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防犯・トピックス

ホテルカードロックシステム

◎ホテルカードロックシステムとは

ホテルカードロックシステムは鍵の大手メーカーである美和社が提供する電気錠システムのひとつで、非接触ICカード技術を使ったICカードやICチップが導入された機器でドアの電気錠を開錠できるシステムをいいます。美和社では1982年からホテルカードロックシステムの販売を開始し、2004年にはFelicaを使用したホテルカードロックシステムを、2011年には新型ホテルカードロックシステムALV2シリーズの販売を開始し、電気錠システム製品は進化を続けています。

ホテルカードロックシステムの良い点は、1部屋に複数枚のカードを発行できる柔軟性、カードをかざすだけで電気錠を開閉できる利便性の良さ、キーの不正複製が難しく鍵穴のない電気錠ならではの安全性が魅力です。一方、ホテル側にとってもフロントの省スペース化・業務省力化、エントランスの出入口や建物内のPOSシステムと連動させてカード1枚で館内の行き来や決済をまとめられる点など、業務効率と安全性を高めることができるメリットがあります。このような特徴を持つホテルカードロックシステムはホテルに限らず、ウィークリーマンション、研修所、カンファレンスルームなど、異なる期間に複数の人が出入りするような場所でも活躍します。美和社のホテルカードロックシステムには、MIFARE®を使用した「ホテルカードロックシステム ALV2シリーズ」、FeliCaを使用した「ホテルカードロックシステム ALFHシリーズ」の2つのシリーズに加え、専用のアプリを入れたスマートフォンをゲストカードの代わりにできる「ホテルカードロックシステム ALVBシリーズ」があります。


◎ホテルカードロックシステムの仕組み

ホテルカードロックシステムの基本的な仕組みは、ゲストがチェックインをするときに、フロントで客室番号やチェックアウト時間をゲストカードに読み込ませてカードを有効化します。滞在中は有効化したカードを使って部屋の扉についたカードロックという電気錠を開け閉めして過ごし、チェックアウトのときにカードを回収します。カードは宿泊する部屋の滞在時間だけ開け閉めができるので、違う部屋の出入りや滞在時間後の不正開錠の防止にもつながります。


◎宿泊客のホテルカードロックシステムのメリット

ホテルは一般客や宿泊客など様々な利用者が客室やエントランス、レストラン、宴会場など複数の空間を利用する複合施設です。そのため利用者に窮屈感を感じさせないようにしながら、目的に応じて安全に利用できる環境を提供することが求められます。次に挙げるホテルカードロックシステムが持つ特徴は、宿泊客に安全で快適な滞在を提供しています。


○安全性

ホテルカードロックシステムはICカードやICチップで開錠するため扉に鍵穴がなく、ピッキングができない電気錠自体が持つ特徴があります。ホテルカードロックシステムで使われている暗号化システムはカード自体も暗号化されたデータをエンコードする高度な技術のため、カード情報の解析・改ざん・複製も非常に困難です。またホテルカードロックシステムのカードロックにはカードデータが記録できるようになっており、新しく発行されたカードをかざして旧カードを無効にすることができるため、カードの新旧を判定して旧カードを持つ人の侵入を防ぐことができます。


○高速性

MIFARE®を使用した「ホテルカードロックシステム ALV2シリーズ」、FeliCaを使用した「ホテルカードロックシステム ALFHシリーズ」で使われている技術は、交通機関の自動改札機で使われているほど通信速度が速いため、動作も高速です。


○利便性

ホテルカードロックシステムには様々な利便性の良さがあります。持ち運びにも便利な名刺サイズのICカードを1部屋に複数枚のカードを発行することができるため、複数人で宿泊するお客様がそれぞれゲストカードを持てる便利さがあります。非接触式の電気錠なので、高齢者や子供などあらゆるお客様、荷物が多く手が塞がっているときでも簡単に開錠ができます。ホテルカードロックシステムの電気錠解錠は視覚的・聴覚的にわかりやすいことも魅力のひとつです。カードロックにはLEDライトがついており、有効なカードがかざされたときは緑色、無効なカードがかざされたり操作が正しくないときは赤色、スマートフォンとの通信中は橙色が点滅します(橙色はホテルカードロックシステム ALVBシリーズのみ)。LED色の視覚情報だけでなく、ブザー音を鳴らすこともできるので、視覚に障がいのある方や高齢者にも使いやすい製品です。


◎ホテル側のホテルカードロックシステムのメリット

一方ホテル側においては、客室清掃や設備維持などの業務と並行して多くの客室を管理し、日々入れ替わるお客様のチェックイン・チェックアウト業務を行います。以下の強みを持つホテルカードロックシステムなら、客室の鍵管理業務を省力化しながらホテル側の業務を効率化できます。


○保守性

ホテルカードロックシステムのホテル側のメリットとしてまず挙げられるのが、客室の鍵の保守が簡単な点です。カードロックの電源は電池(単三アルカリ乾電池×4本)で、通常の使用ならば約1年半の電池寿命があり交換の手間もわずかです。電池の消耗確認も、マスターカードかサブマスターカードをかざしてLEDの状態を確認することで交換時期を簡単に判別できます。この間、ゲストカードは通常通り使えるので宿泊客には迷惑をかけません。

ホテルカードロックシステムはルームデータなどの設定や使用履歴を赤外線通信で行えるため、必要な設定や確認はスタッフが行うことができます。ホテルカードロックシステム ALV2シリーズでは、これらの特徴に加えエラー情報をカードやカードロックに書き込むことができます。そのため電気錠開錠の読み取りエラーが発生した際も、情報をゲストカードから確認したり、カードロック側の使用履歴やエラー履歴を読み取ることで原因を特定して対応に役立てることができます。


○耐久性

通常のシリンダータイプの鍵と違ってカードを差し込む必要がない電気錠のため、摩耗による部品の消耗や異物の混入を防ぐことでカードロックの耐久性が向上しています。


○多様性・拡張性

希望に合わせてゲストカードで施設内のエントランスやエレベーターの電気錠制御をする機能や施設内の決済手段として利用する機能への拡張が可能です。例えばフロントが閉まっている深夜にエントランスの電気錠開錠を利用者自身で行うことや、VIPフロアなど一部のフロアは特定のカードを持つ人のみが移動できるようにすることができます。決済はPOSシステムとの連動させることで、レストランや店舗などでのサインを省略し、チェックアウト時にまとめて支払処理ができます。

客室内のカードホルダ―にゲストカードを挿入して客室内の電源をONにする省エネカードホルダー機能もあります。これを設置することで、客室内の電源をON/OFFと在室確認信号のON/OFFを同時に制御ができるようになり、外出時には電気の消し忘れを防いで省エネにつなげることができます。


○業務省力化・省スペース化

ホテルカードロックシステムで自動チェックイン機や自動精算機を導入することができるため、ホテルのフロントオペレーション業務を省力化・効率化ができます。また部屋ごとに用意したキーの保管が不要になるため、フロントの省スペース化ができます。


○リプレースに向いた製品

客室扉に追加加工をすることで、現在使っているホテルロックをホテルカードロックシステム ALV2シリーズに交換することもできます。


○デザイン性の高さ

ホテルカードロックシステムの製品は高級感やデザイン性の良さも評価されており、2012年度グッドデザイン賞やiFデザインアワード2020を受賞しています。レバーハンドルやカードロックを組み合わせて、ホテルの雰囲気に合った製品を選べます。


◎まとめ

ホテルカードロックシステムや電気錠の導入は扉・鍵・電気基盤など幅広い専門知識が必要です。また電気錠の導入は規模・工事計画によっても工期や費用が変わります。ホテルカードロックシステムや電気錠の導入ならカギ舎へお問い合わせください。


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