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近年建物のセキュリティ性向上のために、公共施設や医療機関、企業などの出入り口や特定のエリアに生体認証のひとつである顔認証システムを導入する所が増えています。この記事では、顔認証システムの仕組みや種類について、顔認証のメリットやほかシステムとの連携、顔認証システムの導入事例について詳しくご紹介します。
企業などに顔認証システムを導入する際には、デバイス型とクラウド型から選ぶことになります。顔認証システムのなかには、ネットワークを経由して動作するものがあります。顔認証のデバイスタイプは、ほかの機器に接続することなく単独で動作している仕組みです。建物の出入り口などに顔認証を導入する場合、パソコンを経由しなくても機器から顔の登録や認証、記録が可能となっています。たとえば、建物における特定の部屋のドア付近やエリアなどにそれぞれ顔認証機器を導入すると、各機器に入室や退室した人物の顔の情報などが保存されます。保存されたデータについては、USBメモリなどを使い顔認証機器から情報を引き出し、パソコンで確認したり管理することが可能です。つまり、多くの場所に顔認証機器を導入していても、パソコンにまとめて保存すれば一括で管理することが可能となるのです。顔認証のデバイス型は認証速度が速く、ランニングコストが比較的安価なことが特徴としてあげられます。個人情報を建物内のみで管理できるなど、各々のニーズに合わせた性能を備えた顔認証システムを導入できる点もメリットです。顔認証のクラウドタイプは、インターネットのネットワークシステムによりパソコンなどからいつでもアクセス可能なシステムを導入しています。パソコンの管理画面から入室や退室、在室の状況が把握でき、記録することも可能となっています。顔認証により入退室の履歴を確認しやすく、誰がいつ、オフィスのどの部屋やエリアにいたのかを客観的に把握できるため、労働時間などの正確な勤怠管理が可能です。顔認証機器に事前に顔を登録した人物以外は特定の部屋に入室できないため、オフィスのセキュリティの向上にもつながります。顔認証のクラウドタイプはサーバーを持たずソフトウェアを使用するため、定期的なメンテナンスを行う必要がありません。業者による定期点検が必要のない、コストパフォーマンスに優れた利便性が高いシステムとなっています。顔認証システムの更新などの運用管理も必要がなく、導入コストを抑えられます。OSや顔認証システムを常に最新の状態で使用できるというメリットもあります。企業の規模や業種によっては、本社以外に複数の支店や工場を持っています。本社や各拠点それぞれクラウドタイプの顔認証機器を導入することにより、わざわざ出向かなくても本社にいながら、ほかの拠点の工場やオフィスなどでパソコンのネットワークにより従業員の入室や退室を一元管理できます。万が一、外部からの不審者や部外者の侵入、特定の部署からの機密情報や顧客情報の持ち出しなどの内部の不正行為が発覚した場合でも、顔認証によるネットワークシステムですぐに把握できるため迅速で適切な対応が可能となっています。