電気錠や電子錠を新しく取り付けられたお客様から、常にお喜びの声をいただきます。カバンの中に入れていたカギを、ゴソゴソと探さなければいけない。そんなそれまでの煩わしさから解放されるのは、本当に快適です。 しかしデジタルロックを取り付けて間もない頃「デジタルロックが故障した。」とご連絡がありました。 「こんなすぐに壊れてしまうものなの？」お客様は、大変不信感を感じられている様子。それは、デジタルロックの故障ではないかもしれません。 デジタルロックがすぐに故障！？

そのお客様の玄関に取り付けたデジタルロックは、アルファ『EDロックプラス』でした。 『EDロックプラス』は、1984年に発売された暗証番号式の「デジタロック１」の7代目。暗証番号の設定やさまざまなICカードやスマホで施開錠できる利便性あるデジタルロックです。 現在までロングセラーとして長くシリーズ化されているのは、高性能なカギという証です。 お客様は、Suicaで施開錠する設定をされており、設定した暗証番号は忘れてしまったとのこと。Suicaやタグをいくらかざしても、カギが開錠されない。 デジタルロック本体が故障しているわけでなく、Suicaやタグの故障でした。ICカードが読み込めず、デジタルロックに読み込ませられなくなっていたのです。

ICカードやタグの取り扱いに注意

ICカードお折り曲げや衝撃はNG

ICカードの故障で一番多いのは、内臓されているICチップの破損です。 ICチップは大変便利ではありますが、衝撃に弱いというデメリットがあります。 それに少しでも折れ曲がってしまうと、内部の回路の線が切れてしまい使えなくなってしまうおそれもあります。 そのお客様は常に財布にSuicaを収納されており、財布は小銭も同時に入れているようでした。 小銭が多くなってくると、入れているカードに負荷がかかる上、折れ曲がってしまう原因になりかねません。 ICカードをズボンの後ろポケットに入れる方も同様、破損の原因となります。 複数のICカードと一緒に収納はNG

さらに、非接触型のＩＣカードとの収納はあまりよくありません。 本来ICカードを複数重ねて収納しているだけで、不具合は起きません。 財布や定期入れの中に、重ねたままカギを開錠しようとすれば、電波が混信してしまったりデジタルロックの読み取りのタイミングずれが生じ、カギが開かなくなってしまうのです。 とはいえICカードは機械通信するものですから、微弱の電波が常に出ており他のカードと干渉しあい、故障してしまうという可能性も無きにしも非ずです。 何はともあれICカードを長期間使用するためには、乱雑な扱いをしてはならないということです。今回の場合、デジタルロックの故障ではなく、ICカードの故障がわかり問題解決いたしました。 現代ではICカードを取り出すことなく使い分けできるパスケースも販売されていますので、そういったアイテムを使われると今回のようなトラブルを防げますね。 ちなみに、ICカードは水に濡らしてはいけません。故障の原因になってしまいます。

デジタルロックがすぐに故障したら？

デジタルロックの保証期間は、約1年〜2年です。アルファ『EDロックプラス』の保証期間は2年となっており、そんな簡単に故障してしまうケースはありません。 また弊社の取り付け施工保証も、2年おつけしております。 『EDロックプラス』は電子錠ですが、技術のない業者に電気錠の取り付けを依頼すると、施工時にミスをしたせいで故障してしまう場合もございます。 くわしくはこちら:家のカギが開かない閉まらない？電気錠の不具合の原因は？ そのためにも、きちんとした業者に依頼する必要があるのです。 デジタルロックその他カギのことなら、カギ舎セキュスターズにお任せくださいませ。 LINEでのお問い合わせも受け付けております。