東京のオートロックマンションで使われている鍵
東京には、セキュリティがしっかりしたオートロックのマンションが数多く建てられています。オートロックマンションは、セキュリティ性が高く利便性も高いため、東京の家族世帯だけでなく1人暮らしにも人気のある住宅です。オートロックで使用している鍵の種類は実にさまざま、すべての居住者が使用する共用部にも扉があるため、紛失や不具合などのトラブルのときに、どのように対応したらよいのか、わからないこともあるかもしれません。この記事では、東京のオートロックで使用する鍵の種類、紛失や交換時の対応などについてご紹介します。
◎東京のオートロックマンション
東京には数多くの集合住宅がありますが、そのなかでもオートロックマンションと呼ばれているのは、共用部のエントランスドアが自動で施錠される仕様になっているタイプの集合住宅です。オートロックの集合住宅には、エントランスのドアに電気錠が取り付けられており、電気を使って自動で施錠や解錠ができる仕組みになっています。電気錠は、通常の鍵以外でも解錠できるため、解錠の方法は東京のオートロックによって異なります。東京のオートロックマンションは、エントランスの外側に集合インターホンが設置されており、訪問者はインターホンを使って居住者への呼び出しを行い、各住居のインターホンからエントランスドアを解錠できるようになっています。マンション内からエントランスを出るときは、センサーによって自動でドアを開けることができるオートロックや、解錠ボタンを押して出られるオートロックなどがあります。東京など首都圏のオートロックマンションに住むメリットには、やはりセキュリティ面で優れている点があげられます。オートロックによって自動で施錠されるため、解錠方法を知っている入居者以外は建物内に入ることができず、エントランスと各住居のドアで二重のロックになり、防犯性が高くなります。東京は、空き巣などによる侵入窃盗の被害も多いため、セキュリティ性の高い住居の需要が高まっています。東京のオートロックマンションのなかには、各住居のドアもオートロックになっている建物もあります。住居のドアもオートロックにすることで閉め忘れを防げるため、さらに防犯性を高めることができます。オートロックマンションに住むデメリットは、特に東京都心部においては管理費や共益費などのコストが高くなることや、うっかり鍵を持たずに外に出るとドアが自動で施錠されてしまう、締め出しに遭うことがあるという点があげられます。また、エントランスは多くの人が共同で使用している共用部のため、とくにエントランスを解錠するための鍵を紛失しないよう注意する必要があります。

◎オートロックマンションの鍵の種類
東京のオートロックマンションは、建物によって設置されている鍵の種類が異なります。まずは、通常の鍵を使って解錠するオートロックマンションです。エントランスにある集合インターホンにある錠前に鍵をさして回して解錠します。このような建物では、集合玄関と各住居を開ける鍵がそれぞれ別で、2本持ち歩く必要がある建物と、集合玄関と各住居を同じ鍵で開けることができ1本だけ持ち歩けばよい建物があります。1本で解錠できるタイプは集合キー式と呼ばれています。集合キー式のオートロックは、逆マスターキーと呼ばれるカギを使用していますが、マスターキーが、1つのカギで複数の錠前を開けられるのに対し、逆マスターキーは複数のカギでひとつの錠前を開けることができます。逆マスターキーは、鍵についているギザギザやくぼみなど、エントランスを開けられるパターンはすべての鍵につけて、各住居を開けられるパターンはそれぞれ違うものをつけることで、複数の鍵で共用部を開けられる仕組みになっています。集合キー式は、1本だけ持ち歩けばよいので管理が楽ですが、以前の入居者がこっそり合鍵を作っている場合、侵入されてしまうなどのリスクもあります。ほかにも東京のオートロックマンションには、暗証番号式の建物もあります。暗証番号式のオートロックは、ドアの外側にテンキーが取り付けられており、決められた暗証番号を入力すると解錠できる仕組みになっています。暗証番号式はキーレスで解錠や施錠ができるので、持ち運びしたり取り出したりする手間がなく、締め出しされてしまう心配もありません。その一方で、住民以外の人に暗証番号を盗み見され侵入されてしまうリスクや暗証番号を忘れてしまうリスクなどがあるので注意しましょう。東京のオートロックで使用されている解錠方法としてカードキー式があります。カードキー式は、エントランスに設置されているカードリーダーにカードキーを差し込んで解錠します。同じようにカードキーを使用する解錠方法には、非接触型IC式のオートロックもありますが、非接触型IC式はカードリーダーにカードキーをかざして解錠ができるタイプとなっています。ICチップが反応して解錠しているので、ICカード以外にも、ICチップを搭載したカギやスマートフォンのICチップを利用して解錠することも可能です。かざすだけという手軽さがある反面、コストがかかるため家賃が高くなってしまうというデメリットもあります。東京における最新のオートロックマンションには、生体認証による解錠を行う建物もあります。生体認証には、指紋認証や静脈認証、顔認証などがあり、カードキーも持ち歩く必要がなく、暗証番号を覚える必要もないため、利便性が高い解錠方法です。生体認証は、他人がなりすましをして侵入することが不可能なので、オートロックの中でもセキュリティ性が高いと言われていますが、導入にコストがかかるため、高級マンションで使用されていることが多い解錠方法となっています。

◎オートロックの鍵を紛失したときの対処法
暗証番号式や生体認証などを使用している東京のオートロックマンションであれば、紛失の心配をする必要はありません。カードキーを利用している場合も、カードキーの削除が簡単にできるため、紛失したカードキーの登録を削除し、新しいカードキーを登録することで対応することができます。一方で集合キー式など、鍵を使用している東京のオートロックマンションの場合は、紛失に注意が必要です。鍵を紛失すると第三者に拾われて侵入されてしまう可能性があるため、オートロックのセキュリティに不安が生じます。紛失したのがエントランスを解錠できる鍵であれば、建物内に入ることができてしまうので、居住者全体のセキュリティに関わる事態ともなります。鍵紛失をした場合は、安全のためにすべて新しいものに交換することが最適な対策となりますが、オートロックマンションでは住居の鍵であっても個人で勝手に交換をすることはできません。賃貸はもちろん分譲でも玄関側は共用部にあたり、個人で勝手に交換することが規約違反になる建物もあるため注意が必要です。オートロックマンションの鍵を紛失した場合は、まず紛失したことを管理会社や管理組合へ連絡し、どのように対応したらよいか指示をあおぎましょう。指示がないかぎりは、業者の手配なども行わないようにし、安く済むからといって自分で交換を行うようなこともしないでください。オートロックのエントランスを開けられる鍵を紛失した場合、エントランスの鍵も新しく交換するのが1番安全な対策ですが、エントランスと各住居が連動している集合キー式のようなオートロックの場合、エントランスの鍵交換をするとすべての住居の鍵交換も必要になってしまいます。そのため、紛失した住居の玄関のみ交換をするケースが多いですが、オートロックマンションによって対応が異なるため、管理会社や管理組合と相談する必要があります。紛失による交換の費用を誰が負担するかに関しても、建物によって異なるため、契約を確認しましょう。紛失によって住居の鍵を交換する場合は、本人負担になるケースがほとんどですが、契約している火災保険によっては保険で対応できるものもあるため、依頼をする前に確認することをおすすめします。
◎オートロックマンションにおける各住居の鍵交換
管理会社や管理組合と相談をして住居の鍵を交換することになったら、鍵の専門業者へ交換を依頼します。交換を行う際は、まずオートロックマンションに取り付けてある鍵の種類や住居のシリンダーを確認し、取り付ける製品を決定してから発注などを行い、交換工事をする流れになります。もともとエントランスと住居の鍵が別々の東京のオートロックマンションであれば、付いていた製品と同じものなど、取り付けられる製品であればすぐに交換が可能です。エントランスと住居を1本で解錠している集合キー式の東京のオートロックマンションの場合、住居をオートロックと連動させるか連動させないか検討する必要があります。これまで通り1本の鍵で使用したい場合は、オートロックと連動できる製品に交換しなければなりません。連動できると鍵の管理はしやすいですが、逆マスターキーをメーカーに発注しなければならないため、交換までに時間がかかり費用も高くなります。エントランスと住居を連動させないで別の鍵を使用する場合は、交換できる製品の在庫があれば即日などすぐに交換することができ、交換の費用も比較的安くなります。しかし、鍵が複数になるため、管理が面倒になってしまうというデメリットがあります。よりセキュリティ性を上げるために、住居のドアもオートロックの製品に交換することも可能ですが、あらかじめ管理会社にどんな鍵に交換したいか相談し、許可を得られるか確認しておきましょう。
◎東京のオートロックの修理や交換はカギ舎へ
カギ舎では、東京のオートロックマンションでの鍵交換や修理、リニューアルなどの工事を承っております。紛失による交換だけでなく、不具合が発生して交換が必要になる場合やセキュリティ性を上げるためのリニューアル工事にも対応いたします。東京のオートロックで使用されている電気錠には耐用年数がありますが、7年程度とされているため、長く使用していると故障やトラブルが発生することがあります。オートロックが自動で施錠されない、住居のインターホンからドアを解錠できないといった不具合やインターホンで通話できないなど電気錠と連動しているインターホンシステムで不具合が発生することもありますが、まず不具合の原因を調査して修理で対応できるかどうか確認し、修理対応が難しい場合は交換となります。東京のオートロックマンションで、システムの共用部が不具合の原因であればシステム全体のリニューアルが必要になりますが、各住居の製品に不具合があり同じ製品がある場合は、不具合がある住居のみの交換などの対応も可能です。いずれにしても調査を行ってどのような工事が必要になるか見積りを提出したあとに、納得していただければ工事を行う流れになります。リニューアルなどのオートロックマンション全体の大きな工事になる場合は、居住者への説明なども行うため、安心してご依頼いただけます。カギ舎は、東京都内では東京23区に加えて西東京市、三鷹市、調布市、武蔵野市、、狛江市の全域が出張範囲です。東京都内の担当地域を回っているスタッフが対応するため、ご連絡いただければ迅速に対応することが可能です。東京以外にも、埼玉県和光市、新座市、朝霞市、戸田市、蕨市、川口市、神奈川県横浜市、川崎市全域でも出張サービスを行っています。カギ舎は、カギと扉の専門業者として、熟練した技術を持ったスタッフが工事を行っており、オートロックと連動しているインターホンの修理や交換も可能です。東京のオートロックマンションでのご相談は、ぜひカギ舎までお問い合わせください。

◎まとめ
東京で人気の集合住宅であるオートロックマンションは、エントランスと住居の二重ロックができ、セキュリティ性の高い建物です。共用部の鍵は、マンション全体のセキュリティにかかわるため、紛失しないよう注意する必要があります。紛失した際は、まず管理会社に連絡して指示をあおいでから鍵交換を行いましょう。カギ舎は、東京都内を中心に月間2,500件以上の作業実績があり、東京のオートロックマンションの鍵修理や交換を承っております。東京のオートロックのご相談は、ぜひカギ舎までお気軽にご連絡ください。