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防犯・トピックス

ドアガードは防犯対策になる?

◎ドアガードとは?
ドアガードは内側の玄関ドアノブの上あたりに付いているU字の金具のことを指します。チェーンタイプはドアチェーンと呼ばれ自宅以外にもホテルの部屋に設置されていることが多いので使い方はご存じだと思います。ドアガードをかければ外からドアを開けようとしても10cmほどの扉の隙間でロックがかかり自由に開かないよう制限することができます。扉にカギをかけ、ドアガードもすれば外からの侵入を二重で防ぐことができるので室内に入った際は鍵とセットでロックすることを心掛けてください。ドアガードはカギと同じくロックしたことを目で確認できるので安心感がありますが、実はドアガード自体の防犯力は決して高くありません。ドアガードは空き巣、居空き防止などの防犯目的で作られた製品では無く悪質なセールスマンの訪問販売対策として開発されたものなのです。ドアを閉めようとした時に扉の隙間に足や体を無理やり押し込んでくるような不法侵入、無断侵入を防ぐのにドアガードやドアチェーンといったストッパーは非常に有効です。ストッパーとして信頼性の高いドアガード、ドアチェーンですが誤った使い方をしたり製品の状態によっては危険を伴う事態になることもあります。ドアガードを使った防犯対策について実際に起きたトラブル事例も紹介しながらお伝えします。



◎ドアガードの危険な使い方
夏場、暑い日が続くと窓やドアを少し開けて扉の隙間から風通しをしているお宅を目にすることがあります。クーラーをつけっぱなしにしていると室内の空気が乾燥し体がだるく感じたり、手足も冷えてしまうため風通しの換気をされているのだと思います。自然の風通しだけ生活できればエコロジー&節電対策にもなりますが、熱中症の危険を考えると夏場のクーラーは必須です。一日の中で朝や夕方の外気温が下がったタイミングはクーラーを止めて窓を開けて風通しができるチャンスですが、玄関扉の隙間から風通しをしていませんか?出入りの多い玄関扉は間取り上、風が吹き抜けやすい場所に設置されていることもあり少し扉の隙間を開けるだけでもとても気持ち良い風が流れてきますが、「ドアガードやドアチェーンをかけていれば居空き防止にもなる」「室内に人がいることをアピールできている」「風通しくらいなら大丈夫」実はその換気方法は間違った認識で防犯的には大変危険です。
玄関扉の防犯対策で1番信頼できるカギが閉まっていないことを外にアピールしているようなものなので、カギが閉まっていなければいくらディンプルキーなどで防犯性を高めていても意味がありません。特にマンションに住んでいる方は建物入り口のオートロックに安心して、玄関扉の隙間を利用した風通しを行なっているかもしれません。不法侵入被害は高層マンションでも発生しており、多くは鍵をかけていない「無施錠」が原因です。マンションなどの集合住宅では不特定多数の方が出入りをしているので、いつどのタイミングで侵入されるか分からないのと住民同士の係わり合いも希薄な場合も多いため、鍵を施錠することへの意識を高めて空き巣や居空き防止対策をするしかありません。ドアガードやドアチェーンはドアの開閉を制御することができるので有効に感じますが、一般的なドアガードは紐や輪ゴムなどで扉の隙間から簡単にガードを外すことができるのです。この方法は数年前から居空きや空き巣の常套手段になっているので日頃からしっかりカギをかけるようにして、ドアガードに頼った換気方法は避けて危険な状況を回避することが大切です。

◎ドアガードの防犯対策 
一般的なドアガードは気休め程度の防犯性しかないことはお伝えしましたが、最近ではドアチェーンやU字ロック単体で居空き防止対策が施された特殊な製品が開発されています。
取替タイプのU字ロックに外鍵が付いている製品などが代表的な製品です。他にもドアガードについたツマミを押し込んでロックをかけることで外から開けることができなくなるタイプやドアチェーンに鍵が付いたタイプもあります。簡単に外せると思ってもロックされているので居空き防止に効果があります。防犯上危険と言われる扉の隙間からの風通しを行っていても、このようなガードがあれば安心感は増すでしょう。高齢者の住宅や女性の一人暮らしを狙った不法侵入で注意して欲しいのが外出時ではなく在宅時に侵入されてしまうケースです。居空き防止にはドアガードも含めいくつかの製品を複合した自分の家にあった防犯対策をすることが大切です。
例えば内鍵であるサムターンを内側から空転状態にできるタイプを使いロック式ドアガード、ディンプルシリンダーをセットで施錠しておけば、かなり強固な居空き防止対策が実現できます。サムターンが空転切替タイプでなければ市販のサムターンカバーを取り付けて対応しても良いでしょう。防犯面を考えると他にもインナー錠などの補助錠を増やして二重三重の居空き防止対策をとることも重要と言えます。一般的なドアガードやドアチェーンしかない場合は玄関扉の隙間から風通しを良くするのではなく、窓を開けたり扇風機を使って行った方が安全でしょう。


◎ドアガードのトラブル事例
カギの問合せや質問の中でドアガード、ドアチェーンに関するご相談をいただくことがあります。ドアガードのトラブルは防犯関連だけではないので、実際よくある事例を紹介していきます。
まず良くあるのが製品の劣化や部品の緩みが原因で起きる締出しです。扉を力強く閉めてしまいその勢いでU字ガードのロックがかかり締め出されてしまったというトラブルは十分考えられます。多くはドアガードの劣化やメンテナンス不足による場合が多いのですが、古いタイプの賃貸マンションや集合住宅では鍵の交換をしてもドアガードやドアチェーンの交換はされていないこともあります。居空き防止の観点からも引っ越しを考えている時は入居前にドアガードのチェックをするようにして下さい。ドアガードの緩みが無くとも玄関扉を開けた状態で外の掃除をしている時、強風が吹いて勢いよく扉が閉まった振動でドアガードがかかってしまうケースもあります。U字ガードの位置が何かのタイミングで動いていた可能性が高いのですが、このようなトラブルはある日突然起こってしまいます。他にも家族同士の喧嘩による締出しや子どもが誤ってドアチェーンをかけてしまい戻せなくなったというケースもあります。ドアガードやドアチェーンを開けるには扉の隙間から特殊な工具を使ってを引っかけて開錠しますが、ドアガードの状態によっては開錠までに時間がかかる場合もあります。もしトラブルが起きた時は慌てずに落ち着いて当社に状況を説明してください。想定外のトラブルを回避するためにも劣化して緩んだままのドアガードは修理を依頼するか新しいものに交換することを検討してください。

◎まとめ
ドアガードの防犯対策についてご紹介しました。ドアガードは居空き防止ではなくプライバシー保護の目的で作られているため、その防犯力は低いですが他の製品と組み合わせることで強固な防犯システムを作ることができます。防犯性の高いドアガードに取替えても扉の隙間をあけて風通しを行うのは出来るだけ控えた方が良いでしょう。鍵が開かなくとも扉の隙間から様子を伺われているかも知れません。室内にいる時こそしっかり居空き防止対策をすることが肝心です。カギ舎ではドアガードも豊富に取り扱っているので、設置年数の経過によるガードの劣化やパーツの破損などお困りごとも急なトラブルもお任せください。

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