東京都の自動ドアの種類とトラブル
「マンションの自動ドアの調子が悪いから交換してほしい」「自動ドアが手動でしか開かなくなった」「自動ドアが勝手に開閉している」など、自動ドアによるトラブルは数多く報告されています。自動ドアの不具合を放置していると、修理だけにはとどまらず、交換も視野にいれなければなりません。この記事では、東京都でも多く導入されている自動ドアの種類や、東京都内での自動ドアのトラブル、ドア修理や交換時期についてご紹介します。
◎東京都に多い自動ドアの種類
東京都にある大型商業施設や企業、マンションなどには必ずといって良いほど自動ドアが設置されています。もはや生活のなかで当たり前の存在となっている自動ドアですが、自動ドアとひとことで言ってもその種類は実にさまざまです。東京都でも多く導入されている一般的な自動ドアといえば、引き戸タイプがあげられます。引き戸タイプの自動ドアは、2枚の扉が左右に開く両開きのもので、コンビニや大型商業施設、病院やマンションなど、人々の出入りが頻繁な場所に導入されています。両開きタイプは間口が広いため、1度の開閉で数人が移動するのにも問題なくスムーズに行える点がメリットです。また引き戸の自動ドアには、1枚のドアだけを動かす片開きタイプもあります。飲食店や美容室など、比較的小規模な店舗に用いられることが多いです。片開きタイプと両開きタイプのどちらを設置するかの基準は、自動ドアの開口の幅で決まります。約200cmあれば両開き戸のドアが適しており、約100cmの開口幅には片開き戸が適しています。引き戸の自動ドアのメリットは、ドア前後のスペースが確保できる点です。突然扉が開いて、通行人にぶつかる心配がなくケガなどのトラブルを防げます。昨今、あまり見かけなくなった自動ドアのひとつに回転式タイプがあります。回転軸を中心に、2~4枚の扉が放射状に設置され、全体が円筒形となっており、見た目も特徴的なドアです。東京都の公共施設などで導入されていたことも多く、開閉するのではなく回転することで出入りします。回転式タイプは、建物を密閉状態にし、室内と室外の遮断を維持できるという特徴を持っています。そのため回転式タイプの自動ドアのはじまりは、冬の寒さが厳しいヨーロッパだとされています。風除スペースが小さいので、空調コストの削減にもつながるというメリットがあります。ほかにも、引き戸と組み合わせて、大型の荷物を搬入可能にするタイプや、非常時には出入口を解放する機能を搭載したものなど、さまざまな種類があります。しかし、回転式ドアに挟まってしまったなどの事故が多数報告されていることから、新規で導入する企業や店舗は減少しています。東京都の住宅にある一般的な扉である開き戸は、リビングや寝室など多くの部屋で用いられていますが、開き戸にも自動ドアが存在します。あまり見かけることはありませんが、開き戸の自動ドアは歴史的には古く、国内製、海外製のものもあります。しかし昨今、見かけない理由としてあげられるのは、ドアが開いたときに人がいた場合、転倒やケガにつながる危険性が大きいことです。引き戸タイプのドアと比較して、スペースを取らずに設置することができますが、危険性を考えて設置する施設は少なくなっています。これまで開き戸タイプを導入していた施設も、交換を機に引き戸にするケースが増えています。自動ドアには、折り戸タイプもあります。折り戸とは、住宅でイメージすると、主にクローゼットや浴室に使用されているタイプのドアのことを言います。扉が重なることがなく、スペースを取らずに設置できることがメリットです。病院内の手術室のほか、通路、化粧室、間仕切りなどで見かけたことがある方もいるのではないでしょうか。折り戸タイプの自動ドアは複雑な作りのため、費用が高いという点がデメリットです。折り戸タイプの自動ドアに不具合が出た場合、自動ドアごと交換となると、同様の自動ドアが販売されていなかったり、各部品が欠品しているといった問題も起こる可能があります。
◎東京都に多い自動ドアのトラブル
人が近づくだけで扉が開閉する自動ドアは、東京都の施設においても欠かせないものとなっています。首都圏である東京都は人口も施設も多いことから便利な反面、自動ドアのトラブルが多発しているのも現状です。東京都で発生しているトラブルであげられるのは「手動で動かない」「手動では動くけど自動で動かない」「開放したまま動かない」「勝手に開閉を繰り返している」「完全に閉まらない」「変な音がする」など、多岐に渡ります。トラブルによっては、自動ドアまるごと交換するといったケースも多いです。自動ドアは、開閉を制御している部分であるオペレーター部と、人の動きを感知してドアの開閉信号を制御装置へ送るセンサー部の構成でできています。オペレータ部内には、駆動装置と制御装置があり、制御装置の指示を受けて駆動装置がドアの開閉をする仕組みとなっています。これらに不具合が起きたり、誤作動が起きたりすると自動ドアのトラブルへとつながります。東京都にある自動ドアのトラブルには、本体だけではなく、付随しているカギに関するトラブルも多くあります。ドアを管理しているマンション管理事務所やビルの管理人などがカギを紛失してしまう、またカギを壊してしまうなどのトラブルもよく起こることです。人々の出入りが多い東京都のビルなどで、カギの紛失といった管理者の不注意でトラブルが起きると、多くの人に迷惑をかけてしまいます。カギの紛失を放置していると、悪用されるなどの事態が考えられるためカギ交換という手段を取らなければなりません。自動ドアのカギ交換は、大元のシリンダーも交換しなければいけないこともあります。自動ドアにはカギの動作による不具合も発生します。例をあげると「ドアを施錠しようとした際にカギが回らない」「カギが入らない」「カギが抜けない」などがあります。こうしたカギトラブルは、カギ業者での対応が必要となってきます。
◎自動ドアのメンテナンス方法
東京都にある数多くの自動ドアですが、日ごろからメンテナンスをすることでトラブルを軽減できます。ここでは、東京都でも多く導入されている引き戸のドアメンテナンスをご紹介します。メンテナンスする場合は、必ず自動ドアの電源を切ってから行ってください。まずは、自動ドアの走行部分周辺の清掃ですが、レール内に小さな石やゴミなどが溜まると、異音がしたりドアの動きが遅くなったりと開閉動作に支障が生じます。東京の高速道路付近にあるビルやマンションのドアは、排気ガスなどで汚れやすく、小石などが飛んでくる可能性も高いため日ごろから意識して取り除いておくと良いでしょう。また、ドアのセンサー部分が汚れてしまうと、正常にセンサーが反応しなくなります。センサーは非常に精密なため、やわらかい布などを使用し優しくホコリ汚れを拭き取ってください。自動ドア本体のガラスや枠部分は、水拭きをしたあと、しっかりと水分を拭き取るために乾拭きをしましょう。頑固な汚れには、中性洗剤を薄めた液を少量付けた布で拭き取ると効果的です。その後は、水拭き、乾拭きの順番で綺麗にしていきましょう。東京都には、自動ドアのメンテナンスを実施している業者が多く存在します。自動ドアの突然のトラブルにそなえて、保守契約を組んでいる管理者も多いです。保守契約とは、ドアを日々安全に作動できるよう、専門業者が決まった月に点検を行うことを言います。保守契約にかかる費用は、契約会社によっても異なりますが、自動ドア1枚につき、1年契約でおおよそ30,000円~60,000円が相場とされています。駆動装置やセンサー、消耗品などの交換を必要に応じて行ってくれるため、自分ではできない部分を任せることができます。保守契約をしていないけれど、日ごろのメンテナンスを徹底していると自信を持っている人でも、どうしてもトラブルは起きてしまいます。自動ドアの修理には必ず、専門の技術や知識が必要となります。調子がおかしいからといって、東京にある専門業者に依頼せず、自分で修理しようとすると不具合箇所が増えたり、完全に破損してしまったりといったケースが考えられます。また、感電などの大きな事故にもつながりかねません。不具合が起きたら、まずは電源を落とし、東京の専門業者に連絡するのが最善です。東京にある自動ドアのカギに関するトラブルにおいても同様です。カギトラブルは、場合によっては錠ケースの交換、シリンダーの交換などが発生する場合があるため、信頼できるカギ業者への依頼が必要となります。ドアの交換や、カギの交換は複雑な作業を含むため、腕のよい業者をしっかりと選定してから依頼しましょう。
◎自動ドアの修理や調整方法
東京都での自動ドアが「近づいても反応しない」トラブルについては、原因としてはセンサーが汚れている可能性が高いです。その場合はやわらかい布で拭き取った上で再度試してみてください。また、反応しない原因には、センサー部分のスイッチが切られているということが稀にあります。さらに見落としがちなのは、ドア本体の電源そのもののスイッチが入っていないという状態です。自動ドアの前に立ってもまったく反応しない場合は慌てずに、まずドアの電源の確認をしましょう。自動ドアからガタガタと音がする場合の調整方法として、レールの清掃があげられますが、ドアの上部から音がする場合は、センサーなどに原因があるため、東京の専門業者へ問い合わせをしてください。ドアが途中までしか開かない・開け閉めのスピードが不自然な場合は、ドア付近にいつもとはちがう物や道具を置いていないかを確認してください。たとえば東京都のマンションなどでよくあるのは、置いている観葉植物が成長して、センサーに反応し、勝手に開閉しているというケースがあります。また、ドアに貼られている張り紙などが、剥がれかけているのが原因で誤作動を起こしている可能性もあります。小さなものでも反応して開け閉めを繰り返すことがあることも覚えておくと良いでしょう。自動ドア周辺はいつもと変わりはないが、不自然な開閉が続く場合には、1度自動ドアの電源を切って再起動してみてください。自動ドアもスマートフォンやパソコンなどと同様で、使用しているうちにバグのような動作を起こすことがあります。再起動してもなおらないときは、迷わず専門業者へ依頼しましょう。
◎使用年数が長い自動ドアは交換を
自動ドアの寿命は、一般的に10年から15年といわれており、交換が必要になります。東京都心部の繁華街では、デザインや機能も最新の自動ドアに交換するなど、常に変化していますが、東京都の下町などでは、昔ながらの自動ドアを交換せず現在も使用している施設が多くあります。長い期間、交換せずに使用していると移動ドアも激しく劣化していきます。さらにメンテナンスを行っていなければ、不具合が起きた時点で、修理だけでは済まず交換になってしまう可能性がおおいに考えられます。交換せずに長く大切に設備を利用し続けるのは、良いことではありますが、摩耗やトラブルのリスクは高くなります。多くの人が出入りする東京都の商業施設やオフィスビルなどはとくに、安全面を考えて寿命と言われる10年・15年を目安に、つねに新しい製品と交換するのが好ましいでしょう。昨今では、防犯対策としてドア交換の際に、電子錠や電気錠化している施設が増加傾向にあります。劣化したカギの交換、防犯性の高いカギへの交換など、ドアの交換を検討している方は、合わせてカギの種類にもこだわってみてはいかがでしょうか。交換を検討している方は、東京都のドア専門業者だけでなく、ドアやカギの交換を同時に行なっているカギ業者へ依頼するのがおすすめです。カギ舎は、東京都の自動ドアの修理・交換・メンテナンスを行なっています。東京都23区、東京都狛江市、武蔵野市、三鷹市、調布市、西東京市を拠点としており、自動ドアの修理・交換を承っております。自動ドアに関する不安は、カギ舎の技術者であるスタッフより最善の方法を提案させていただきます。防犯面にも効果的な最新のカギをご案内することも可能です。
◎まとめ
東京都のあらゆる施設に自動ドアが設置されています。人口や建物も多い東京都では、自動ドアのトラブルは付きもので、全国的にも故障回数や交換回数が圧倒的に多いでしょう。東京都で発生したドアの小さな不具合を放っておくと、修理だけでは済まずに、すぐに交換となる可能性が高いです。交換となると、修理に比べて費用もかさみます。東京都で自動ドアのトラブルを軽減するには、日頃からのメンテナンスや東京のドア専門業者での保守契約をしておくと安心です。