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防犯・トピックス

自動ドアの鍵交換

建物の入り口などに自動ドアを導入する事によって、外の風・雨や埃などの侵入を防ぎながら扉が解放状態になりません。省エネにも繋がり、触れずに扉を開けられるので衛生管理にも自動ドアは適しています。一方で稼働率の高い自動ドアは部品の消耗が早いので、劣化した部品や錠前を使い続けることがないように定期的なメンテナンスと、必要に応じて部品の交換や鍵交換が必要です。一般的にシリンダー錠の平均寿命は10年、電気錠の平均寿命は7年と言われており、頻度や環境で錠前の寿命は変わってくるので、頻繁に使用する自動ドアの錠前はシリンダー錠・電気錠ともに5年を目安に鍵交換することをおすすめします。また、経年劣化によって自動ドア自体の部品も消耗していくので定期的な部品交換も必要になります。その際にどのような鍵に鍵交換をすればいいのか、部品の交換のタイミングなども含めて詳しくご紹介します。

◎自動ドアとは

毎日当たり前のようにオフィスや商業施設、病院などで使用している自動ドアですが、自動ドアの歴史は長く、ギリシャ時代に神殿の扉を火の強弱を利用した空気圧の力で開閉したのがはじまりという記録が残されています。自動ドアは、昭和の初期頃から日本のさまざまな場所で活躍されるようになったと言われており、主に航空母艦や艦船の防火防弾用として使われていました1926年には山手線の電車、1927年には地下鉄道1000形電車にコンプレッサーを使って作動する空圧式の自動ドアが使用されていた記録が残されています。1957年には、建物にも自動ドアは使用されるようになり、油圧式・空圧式の自動ドアが誕生しました。その後、1964年開催の東京オリンピックと共に自動ドアの普及は増加していきましたが、油圧式・空圧式の自動ドアはエネルギー効率が悪いのが欠点でしたが、電気制御の技術の発展と共にモータを直接制御することが出来るようになり、徐々に電気式の自動ドアが普及していきました。現在、日本で多く使われている自動ドアは日本式と呼ばれる引き戸タイプのもので、海外では開き戸タイプの自動ドアが多いとされています。


 

◎自動ドアの構造

自動ドアは、センサーが通行人を認識すると制御装置へ信号が送信され、受信された信号を受け取り自動ドアのドアが開く構造になっており、その様な動作を可能にしているのが何種類もの精密な装置になります。自動ドアの心臓部と言われているドアオペレーターは、ドアを開閉させる為に必要な装置で、自動ドアの上部分に取り付けられています。ドアオペレーターは制御装置の一式を指した名称になっており、ドアエンジン、コントローラー、プーリ―、ハンガ―レール、吊車、ベルト、メンテナンス用スイッチなどから構成されています。
〇ドアエンジン(モーター)

ドアエンジンは自動ドアの開閉の作動に直接関係する動力装置で、電気モーターを動力として稼働しています。ドアエンジンは、重いドアを開けるだけではなく、危険だと判断した場合に緊急停止などの事態にもドアエンジンは役立ちます。
〇コントローラー

コントローラーは自動ドアの頭脳ともいわれている部分で、センサーからの信号を受けてモーターに伝達し開閉の信号を伝達します。「開く」「閉じる」といった動きは、勢い良く開いて勢いよく閉まってしまうと通行する人が非常に危険なので、コントローラーはドアの移動距離を把握し、開~閉までのモーターの速度を管理し調整しています。
〇プーリ―

プーリは従動プーリーと駆動プーリーがあり円筒状の形状をしており、プーリーの大きさを変えることで速度を変化させることもできます。プーリーはベルトと連動することで力を発揮し自動ドアの動作にかかせない部品で、自動ドアが開閉する度にプーリーは作動するので消耗が激しく、使用して劣化してくると異音の原因になるので、推奨交換年数の7年が交換の目安のひとつになります。
〇ハンガーレール・吊車

ハンガーレールは自動ドアの扉を動かすための吊車を走らせるレールで、ハンガーレールの上を吊車が走ることで自動ドアが開閉します。自動ドアの扉は吊車に吊るされており吊車・ハンガーレールどちらかが故障した場合自動ドアは作動することが出来ません。ハンガーレールや吊車が劣化してしまった場合に起きる現象が異音の発生やドアのガタつきです。放っておくと走行抵抗が大きくなって吊車の破損で脱輪しドアが外れてしまう事もあるので、異音が発生しているなどの症状が発生しているのであれば早めに交換をしましょう。
〇ベルト

自動ドアのベルトの役割はモーターの回転の力をドアに伝える働きをします。自動ドアのベルトはゴムや金属線、樹脂などをサンドして作られており、簡単には切れないほど耐久力に優れていますが、使用年数がたつと摩擦の影響で劣化していくので7年を目安に交換をしましょう。
〇メンテナンス用スイッチ

自動ドアのメンテナンス時にドアオペレーターの電源をONOFFに切り替える装置です。自動ドアの構造で無目という部分があり、無目はドアオペレーターなどが収められているケースで、自動ドアの扉の上部のセンサーがついている部分で精密な機械が収納されています。
○ランマ

ランマという部分は、無目と天井の間を指しガラスなどをはめ込んで構成します。自動ドアは引き戸を含めたドアも自動ドアの構造のひとつですが、自動ドアの動く2枚の扉の外側には動かない扉があります。それがFIXという開閉しない固定された建具になります。
○ガイドレール

自動ドアの床の部分に設置してある溝がガイドレールです。ガイドレールが無ければ自動ドアの扉もスムーズに進むことが出来ないのでとても重要な構造のひとつです。ドアの下についている振止めという部品がガイドレール内に入りドアが外れるのを防止していたり自動ドアの扉のレール外に飛び出ないように工夫されています。

◎自動ドアの種類

自動ドアにはいくつか種類があるため、環境やシチュエーションによって適した扉を選ぶ必要があります。

〇引き戸

引き戸タイプは日本でよく見かける自動ドアです。コンビニなどで使われている自動ドアも引き戸タイプになります。引き戸タイプは、左右にスライドして開くタイプの自動ドアで、扉の向こう側に人がいても開き戸のように縦に開かないので扉の向こう側の人に当たらない、扉が開いているときは壁に収納されるので狭い空間などでも設置できるメリットがあります。日本の自動ドアで1番使われているのが引き戸タイプですが、同じ引き戸でもドアを引く方向が左右違うものや間口が大きく開くタイプなどがあります。
〇折戸

折戸タイプの自動ドアはデザイン性に優れており、自動でセンサーが反応すると左右に折りたたまれるように扉が開きます。日本では、手術室などの入り口に使われることが多く、自動扉の収納スペースが必要ないため広い開口部を確保でき、床にガイドレールが無いので患者にストレスを与えることなく移動する事が可能です。ドアエンジンを2台積んでいる場合、両開き対応タイプであれば、左右のドアを同じタイミングで開くように同期制御にも対応しています。
〇開き戸

開き戸タイプの自動ドアは、大人数を通行させる設計で作られていなく、引き戸タイプと比べても通行スペースが狭いため、日本の公共施設・商用施設ではあまり見かけません。また、風の影響を受けてしまうので外には設置できないほか、扉が開くときに扉の向こう側に人に当たってしまうことや指を挟んでしまうリスクがあります。日本では取り付けが少ない自動ドアですが、車いす生活をしている家は、開き戸タイプの自動ドアは役立っています。
〇回転ドア

回転ドアは扉部分が回転して開閉する自動ドアで、通行人が通過しても常に閉まっている状態を保つことができます。外から外気が入ってくるのを抑え、室内の温度を一定に温度の保つことができ、急激な温度変化がないため冷暖房などの空調設備のコスト削減につながりCO2の削減にも効果的とされています。



◎自動ドアのセンサー

環境によってさまざまな種類の自動ドアがあり、自動ドアについているセンサーも環境や用途によって使い分けることによって効果が変わってきます。昔の自動ドアに使われていたのは、センサーがマットスイッチ式と呼ばれるもので、マットの上に人が乗ると重さで認識し扉を開けてくれるというものです。耐久力や耐水性に優れていましたが、軽い人が乗った場合に反応してくれなく扉にぶつかってしまうなどの問題がありました。遠赤外線を利用した熱線センサーは、センサーの遠赤外線検知エリアに入ると床との温度変化を比較して自動ドアが開く構造になっていますが、動いているものにしか反応しなかったり、夏場など床との温度差がない場合など検知してもらえず開かないなどのデメリットがあります。現在は光線反射タイプのセンサーが取り付けられていることが多く、無目や天井などに取り付けが可能で、設置されているセンサーから光線を照射しその反射量の変化で自動ドアが開く仕組みになっています。光線反射タイプのセンサーには、熱線センサーにはなかった静止している物も検知が出来るようになり扉が開かないなどの問題も解決されています。光線反射タイプのセンサーのほかにも電光センサーがあり、無目や天井にセンサーを取り付けるのではなくドアの両脇に取り付けるタイプで、両脇に取り付けた投光器と受光器の間に生まれる光線を遮ることによって扉が開く仕組みになっています。光線を遮った状態であれば扉は開くことなく開いたままを維持し続けます。超音波センサーは主に無目に取り付けられており、超音波を放出しているエリアに入ったら扉が開く仕組みになっています。光線センサーと同様に超音波を放出しているエリアにいる間は扉が閉まることはありません。ほかにも自動ドアにはタッチ式のセンサーがあり、ボタンやプレートを押して扉を開けるもので、センサーエリアが広く取れない場合に取り付けられることが多いです。昔と違い現在はワイヤレスになっているので、配線などもなく美観なども損なわずに設置することができます。タッチ式センサーにはボタンを押さなくても済む扉に手をかざすだけで開く非接触タイプのセンサーもあります。自動ドアのセンサーのなかには、扉を開けたりするだけではなく安全を守る補助センサーが取り付けられています。補助センサーは通行人やドアの近くで停まっている人がドアに挟まれないようにするセンサーで、光電センサー・光線反射センサー・超音波センサーなどの起動センサーと組み合わせることで機能を発揮し、扉が閉まる時に異変を感じると扉は自動的に閉まらず全開に開きます。

◎自動ドアのトラブル

自動ドアは見た目以上に精密な構造で設計されているため、定期的なメンテナンスや部品の交換も必要な設備ですが、未然に防げる小さなトラブルもあります。小さなトラブルをそのままにしていると大きなトラブルに繋がってしまうので、素人でも対応できるトラブル、専門業者でなければ対処できないトラブル知っておく必要があります。自動ドアが手動では動くのに自動で開かない場合は、故障かなと疑いがちですが、まずは電源が入っているのかを確認しましょう。電源が入っているのに自動で動かない場合は何かしらのトラブルが起こっている可能性があるので専門業者に連絡をして対処してもらいましょう。次に、自動でも手動でも自動ドアが動かない場合は、鍵がかかったままの状態かもしれません。鍵がかかったまま自動ドアを作動させると、自動ドアの内部の部品や鍵の破損で鍵交換などの原因になってしまいますので注意しましょう。鍵を外しても動かないときに考えられるのが、扉の下ガイドレールの隙間などにゴミや埃などの異物が挟まっているケースです。逆にガイドレールに異物があると、誰もいないのに自動ドアの扉が勝手に開いたり閉まったりするトラブルが発生する恐れがあります。そういった事態にならないためにも、ガイドレールの隙間などは定期的に清掃を行い、大きな事態にならないように自分たちでメンテナンスすることも大切です。ほかにも、自動ドアの扉がいつものスピードではなくゆっくり動くといった現象が起きたときは、ドアオペレーター内のコントローラーがエラーを起こしている可能性があるので、1度電源を切って再起動してみてください。再起動をして最初の1回目の開閉は自動ドアが初期動作の確認をしていますので、先ほどと同じようにゆっくり扉が動き出しますが24回ほど自動ドアの扉が通常のスピードに戻らない場合は、専門業者に連絡をして確認してもらいましょう。自動ドアの扉が閉まる時などにスムーズに閉まらない場合や異音がする場合は、扉の下とガイドレールに原因がある可能性があります。自動ドアの異音の原因はさまざまですが、自動ドアの扉の滑りが悪くなっている可能性があります。対処法としては、扉下とガイドレールの間に潤滑油を吹きかけてみてそれでも改善されない場合は専門業者に修理してもらう必要があります。タッチスイッチを押したけど自動ドアの扉が開かない原因によくあることは電池切れです。タッチスイッチはボタンを押すとセンサーが反応して扉が開く仕組みですが、ボタン部分は電池で稼働しておりドライバーでカバーを外せば簡単に電池交換が可能になっています。

◎自動ドアの鍵の種類

病院やオフィスなどさまざまな場所で活躍している自動ドアですが、取り付ける鍵にもいくつか種類があるので自動ドアの鍵についてご紹介します。古い自動ドアには、レバータンブラー錠が使われていることが多く、別名棒鍵とも呼ばれており、18世紀頃イギリスで原型が発明された錠前です。現在は、南京錠や引出しに使われることがあり、錠の内部にあるタンブラー(鍵穴の内部にある障害物)が板状になっておりレバーのように動く仕組みになっています。レバータンブラーのH型の溝は、ツクと呼ばれデッドボルト(施錠するときの突起)がツクの中に納まっている構造になっており、鍵をシリンダーにさしこみ回転させることで鍵穴の内部の障害物が持ち上げられ、デッドボルトの突起部分がツクの中心を通過して解錠・施錠できる仕組みになっています。レバータンブラー錠の鍵は細長いシンプルな棒鍵で構造が単純なため防犯面では性能が高いとは言えないので、大きなトラブルになる前に鍵交換をおすすめします。次に、自動ドアに取り付け可能な鍵はシリンダー錠で、シリンダー錠は自動ドア以外にも自宅や会社などで見る機会が多い一般的な鍵になっています。シリンダー錠の構造はシリンダーのなかに外筒というものがあり、さらにもうひとつ内筒が入っています。外筒は錠のケース部分に固定され内筒の部分に鍵穴があり、内筒と外筒にそれぞれタンブラー(鍵穴の内部にある障害物)があります。シリンダー錠は、円筒形の本体に鍵を挿し込んで施錠・解錠できシリンダーの種類や鍵の形はさまざまで、鍵の両面がギザギザした鍵山が「く」の字になっているのが特徴なのがディスクシリンダー錠と呼ばれるものです。ディスクシリンダー錠は、鍵穴の内部にディスクと呼ばれる部品と鍵のギザギザが噛み合い開錠・施錠できる仕組みになっています。ピンシリンダー錠は、片方だけがギザギザした鍵山があるタイプで一方だけに設置された複数のピンを押し上げることで解錠・施錠が可能です。ピンシリンダーは埃などにも強く倉庫などでも使われています。ディンプルキーの鍵はギザギザ下鍵山ではなく表面や側面にくぼみがあり、ピッキングされにくい鍵となっていますので、鍵交換におすすめです。ディンプルキーのタンブラー(鍵穴内部の障害物)は先ほど紹介したシリンダー錠と違い、あらゆる向きで設置されているので、鍵違い数が何億通りとあるのでピッキングが困難のため鍵交換をする場合には適しています。また、ひとつの鍵だけでは不安という人には、もうひとつ鍵を取り付けるワンドア・ツーロックも鍵交換ではおすすめです。

◎自動ドアのカギトラブル

自動ドアが配置される場所は通行量が多いことが多く、自動ドアの鍵の故障も珍しいことではありません。自動ドアの鍵のトラブルで良く起きるトラブルのひとつは、鍵は回るが鍵がかかった手ごたえはなく施錠できず空回りしている状態です。空回の原因としては、摩擦による鍵やシリンダー(鍵穴)の消耗によるもので鍵とシリンダー(鍵穴)が合わなくなることから起きます。鍵がかからないからと何回も回したりを続けていると、シリンダー(鍵穴)内部の破損や錠前のほかの部分の破損の原因にもなるため、シリンダー(鍵穴)のみの鍵交換で済むものが錠前全体の鍵交換をしなくてはならない事態になりかねないので注意が必要です。ほかにも自動ドアのカギトラブルでよく起こるのがシリンダー(鍵穴)に鍵が刺さらない現象です。特に通行量が多く出入りの激しい店舗・病院や会社などは起こりやすく、シリンダー(鍵穴)の内部にゴミや埃などの異物が溜まっていることが原因としてあげられます。自動ドアの鍵は扉の下部分についているのでシリンダー(鍵穴)には、ゴミや埃などの異物が溜まりやすくなっています。シリンダー(鍵穴)の中に異物があまり入り込んでいない状態であれば、簡単な掃除などで解決できる場合もありますが、それでも症状が治まらないのであればゴミや埃が原因ではなく、経年劣化によって起きている錠前の不具合の可能性もあるので修理や鍵交換を検討しましょう。また、鍵がシリンダー(鍵穴)の中で折れてしまうトラブルもあります。シリンダー(鍵穴)の中で鍵が詰まってしまった状態で鍵を回したり、鍵がうまく回らないときに無理やり回した時などに起きることが多いです。鍵が回りずらくなってしまったときは、シリンダー(鍵穴)のなかの潤滑油がなく滑りが悪くなっている可能性もあるので、まず鍵専用の潤滑油を吹きかけてみてください。それでも動きが変わらない場合は、専門業者に連絡し鍵交換などの相談をしてください。自動ドアに取り付け可能な鍵はキーが必要なく、暗証番号を入力して解錠するテンキー錠もあります。テンキー錠は電気錠の1種で、09までの数字を組み合わせた暗証番号を入力して、施錠・解錠できる仕組みになっています。ピッキングや鍵の紛失・盗難・複製などのトラブルを防ぐことができますが、解錠する時に外部の人に暗証番号を覗き見られたりした場合は、簡単に解錠されてしまいますので入力の際は注意して入力しましょう。入力ごとに数字の配列が変わるランダムテンキータイプにすることで覗き見られても暗証番号を手の動きなどで察知されずらいので、鍵交換などでテンキー錠を導入するときはランダムテンキーをおすすめします。



◎自動ドアの鍵交換

自動ドアはとても便利で導入するメリットも非常に多く年々と導入数は増えていますがやはり心配されるのが防犯面です。自動ドアの防犯には鍵による防犯対策が必要不可欠なので適切な鍵選びと鍵交換が大切です。10年以上鍵交換していない自動ドアや、自動ドアの鍵が故障した際は最新の鍵に鍵交換することをおすすめします。自動ドアなどに使われる鍵は、施錠するときに使われる鍵をキーと呼び、扉側についている鍵穴部分を錠と言い、鍵と錠のセットを錠前と呼びます。錠前はラッチボルト(仮締状態ノブで操作)・デッドボルト(施錠するときの突起サムターンで操作)・フロント(ラッチボルトとデッドボルトが出入口のカバー)・ストライク(ラッチボルトとデッドボルトの受け)・ノブ(取っ手でラッチボルトの出し入れをする)・サムターン(施錠時に回すものデッドボルトを出し入れするもの)・シリンダー(鍵穴)・ケース(全ての機構の収納箱)で構成されています。鍵交換をする場合に基本的な鍵交換は錠のなかのシリンダー(鍵穴)の交換を鍵交換と言いますが、必要によってデットボルトやほかの錠の部品の劣化などで起きる不具合などで錠前全体を鍵交換しなくてはならない場合も鍵交換になります。自動ドアの鍵はデットボルトが地面に刺さるようにして自動ドアの扉の鍵を閉めています。自動ドアの鍵は自動ドアの扉の下部分についており、自動ドアの鍵交換をする場合は、まず鍵交換をする扉を外さなくてはいけません。両開きの引き戸タイプの場合は、扉1枚に対してひとつ鍵がついているので、2枚分の鍵交換が必要になります。扉も2枚外さないと鍵交換ができないので鍵交換ができるようにするために扉を外していきます。まず、上部のセンサーがついている部分のカバー(無目)を外さないと鍵交換ができないので、まずカバー(無目)部分にセンサーが取り付けられているのであれば、センサーを外してからカバー(無目)を外します。カバー(無目)を取り外すとなかには自動ドアを吊っている部分や自動ドアを動かしている動力部がでてくるので、自動ドアの扉を外し鍵交換が可能の状態になります。自動ドアの扉は、ガラス扉の場合が多いので鍵交換で外す場合には割れないように最善の注意を払って外し鍵交換ができる状態にします。自動ドアの鍵もシリンダー錠の場合は、自宅で使われている玄関の鍵と同じ錠前の構造をしているので、鍵交換する場合、まずはデットボルトなどがついている部分のカバー(フロント)部分とシリンダー(鍵穴)を取り外して鍵交換をします。鍵交換が完了したら外した手順と逆の手順で元に戻して動作確認を行い正常動作が確認出来たら鍵交換が無事完了となります。シリンダー錠で鍵交換を検討しているのであれば防犯性能の高いピッキング対策にも定評のあるディンプルキーへの鍵交換がおすすめです。また、自動ドアの内側の錠はつまみを回して解錠・施錠するタイプのサムターン式が多いので、防犯等の面で心配でしたら内側もシリンダー(鍵穴)タイプの鍵に鍵交換することで防犯性能を上げることが可能です。次にテンキーなどの電気錠に鍵交換する場合は自動ドアの設備自体を変える工事が必要にはなりますが、シリンダー錠のような物理鍵とは違い鍵をなくしてしまったから鍵交換をするなどの問題もなく、現在はインターネットの普及もされているので会社などに取り付ける場合は社員の入退室などの確認や管理もインターネット上で確認も可能でランダムテンキータイプの鍵に鍵交換をすれば解錠ごとに数字の配列も変わりますので覗き見・手の動きなどで番号を察知される心配もありません。故障などで鍵交換をする場合に、物理的な鍵と違い自動ドアの扉を外して鍵交換をする必要がないので鍵交換の作業中に自動ドアの扉が割れてしまうなどの心配がありません。自動ドアの扉を外しての鍵交換と外さないで済む鍵交換では鍵交換の費用が変わってくる場合があります。初期費用は掛かってしまうかもしれませんが鍵交換する場合の費用を安く抑えて防犯性の高い鍵交換がしたいという場合は電気錠への鍵交換をおすすめします。

◎まとめ

私たちが毎日当たり前のように使っている自動ドアですが、その歴史は古く、複雑な構造とさまざまな仕組みや機能で作動をしています。安全に長く使い続けるためには定期的なメンテナンスが欠かせません。自動ドアの鍵交換において、シリンダー錠の寿命は10年程度となっていますが、気になる不具合があったり、鍵交換しないで10年以上同じ鍵を使っている自動ドアがあれば早めの鍵交換をおすすめします。また古い鍵はピッキングされやすいため、新しい鍵へ鍵交換すると防犯面においても安全・安心です。


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