杉並区の玄関ドアの防犯対策はドアノブ交換を
杉並区は、東京都内のなかでも治安の良さや子育て支援制度が充実している街なので、引っ越し先に杉並区を検討されている方も多いのではないでしょうか。杉並区の新生活をより安心して暮らすためにも、玄関のドアノブ交換による防犯対策はかかせません。これから杉並区に引っ越しをする方向けにドアノブの交換をするメリットやドアノブを交換する際のポイントをご紹介します。
◎杉並区が行なっている防犯対策
杉並区は都心へのアクセスのしやすさや駅の近くには商店街やスーパーなどが充実しており、杉並区は都心に比べ落ち着いた住宅街なので、ひとり暮らしの大学生や単身者に杉並区は人気な街です。さらに、杉並区では子育てがしやすい街づくりの計画として、妊娠時の支援や杉並子育て応援券の発行など、さまざまな施策をしています。杉並区は平成30年から5年連続で待機児童ゼロを達成することができ、令和4年からは希望するすべての子どもが認可保育所に入所できる環境を推進している点で、子どものいる家庭にも杉並区は住みやすい街と言えます。杉並区が人気の理由は治安の良さがあげられます。警視庁令和3年度区町村別犯罪件数データの調べによると、杉並区の治安の良さは東京23区中2位と犯罪件数が少ない街となっています。特に杉並区はひったくりの発生件数は0件となっており、杉並区で暮らす大学生や年配の方も安心して、買い物を楽しむことができます。杉並区の治安の良さは、警視庁警察のOBや委託業者の警備員によって構成された安全パトロール隊の存在が大きいです。平日の昼間に杉並区全域を安全パトロール車でパトロールを行うほかに、巡回安全パトロールステーションという相談窓口が杉並区内6か所に設置されています。そこでは、杉並区の住民のさまざまな防犯相談に応対をするなど活動内容は多岐にわたります。特に、杉並区の公園や駅周辺の路上喫煙防止活動や犯罪防止のパトロールを昼夜問わず1年中行っていることから、杉並区の治安は守られていると言えるでしょう。さらに、杉並区では治安を維持するための独自の施策も充実しています。杉並区の空き巣や振り込め詐欺などの最新情報をメール配信サービスにより、防犯に役立つ情報を発信しているので、日頃から防犯対策に役立てられます。杉並区では安全な街づくりを目指し、防犯のボランティアを通じて防犯活動を支援しています。防犯自主団体の立ち上げ、杉並区内の自主的な防犯パトロール活動のほか、杉並区の街全体の防犯力を高めるために、落書き消去剤を無償に配布活動をしています。そのほかにも、杉並区では、安全パトロール隊による無料で住宅の防犯診断を行い、プロの視点から防犯上の問題点やアドバイスが受けられるため、防犯対策を練りやすくなります。しかし杉並区の施策だけでは、犯罪被害を避けることはできません。杉並区の空き巣件数は年々減少傾向にはなっておりますが、令和3年に杉並区で起きた侵入窃盗件数は77件となっており、そのうち一般住宅の空き巣への被害件数は29件とされているため、杉並区の治安は他の地域に比べ良いからといって油断はできないものです。空き巣犯は昼間の人通りが少ない立地の家を狙う傾向があり、家の周辺の情報を入念に調べています。特に侵入のしやすさや見つかった場合は逃走しやすさ、さらにインターホンを鳴らし、家のなかが留守になっている確認を何度も行い、犯行に及ぶとされています。空き巣は窓を割って鍵を開けて入ると思われがちですが、侵入手口の約60%が無締りにより侵入を許してしまうケースが多く、ピッキングによる施錠開けが17.8%となっています。そのため、住宅の施錠はもちろん、住宅の鍵やドアノブを防犯性が高いものに交換をするなど、日頃の防犯意識を高める必要があります。

◎玄関ドアに使われているドアノブの種類
私たちが生活をする住宅で日頃から使われているドアノブも、玄関ドアの開閉の仕方によってさまざまな種類があります。ドアノブの種類は「玉座タイプ」「サムタッチタイプ」「レバーハンドルタイプ」「プッシュプルタイプ」にわけることができます。玄関のドアノブを交換する際は、ドアの素材や防犯性は優れているのかという点も重要となります。玉座タイプの形は、円筒型で真ん中部分に鍵穴がついており、主に賃貸住宅や会社内のドアなどに多く利用されているタイプです。最近では、新築の玄関のドアノブとして使われることが少なくなっています。玉座とは握り玉とも呼ばれているため、ドアノブを握り回すことで、ラッチという留め金が外れてドアが開く構造とシンプルな作りなので、防犯面では不安が残る部分があります。サムタッチタイプは、アンティークなデザインされたものが多く、装飾錠とも呼ばれています。ドアノブの上部ついているラッチを親指で押すことでドアを開けることができ、築年数が古い住宅やドアのデザインにこだわりたい住宅に使われていることが多いです。ドアノブの部品が経年劣化することで、ラッチが固くなり押しにくくなる、さびによってラッチが動かなくなるなど、玄関ドアの開閉ができなくなることもあります。そのため、違和感を感じたら早めにドアノブの修理、または交換をしましょう。レバーハンドルタイプは、ドアノブの握り部分が棒状のレバーになっているものが多いです。レバーを下げてドアを押し引きすることでドアの開閉ができるため、小さな子どもや年配の方も開けやすい構造です。防犯性や耐久性にも優れているため、アパートや集合住宅の玄関ドアに使われていることが多く、ドアの開閉のしやすさから室内のドアノブとしても使われています。プッシュプルタイプとは、縦長のハンドルを押し引きするだけで、玄関ドアを開けられる構造になっています。買い物帰りで重たい荷物を持っているときや、小さな子どもや年配の方でも簡単に開けられます。さらにハンドルの上下に鍵穴が2つあるため、防犯性にも優れているため、近年では新築物件などで多く使われているドアノブです。
◎古いドアノブはトラブルの原因に
長い間ドアノブを交換されていない場合は、新しいドアノブに交換をすることを検討しましょう。毎日のようにドアノブは開閉されていることから経年劣化により、少しずつ調子が悪くなるのは避けられません。ドアノブの寿命は一般的に約10年と言われています。ドアノブのタイプや使用場所、使用頻度によって違いがありますが、ドアノブは開閉されることが多いため、寿命も短くなることがあります。ドアノブが空回りをしたり、ドアノブのゆるみ、がたつきはじめたときがドアノブの調子が悪い兆候かもしれません。空回りの原因は、ドアノブ内に入っているバネの劣化によるものです。バネの伸縮によりラッチが動きドアの開閉がされますが、年数が経つとバネの伸縮も弱くなり、ラッチが動かなくなることでドアノブを回しても空回りしてしまいます。ドアノブのゆるみやがたつきは、ネジの締まりがゆるくなっていたり、部品の劣化が原因です。ネジを締めなおすことでゆるみは一時的に解消されますが、頻繁にネジを締めなおすことが多くなってきている場合は、部品の劣化の可能性があります。そのまま使い続けていると、ドアノブが外れてしまう危険性があるため、不調を感じる場合は、早めに新しいドアノブに交換をしましょう。ドアノブは問題なく使えている状態であっても、鍵が回しにくくなったり、差し込みにくくなっている状態は鍵穴の劣化が進んでいることが多いです。最悪のケースでは、鍵穴のなかで鍵が折れてしまうこともあるので、日頃のメンテナンスはかかせません。定期的に鍵穴のなかを掃除機やエアダスターなどで、ごみやほこりを取り除くことで、鍵にかかる負担を減らすことができます。また、鍵にたまった汚れを歯ブラシで磨くことで、鍵穴のトラブルを防ぐことができるため、定期的に行うと良いでしょう。鍵穴のメンテナンスに円滑油を差し込む場合、市販で売られている円滑油を使ってしまうと、ごみが溜まってしまう危険性があるため、鍵穴専用の円滑油を使い、鍵穴のメンテナンスを行いましょう。

◎ドアノブの交換と防犯性
新しくドアノブを交換することにより、トラブルを未然に防ぐことができるだけではなく、同時に防犯性を高められる点で有効とされています。古いドアノブのなかには、ピンシリンダーが使用されていることが多いです。ピンシリンダーとは、鍵の片面がギザギザに刻まれ、鍵穴内にあるピンを押し上げることにより、玄関ドアの施解錠を行います。シンプルな構造になっていることから、空き巣犯によるピッキング被害を受けてしまう可能性も高いです。空き巣犯は、住宅に侵入するまでの時間が5分以上かかると約7割の空き巣犯が諦めるとされているため、防犯対策には構造が複雑になっているディンプルシリンダーに交換することを推奨します。ディンプルシリンダーとは、鍵先が丸くなっており、複数の丸いくぼみによって作られています。溝の大きさや深さが製品によって異なり、理論鍵違い数は10~1,000億以上と幅広く、複数のピンが鍵と合わなければ施解錠ができない構造のため、ピッキングが非常に困難になっています。ディンプルシリンダーは防犯性が高いため、2000年以降から新築の一戸建て住宅や集合住宅などに多く使われています。ドアノブを新しく交換をする際は、プッシュプルタイプを選ぶことでより防犯性が高まります。プッシュプルタイプは、施錠が2箇所にわかれておりピッキングに時間がかかります。鎌デッドを備えているものも多く、玄関ドアを壊すバール攻撃に対しても高い防犯性能があるため、ドアノブを交換の際はプッシュプルタイプを選ぶと良いでしょう。
◎ドアノブ交換をするときの注意点
ドアノブを交換する際、ご自身で行われようと考える方もいるかもしれません。ドアの開き方によってドアノブのタイプやサイズを調べたり、誤った方法でドアノブを交換してしまうと、正常にドアの開閉ができない危険性があります。ドアノブの交換時によくあるトラブルとしては、購入したドアノブのサイズとドアの厚みが合わなく、交換ができないことがあります。ドアノブを交換する場合は、ドアノブに記載されている品番が今まで使っていたものの品番と同じ場合、ドアの厚みを測らずに交換することができます。しかし、古いドアノブから新しく同じものに交換をする場合、廃盤になっているケースもあります。ドアノブを交換する際は、ドアの厚みやフロントプレートの大きさ、ドアノブの中心からドア端までの長さやフロントプレートを固定する上下のビスの間隔を確認する必要があります。そのほかにも、ドアの側面についているラッチの向きを間違えてドアノブを交換してしまい、ドアが閉まらないことがあります。ドアが閉まる向きとラッチの傾斜の面が向くように交換されていないことが原因としてあげられます。このようにドアノブの交換だけでも、さまざまな知識が必要なため、時間と手間を省く点でも、専門業者にドアノブ交換を依頼しましょう。ドアノブを交換するときは、杉並区の賃貸物件を借りている場合は管理会社には事前に連絡をして必ず許可が必要です。管理会社に連絡をとらずドアノブの交換をしてしまうと、退去の際に原状回復が必要になります。原状回復とは、部屋の状態を生活のなかで生じてしまった傷や汚れ以外の部分で、入居前の状態に戻さないといけないことを言います。もし、原状回復ができない場合は、管理会社から原状回復費用という賠償金が発生してしまうため、交換をする際は、必ず管理会社に連絡をして許可をもらいましょう。

◎ドアノブ交換を依頼するときに選ぶポイント
ドアノブを交換する場合は、杉並区を中心に鍵交換をしている業者に依頼をすると良いでしょう。鍵業者は鍵のトラブルだけではなく、住宅のドアに関する知識と豊富な経験があるため、即日対応も可能になります。杉並区内にはさまざまな鍵業者があるため、ドアノブの交換依頼をする際のポイントをご紹介します。無料見積もりや工事費など、明確な料金体系が記載されている業者に依頼しましょう。見積もり内容をあいまいに出し、交換作業を終えた後に追加で別途費用として請求をしてくる業者も存在するため、注意が必要です。さらに、無料見積もりではない業者に見積もり依頼をした場合、見積もりを見て、万が一キャンセルをしたいときにキャンセル費用が発生してしまう可能性があります。見積もりを依頼する際は、無料で行っているか、工事費の料金体系は記載されているかを確認したうえで依頼をしましょう。また年中無休24時間体制で受付や工事をしており、アフターフォローサービスの無料保証がついている業者を選ぶのもポイントになります。ドアノブのトラブルはいつ起きるかわからないため、24時間対応している杉並区の鍵業者に依頼ができると、時間問わずいつでも駆けつけてくれると安心できるでしょう。アフターフォローサービスや施工保証がついている場合、ドアノブ交換で再度トラブルが起きたときにも、いつでも相談ができ新たに鍵業者を探す手間もなくなるので、受付体制が整っている業者を選ぶようにしましょう。
◎まとめ
杉並区は治安が良く暮らしやすい街ですが、新しくドアノブ交換をして日頃の防犯意識を高めていく必要があります。カギ舎は杉並区に本社を構え、熟練のスタッフが多数在籍をしているおり、都内中心に月間2,500ヶ所以上の作業実績があります。無料見積もり対応もしており、年中無休24時間いつでもお客様のご要望にお応えいたします。杉並区でドアノブ交換を検討されている方はお気軽にご相談ください。