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カード認証システムの仕組みと導入ポイント

企業において勤怠管理をタイムカードで行っていると、スタッフの打刻漏れや、勤怠管理をする管理担当者には締め日のタイムカード回収、集計など手間が掛かります。カード認証システムを導入すると、効率的に勤怠管理を行うことが可能になります。カード認証は、交通系ICカードなどで慣れ親しんでいることから、多くの企業では勤怠管理のカード認証システムの導入の際は、ICカードを活用しています。カード認証は、自社にあった機能が搭載されている製品を選ぶことが大切です。この記事では、カード認証システムの仕組みや、ICカード認証を使った入退室管理システムの導入ポイントをご紹介します。


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KJ3300
◎カード認証システムの仕組み
カード認証システムは、以前はカードの裏に黒いテープの入っている磁気テープのカードを多く見かけていましたが、最近ではICカードの導入が主流となっています。ICカードとは、プラスチック製の板にICチップ(半導体集積回路)が内蔵されているカードのことをいいます。ICカードは1970年に発明されて以降、磁気テープ付きカードの偽造防止や、磁気テープ付きカードより多くの情報を多く取り込むことができることから、ICカードが広く普及されるようになりました。主に金融機関のICキャッシュカード、ICクレジットカード、電子マネー、交通系、スタッフカード、学生カードなど、さまざまな分野で導入されています。ICカードは磁気カードに比べて、データ容量が多いことが特徴です。磁気カードは約72バイトに対して、ICカードは1キロバイト、大きなサイズでは約1メガバイトのデータ容量を取り込むことが可能です。ICカードのICチップはCPUとメモリで構成されており、小さなコンピューターがあるようなもので、データの記録や処理、外部の入出力などができるシステムとなっています。ICカードのカード認証では、記憶や信号を暗号化してカード認証やアクセス制御によりデータの不正な読み取りや改ざんを防ぐことができます。カード認証は、磁気カードに比べると偽造などが困難なため、不正読み取りに対しセキュリティ性が高いといえます。クレジットカードのサイズは、世界中どこでも使用できるように国際規格で統一されており、ICカードのサイズもほとんどが、クレジットカードと共通のサイズが導入されています。このサイズはお財布に入るので持ち運びやすく、なおかつ利用する際にお店などで提示しやすい大きさです。ICカードは同じサイズに合わせることで、店舗などでは複数の端末を用意することなくサービスを行うことができるメリットがあります。ICカード自体は電源をもっていないため、カード認証を行うにはカードリーダーなどの外部機器を通して電力を加えて、情報のやり取りを行う必要があります。カードリーダーにICカードをかざすことやあるいは置くことで通信を行い、ICカードに内蔵されたICチップの情報を読み取り、本人かどうかの認証を行うことで確認をします。カードリーダーを接続する方法には、USB接続とBluetooth接続の2種類があります。パソコンと接続するのであれば、USB接続にする方がベストです。有線でUSB接続することによって安定性が高く、大量のデータのやりとりや保存をすることが可能になります。USBの形状にはType-AとType-Cがあり、パソコンのポート規格とカードリーダーが同じ形状のものを選びましょう。Bluetooth接続はコードレスで通信できことから、パソコン以外にもスマートフォンやタブレット端末からでも接続できることが魅力です。ただし端末がBluetooth接続対応している機器を選択しましょう。
◎カード認証システムにおけるICカードの種類
カード認証システムにICカードを読み取り方法の分類には、「接触型」「非接触型」「デュアルインターフェース型」の3つのタイプがあります。接触型とは、ICカードをカードリーダーに差し込みICカードに埋め込まれているICチップとカードリーダーの金属同士が接触し電力が供給されると、カード認証され情報を読み取ります。接触型のカード認証は、ICカードとカードリーダーは直接接触するため、安定した通信を行うことができ高度な暗号処理も可能です。高いセキュリティ性で確実性が求められる金属分野のクレジットカードやキャッシュカードなどにカード認証に導入されています。非接触型のカード認証は、カード内部はいくつもの層にもなっており、その間にICチップとアンテナが搭載されています。非接触型のICカードをカードリーダーなどの端末の磁界にかざすと、無線通信で情報のやり取りをしてカード認証を行います。接触型はカードリーダーとカード認証を直接接触するので、ICチップ部分が摩擦で線が入ることがありますが、非接触型はカード認証を直接接触しないため、カードの表面に摩擦や損傷を受けにくい構造になっています。また非接触型のカード認証は無線通信で情報をやりとりするので、傍受のリスクが危惧されますが、非接触型のICカードのカード認証ではデータの漏えいや改ざんを防ぐために、通信は暗号化されています。ICカードとカードリーダー間で通信時のカード認証や、重要な個人情報は暗号の方式で行うことによって、高いセキュリティ性が保たれます。非接触型ICカードとカードリーダーのカード認証でデータの読み取りが可能な距離は、一般的なものでは1㎝から10㎝位といわれており、長いものでは1m以上のものもあるものもあります。デュアルインターフェースとは、ひとつのICチップで接触型と非接触型の両方を兼ね備え、2種類の通信方法の特徴は併せ持ったICカードです。今後、接触型のキャッシュカード系と非接触型の交通系ICカードを統合することや、接触型IC端末の銀行のATMから、非接触型の交通系ICカードのチャージといったことが可能になります。非接触型の日本で普及されている代表的なICカードは、FelicaカードとMIFAREカードと呼ばれる、2種類の通信規格になります。Felica(フェリカ)カードとは、ソニー社が開発している技術で日本国内でのみ普及しているICカードです。Felicaカードのカード認証はカードリーダーにかざすだけで、カード検出、相互認証、データを暗号処理も含め約0.1秒と、高速で情報を読み書きすることができます。さらにICカード内の情報を新しいものと何度も書き換えることができ、カード再利用することができることから環境に優しいシステムといえます。カード内には、フォルダーやファイルと同様の機能があるため、複数のサービスが取り込むことが可能です。たとえば、電子マネー、乗物券、スタッフ証、入退室IDなどのさまざまなサービスを1枚のカードで使用することができます。カード認証のFelicaカードは高いセキュリティ性能でICカード内の大切な個人情報などのデータを厳重に守られています。ICカードをかざすだけの使いやすさと高速データ送受信が実現したことで、2001年にJR東日本で「Suica」を導入して以来、バスや電車といった交通機関の乗車券や定期券など幅広い用途に使用されています。交通系ICカードのほかには、コンビニエンスのnanacoやスーパーのWAONといった各種電子マネーでもFeliCaカードが導入されています。Mifare(マイフェア)カードは、オランダのNXPセミコンダクターズ社が開発、製造しており、日本ではFeliCaカードに比べると普及率は低いですが、世界的には最も多く導入されているICカードです。Mifareカードは、暗号機能を標準搭載しており、Felicaカードに比べて比較的安価なため、大量にICカードが使用する場合や大規模な企業などに普及しています。日本では、タバコカードのTaspo(タスポ)や、企業の入退室管理システムで導入されています。Mifareカードのメモリ容量は、1キロバイトと一般的な用途であれば十分な容量を持っており、容量が大きくタイプでは4キロバイトのカードもあります。日常的の使用されている交通系ICカードには、認証時間が高速で改札口では立ち止まらずにカード認証を行えるFelicaカードが採用され、非接触型のPasmoやSuica等のICカードがあります。交通系ICカードのカード認証の際に、パスケースなどに重ねた状態で改札口にかざすと、エラーを起こすことがあります。非接触型のカード認証は電磁波を同時に読み取るので、カードリーダーがどちらをカード認証すればよいのか迷ってしまい不具合が生じてしまうのです。そのため、非接触型のカード認証の場合は、財布とパスケースなど別々の場所に所持する工夫が必要です。昨今では、入退室管理システムや入退室管理システムは非接触式ICカード認証の時代になっています。勤怠管理に利用するカードリーダーでカード認証システムを用いるには、非接触型のICカードで、カード認証を行う必要があります。カード認証の入退室管理システムの通信規格にも、FelicaカードやMifareカードが多く導入されています。
 
◎カード認証を使った入退室管理システムの導入
入退室管理システムは、スタッフの出社時間や退社時間、休日など勤怠管理と連動させることが可能です。働き方改革による法改正で、フレキシブルな働き方が増えており、多様性の勤務形態に対応できる入退室管理システムの導入が増えています。入退室管理システムの認証方法には、カード認証、指紋認証や顔認証などさまざまな認証の種類があります。カード認証は、ICカードをかざすだけの簡単操作で認証が行える仕組みとなっています。カード認証は、初期費用が生体認証などの専用機器に比べると抑えことができるので、低コストでICカード認証の入退室管理システムを導入することが可能です。企業や大学における入退室管理システムの導入の際は、カード認証が多く導入されています。カードリーダーの導入では、カード認証のほかにも指紋認証などが併用できる機種もあります。カード認証の入退室管理システムに使用するICカードの種類には、交通系ICカード、あるいはスタッフ証用のICカードなどが導入されています。交通系ICカードはほとんどの人が所持していることから、企業側では準備が不要なケースもあります。ただし、ICカードにはFelicaやMIFAREなどの通信規制があるため、スタッフが利用できるICカード認証に対応しているカードリーダーを導入するほうが良いでしょう。ICカード認証の入退室管理システムの導入には、カード認証対応の勤怠管理のアプリケーションやカード認証に対応しているカードリーダー、ICカードを揃えことで開始します。ICカード認証対応の入退室管理システム内のスタッフ情報と、個人のICカードに設定されている識別番号を連動することで、出退勤情報が入退室管理システムに記録されます。入退室管理システムにICカードのデータを読み込みには、カードリーダーが必要です。スタッフは出勤時間や退勤時間にカードリーダーにICカードをかざし認証されると打刻が完了します。ICカード認証入退室管理システムの導入に必要なカードリーダーの種類には、2つのタイプがあります。専用のカードリーダーを利用するタイプと、専用アプリをパソコンやタブレットなどのデバイスにインストールして利用するタイプが存在します。専用カードリーダーを利用するタイプとは、いわゆるICカード専用のカードリーダーを利用することです。専用カードリーダーを利用するタイプには、さらに専用機をパソコンに接続する方法と、パソコン不要の読取専用のカードリーダーで行う方法と、2つの方法があります。カードリーダー専用器をパソコンに接続する方法を導入する場合は、パソコンがあればはじめることができ、USBポートでカードリーダー機器に接続することによりカード認証が行えます。持ち運びが自由なため、出張先や外出先などの場所での出退勤打刻にも適しています。パソコン不要の読取専用カードリーダーで行う方法を導入するには、場所を確保して設置する必要があるので、オフィスのスタッフが通る出入口などに設置してすると便利です。読取専用のカードリーダーは、カード認証の打刻機能が備わっているため、初期設定も簡単で、カード認証システムを導入後すぐに開始することができます。パソコンの設定が苦手な方は、読取専用のカードリーダーの方が、難しい設定がないので向いています。専用アプリをデバイスにインストールして利用するタイプは、パソコンやタブレット端末に、入退室管理システムのカード認証に活用するカードリーダー専用アプリをインストールして利用します。またパソコンや社用タブレットなどがある場合では、改めてカードリーダーを購入する必要がないので、コスト削減にもつながります。またWifiの設置などを考慮する必要もありますが、タブレットやスマートフォン端末デバイスから利用できることも特徴です。
◎カード認証システムの導入するメリット
多くの企業などが導入しているカード認証の入退室管理システムは、勤怠管理と連動させることによる効率化をはじめ、カード認証によるさまざまなメリットがあります。すでに入退室管理システムを導入している会社でICカード認証が可能な場合では、カードリーダーを設置するだけで、すぐにICカード認証による出退勤記録を導入することができます。さらにスタッフがICカードをすでに所持しているのであれば、入退室管理システムにスタッフのICカードの識別番号を、登録を行います。生体認証の登録をする場合にはスタッフの生体特徴を登録する手間と時間が掛かりますが、カード認証の登録は識別番号を入力するだけで簡単に済み、生体認証に比べれば、カード認証の導入はとても容易です。カード認証のよる入退室管理システムと勤怠管理を連動させることで、労働管理と交通費・給料計算が同時にできることも魅力です。従来の勤怠管理では、出退勤時間をパソコンなどの直接入力しますが、その場合入力ミスのリスクが高くなり、入力のたびにシステムにログインする手間もかかります。ICカード認証の導入では、個人のICカード情報とスタッフ情報を紐づけすると、打刻などの勤怠管理ができるようになります。勤怠管理システムの導入では、カード認証で打刻をするとリアルタイムで更新するので正確な給料計算にもつながります。入退室管理システムのカード認証に、交通系ICカードを活用できることも利点です。一般的には通勤や移動ときの交通費が発生した場合は、手続きをして精算を行います。勤怠システム導入でカード認証を行うと、交通費計算機能が備わっている場合があるので、交通系ICカードで利用した交通機関の利用履歴を、打刻とまとめて交通費の計上を自動で行うことができることが利点です。カード認証の入退室管理システムでの出退勤の情報は、カードリーダーにカード認証を行い、情報を読み込ませて打刻をすることで、正確な出退勤時刻を取得することができます。タイムカードを打刻する場合では、本人が打刻した証明にはならないため、ほかの人が身代わりにより打刻をすると言った不正に打刻もあるかも知れません。一方カード認証では、スタッフ本人のみが持っているICカードでカード認証を行うため、不正打刻することが困難になります。カード認証の入退室管理システムを導入するのは、すでに従業員がもっているICカードを活用することができるため、企業側ではカード認証のためにICカードを新たに発行することがありません。そのため企業にとってはICカード認証対応している入退室管理システムを導入することで、手間やコストの削減が期待できます。従来のタイムカードでは、管理者が月度の締め日にタイムカードを更新することや、勤怠管理にかかる紙のタイムカードに費用が毎月かかります。カード認証の導入では毎月タイムカードを入れ替える手間もなく、紙のタイムカードは必要ありません。勤怠管理システム導入においての打刻データや交通費による経費の登録などの紙書類や、紙書類を保管するためのスペースも設ける必要があります。カード認証の導入では紙書類の必要がないことから、書類費用にコスト削減につながります。ICカードは交通系ICカードや電子マネーなどで使い慣れている人が多く、企業などで入退室管理システムのICカード認証の導入により、タイムカードからICカード認証に切り替えた場合も、それほどハードルが高くはありません。入退室管理システム導入でのカード認証は誰でも使いこなせることがメリットで、ITシステムを使い慣れていない人が多い職場でも、ICカード認証の入退室管理システム導入は、簡単に使用することができ問題なく運用することが可能です。スマートフォン打刻はOSの更新や通信環境が不安定の場合には、打刻が遅れ,認証エラーなどのトラブルが発生する可能性がありますが、カード認証導入ではカードリーダーをかざすだけで打刻ができるので、スマートフォン打刻の認証方法より認証しやすく打刻方法と言えます。ICカード認証の入退室管理システムではICカードをかざしてから、認証時間まで早いことから、朝の出勤時間の打刻に混み合うことがなくスムーズに打刻が進みます。
◎カード認証システムを導入する際のポイント
入退室管理システムは、大企業や中小企業においても今や必要不可欠なツールになっています。勤怠管理と連動させた入退室管理システムでは、出退勤打刻はもちろん、交通費計算などの多種多様な機能が導入されているため、製品の特徴を抑えて自社に適したカード認証の入退室管理システムの製品を選ぶことが導入ポイントです。連動した勤怠管理システムに導入されている主な機能は、打刻機能では複数の打刻方法があります。カード認証以外にも顔認証や静脈認証、パソコン、スマートフォンなどがあります。長時間労働や打刻漏れがあった場合に警告音がなるアラート機能や、残業や休暇など各種申請機能、交通費精算機能、給料計算機能、シフト管理機能などあらゆる機能が導入されています。ほかにも保険料計算機能や入退社手続き機能があるタイプの製品があります。打刻機能には、複数の打刻方法が併用して利用できる製品をあり、導入する際は自社に運用に合わせて機能をセレクトしましょう。カード認証の入退室管理システム導入に利用するICカードは、自社にあった通信規格の製品を選びます。スタッフ証を利用してICカードで認証したいのであれば、MIFARE規格に対応している製品を、スタッフがバスや電車の通勤が多く交通系ICカードを利用しているのであれば、FeliCa規格に対応しているカード認証の製品を選ぶなど、製品の対応通信規格を確認する必要があります。ICカード認証式は簡単に導入しやすいのですが、システムを導入した直後にはトラブルが発生することがあります。入退室管理システムの導入で慣れない操作のわからないことを、助けてくれるサポート体制が整っているのは重要なポイントです。カード認証の入退室管理システムにトラブルが発生したときに、どのように対応してもらえるのか確認しておきましょう。さらに導入開始後にもスムーズに運用を開始できるようにサービス運営会社が、電話やチャット、Webなどで運用サポートがされているのであれば安心です。またシステムのトラブル以外にも、ICカードを紛失してしまったときや、ICカードを忘れてしまった場合の打刻方法など、ICカードに関してのトラブルも発生します。複数打刻方法があるのであれば、ICカード以外でパスワードを入力して打刻する方法、出勤したのちにカード認証の勤怠管理システムに直接手入力して打刻方法など、ICカード以外にも代替で打刻する方法があるタイプもあります。ICカードを忘れてしまった場合に、ほかに打刻方法があるのかもチェックしましょう。ICカードを紛失してしまった場合、どこで誰に拾われるかわかりません。第三者に悪用されないようにICカードをすぐに無効処理ができるのか確認する必要があります。カード認証の入退室管理システムの製品によっては、スタッフ自身のマイページから削減や登録が可能な製品もあります。カード認証の入退室管理システム導入で製品を選ぶ際に、サーバーからウイルスの感染を防ぐためにセキュリティ対策を講じているかは、とても重要です。企業では、勤怠管理のよるスタッフの労働時間のデータは3年目保管する義務があります。カード認証の入退室管理システムに利用するICカードには、大切な個人情報が保管されています。サーバーのセキュリティレベルが低いと不正アクセスより情報漏えいやデータの改ざんが起こるリスクがあり、企業の信用性を損なう恐れがあります。カード認証を行う上で、万全なセキュリティ対策がされた入退室管理システムが必要となります。入退室管理システム導入には、「オンプレミス型」と「クラウド型」の2種類の販売形態があります。オンプレミス型は、自社サーバーを使用するためセキュリティ面ではオンプレミス型導入の方が安心です。クラウド型はネットワーク上にデータを記録するため、セキュリティ面の強化が必要になります。セキュリティ面レベルを判別するには、サービス運営会社の製品に情報保護レベルを評価する指標となる、プライバシーマーク(Pマーク)などが記されているか確認しましょう。入退室管理システムのカード認証の導入には多くのメリットがありますが、場合によっては導入コストがかかってしまう場合があります。企業によってはカードリーダーを何台導入するのかで、導入費用も変わってきます。たとえば、会社の出入口に1台なのかフロアごとに1台なのかでも初期導入費用や管理費用、システム費用などが変化します。個人事務所や中小企業の場合では、カードリーダーにかかる費用が負担になる場合もあります。店舗の多い小売業では、パソコンやタブレット端末に専用アプリをインストールするタイプや、低コストのパソコン用カードリーダーが使用できる製品の導入が適しています。カード認証の入退室管理システムの料金体系では、クラウド型とオンプレミス型では大きく異なります。カード認証のクラウド型の導入した場合は、初期費用は低く利用人数に応じた月額料金となるケースが一般的ですが、カード認証のオンプレミス型を導入した場合、自社で運営しているサーバー環境を構築して、ソフトウェアをインストールするため、初期費用はかなり高額になります。自社に必要な機能とそうではない機能をよく選別し、入退室管理システムのカード認証の導入を検討しましょう。
◎カード認証の入退室管理システムが適した企業
入退室管理や勤怠管理をシンプルにしたい企業には、カード認証の入退室管理システム導入が適しています。タイムカードではタイムカードをケースから取り出し、タイムレコーダーで打刻してさらにケースに戻す一連の作業がありますが、カード認証導入ではカードリーダーにかざすだけなので、簡略化して打刻することができます。アルバイトやパートが多く、入れ替わり激しい会社では、タイムカードの打刻ミスや打刻忘れが起こると管理者は集計や給料計算の負担が重くなります。カード認証の入退室管理システム導入であれば、施解錠のセキュリティが向上するのと、勤怠管理に関しては個々がICカード認証を行うだけで、手書きで出退勤打刻データを集計することなく自動で集計を行うため担当者の負担が軽減されます。多くのスタッフが交通系ICカードを利用している場合や、営業先訪問に交通系の移動が多い企業であれば、交通系ICカード認証の入退室管理システム導入が向いています。入退室管理システムとスタッフが保有しているICカードを紐づけすることで、簡単に導入することができます。さらにICカードの内部の交通費履歴を利用して交通費の精算ができる製品が多いことから、併用して利用することで経費精算の効率化を一気に図ることができます。指紋認証や静脈認証などの入退室管理システム導入の場合はセキュリティ性も高いのですが、生体認証専用機器が必要なため初期費用が高価になります。コストを抑えて入退室管理システムを導入したい企業であればカード認証を検討しましょう。高いセキュリティ対策を保ちながらコストを抑えて、入退室管理システムの導入が可能になります。勤怠管理機能のある入退室管理システム導入は、毎月のランニングコストはかかるものの、ICカード自体は1枚単価が低いです。仮にスタッフが所持しているICカードを活用してカード認証をするのであれば、費用は必要ありません。認証リーダーは低価格のタイプを購入することで、入退室管理システムの導入の初期費用のコスト削減が見込めます。
◎まとめ
カード認証の入退室管理システム導入は、手書き入力の入退室管理システムと比較して、業務の効率化が図れ、管理者の事務手続きの削減や手間を抑えることができます。勤怠管理に関しては、勤怠の集計や給料計算システムへのデータ管理など、スタッフの勤怠管理を一元化することができるため、手間や時間削除につながります。カード認証を選び際には、万全なセキュリティ対策や自社にあった機能が搭載された製品を選びことが大切です。カギ舎では、入退室管理システムのカード認証はもちろん、パスワード認証や顔認証、静脈認証などのカードリーダーも取り扱いしております。カード認証の入退室管理システムの導入をご検討されている方はお気軽にお問い合わせください。

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