットにスマホを入れたまま電子錠をタッチするだけで解錠できる「マジックタッチ」といった機能も搭載されていてシーンに合わせた使い方が期待できます。

徘徊防止用の鍵を設置する場所や注意点
戸建て住居の場合、徘徊防止対策がしやすいのは玄関や勝手口ですが、窓から外へ出てしまう場合も多いため徘徊防止として補助錠の取り付けを検討しましょう。マンションタイプの場合は玄関扉を中心に徘徊防止対策を考えますが、玄関の鍵や窓ガラス、サッシは基本的に共用部分にあたるため、勝手に鍵を交換してしまうとトラブルにつながる恐れがあります。カギの交換や取り替えを考えている人は徘徊防止の鍵の取り付けや交換をして良いか管理会社やオーナーの方に相談するなど十分注意が必要です。

最近の新築戸建て住宅では防犯対策として、玄関扉にリモコンとカードで開閉可能なスマート電気錠や脱着式サムターンが装着されている場合もあります。このような防犯設備は徘徊防止にも効果的です。

一方、分譲マンションはオートロックや警備会社との連携など外からの侵入を防ぐセキュリティ面は充実しているものの、各部屋の玄関扉の開閉を制限したり、補助錠による侵入防止設備などはあまり見受けられません。ドアチェーンを外せないようにする防犯用品や扉が開かないよう外側から設置するものもありますが、どちらも突破される恐れがあり十分な徘徊対策とはいえません。家の間取りや徘徊の傾向を良く考えどこに取り付けるのが良いかを見極める必要があります。また古くなった扉や引き戸であっても徘徊防止用のカギの取り付けは可能です。自宅の状況に合わせて取り付けられる鍵の種類はさまざまなので徘徊防止のカギのことならカギ舎セキュスターズ株式会社にご相談ください。 

まとめ
今や社会問題となっている徘徊ですが、玄関扉や窓に徘徊防止用の鍵に交換や取り付けることで徘徊防止ができ家族の介護負担を軽減することが可能です。徘徊防止を目的とした鍵の交換は、さまざまなカギの施工実績のあるカギ舎セキュスターズ株式会社にぜひ一度ご相談ください


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