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キーレス化へ!電子錠と電気錠の違い

玄関の鍵をハンズフリータイプの鍵にしたい、鍵を遠隔で操作できるようにしたい、もっとセキュリティ性の高い鍵を使いたい…。そのようなときは、電子錠や電気錠といったキーレス化をおすすめします。昨今においてはキーレス化の普及が目覚ましいですが、電子錠と電気錠の違いはご存じでしょうか?名前が似ていることから、「製品の種類が多くて違いがわからない…」「電子錠と電気錠、どちらを導入すれば良いかわからない…」といった声を耳にします。電子錠も電気錠も、電力で動く、セキュリティ性能に優れている、という点では共通しています。今回は、電子錠、電気錠それぞれの便利な機能、鍵の解錠方法、ケース別選び方についてご紹介します。

◎電子錠や電気錠にするメリット
電子錠や電気錠といったキーレス化はさまざまなメリットがあります。従来の金属鍵を持ち歩く必要がなく、鍵を無くして家に入れなくなった…というリスクを減らすことができます。例えば、カードやリモコンやスマートフォンを鍵代わりにしたり、暗証番号が鍵の代わりになったり、自分の身体の一部を鍵の代わりにすることも可能です。また、従来の鍵と違い鍵穴が存在しないことから、ピッキングされる心配がなくなるため、電子錠や電気錠はセキュリティ性能が高いと言えます。さらにオートロック機能があるため、鍵の閉め忘れを防止することができ、空き巣などの被害を防ぐことにつながります。このようにキーレス化は非常に便利で、導入すれば「鍵を閉め忘れた」「鍵を無くした」「鍵穴にいたずらされた」というようなことはなくなります。
◎電子錠とは
次に電子錠の特徴についてご紹介をします。電子錠は電池を供給源として、ドアの開閉を行う鍵のことを言います。電子錠は導入の際に、配線工事のような大掛かりなものは必要なく、製品によっては、両面テープやドライバー1本で簡単に鍵の取り付け・取り外し作業が出来る電子錠もあります。そのため比較的低コストで使用することができ、導入の敷居が低いと言えるでしょう。電子錠は電池を供給源としているため、電池を消耗した場合、交換する必要があります。そのため、万が一外出中に電池切れが発生して閉め出し…といったことも考えられます。しかし、電池切れアラーム機能が付いている製品がほとんどで、電池はコンビニや家電量販店で簡単に入手できます。万が一動作しなくなった、といったトラブルが起こってしまった場合、電子錠の故障を疑う前に、まず電池切れが起きていないか1度確かめてみましょう。また、電子錠は、耐用年数・寿命については明確に規定などなく、メーカーや製品によって異なります。そのため、突然の故障に備えて、交換・メンテナンスの時期を確認する必要があります。
 
◎電気錠とは
一方の電気錠は電源を供給源として、ドアの解錠を行う鍵のことを言います。電気錠は、電気錠本体、操作部(リーダー)、制御部の3構造に分かれています。電気錠本体は、主にドアや扉に取り付けるもので、従来の鍵の錠前に相当し、鍵の施錠あるいは解錠を行う役割があります。ドアノブが付いているものもありますし、鍵穴が付いていない場合があります。操作部は、主に電気錠本体の近い位置に置かれるもので、従来の鍵に代わって、解錠を行える装置のことです。後述する暗証番号を入力するために使うテンキーや、カードキーの読み取り部分などがこれに相当します。制御部は、これら電気錠本体と操作部に、電気の供給を行うことで、正しく動作をさせる働きをしています。いわば電源のコントロールをしている部分になります。また、制御部は操作部と一体になっていることもあります。電気錠はこれらの3構造をつなぐために専門の電気工事士による配線工事が必要になるため、コストもそれなりにかかり、導入の敷居が高いといえますが、動作は安定しており、セキュリティ性能も優れています。電気錠は、電源を供給源としているため、停電が発生した場合、鍵の操作が出来なくなります。停電発生時の対応としては、解錠動作をせずに扉をそのまま開ける、物理鍵を使う、サムターン(内鍵)を使うなどの方法がありますが、製品によって異なるため、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。また、緊急用の電源を用意しておけば、通常通りの動作が可能です。また、耐用年数・寿命は規定により7年と定められていますが、製品や使用頻度により異なるため、電子錠と同じく確認する必要があります。万が一故障が発生した場合、電気錠は専門の電気工事士の資格を持った人が取り付け作業を行うので、絶対に自分で修理をしようと考えてはいけません。かえって装置を傷つけたりする恐れがあります。
◎電子錠と電気錠の違い
電子錠と電気錠はともに電力で動く、優れたセキュリティ性能を有しています。そのほかにも共通する点は多いのですが、一方で違うところもあります。電子錠と電気錠の最大の違いは、電気の供給源です。電子錠は電池を供給源にしているため、使用頻度にもよりますが、長くても半年に1回程度、電池の交換が必要になります。例えばどこかへ外出したとして、万が一電池切れを起こしたとすると閉め出しの恐れがあります。ほとんどの電子錠には電池切れのお知らせ機能やアラームが付いており、電池はコンビニや家電量販店で入手できますが、やはりその分手間がかかると言えます。それに対して、電気錠は電子錠に対して、電源を供給源にしているため、電池の交換の必要はありません。動作は安定し、認証精度や速度も優れていると言えます。電気錠は停電すると基本的には操作が出来なくなりますが、その点電子錠は電池を供給源としているため、停電が起こっても通常動作が可能です。次に、配線工事が必要かどうかの違いがあります。電子錠は簡単に取り付け・取り外しが可能な製品が多く、配線工事が必要ないため、比較的低コストで導入することが可能です。それに対して、電気錠は電気工事資格を持った人の配線工事が必要となります。そのため電子錠と比べて簡単に鍵の取り付け・取り外しが出来ず、建物の構造によっては導入が複雑になりコストもそれなりにかかってきます。よって、電子錠に比べると導入の敷居が高いですが、生体認証など高度な認証システムや入退室管理システム、火災報知機との連動など、セキュリティを有した製品が多く存在しています。電子錠や電気錠は、環境や使う目的によって性能を発揮できるかどうかが決まるので、導入を検討する際はこの違いを把握しておくことがとても大切です。
 
◎電子錠や電気錠の解錠方法
電子錠、電気錠の解錠方法にはどのようなものがあるでしょうか?ここではカードキー、リモコンキー、タッチキー、暗証番号、生体認証、スマートロックをご紹介します。カードキーは、金属鍵の代わりに磁気カードやICカードを鍵として使用するもので、カードリーダーにかざしたり差し込んだりして解錠します。リモコンキーは金属鍵の代わりに専用のリモコンを使い、遠隔操作で鍵の解錠を行います。カードキーもリモコンキーも鍵の複製が出来ないという点で、高い防犯性能を持っていますが、金属鍵の代わりに、カードキーやリモコンキーを持ち歩かなければならないデメリットがあります。また、磁気カードはほかの磁気の影響で磁気不良を起こしたり、ICカードは傷や汚れの影響で動作不良を起こすことがあり、リモコンキーは何らかの原因による電波障害でまれに動作不良を起こすことがあります。タッチキーはカードキーやリモコンキーを進化させたもので、カードやリモコンをカバンなどのなかに入れたまま、扉についてるボタンを押すなどして鍵の解錠を行います。例えば、買い物に行って両手がたくさんの荷物でふさがっていたり、小さいお子さんがいる場合など非常に便利です。暗証番号は、すでに登録しておいた暗証番号をテンキー入力することで鍵の解錠を行います。鍵を持ち歩かなくてもよいという利点はありますが、第三者に暗証番号を知られないように注意しなければなりません。万が一、第三者に知られてしまった場合や、暗証番号を忘れてしまった場合でも設定の変更は可能です。生体認証は、身体の一部のデータをあらかじめ機械に登録しておき、認証することで鍵の解錠を行います。生体認証には、指紋認証、顔認証、虹彩認証、音声認証などがあり、そのうち指紋認証、顔認証はさまざまな場所で広く使われています。指紋認証は、ほかの生体認証に比べて比較的安価で、導入しやすいという利点があります。しかし、指の怪我などによって正しく認識されない恐れがあります。顔認証は、非接触型の生体認証であるため衛生管理が重要視される医療機関などで活用されています。生体認証は鍵を持ち歩く必要がないのに加えて、暗証番号を自分で記憶しておく必要もありません。そのため、小さいお子さんやご年配の方のように、暗証番号の記憶が難しい場合でも、鍵が開けられないという事態を防ぐことができます。ただし、読み取り部の不具合などによって鍵が開けられない恐れがあるため、定期的なメンテナンスは大切です。スマートロックはスマートフォンにアプリをダウンロードしておき、カードリーダーにかざすことで鍵の解錠を行います。また、鍵とスマートフォンを連動させることで、遠隔操作で鍵の解錠をすることも可能です。鍵の紛失や暗証番号の流出の心配はありませんが、万が一スマートフォンの充電が切れたときに、鍵が開けられなく恐れがあります。
◎ケース別電子錠・電気錠の選び方
電子錠と電気錠はそれぞれどのような場面で力を発揮できるのでしょうか?ここでは、ケース別に電子錠と電気錠の選び方をご紹介します。まず賃貸や一戸建てなどの一般家庭には電子錠が導入しやすいでしょう。電子錠は基本的に大掛かりな工事が必要なく、鍵の取り付け・取り外しが簡単に行えるだけでなく、低コストで導入できるため、一般家庭向けといえます。賃貸の場合、鍵の後付けを禁止している物件もあるため、管理会社や大家さんとよく相談してから鍵の導入を検討したほうが良いでしょう。電子錠はDIYも可能ですが、扉と製品があっていなく、取り付けに失敗したという報告も多いため、専門性の高い鍵のプロに依頼をしましょう。一方で、オフィスやスーパーなどの商業施設、医療機関、マンション、教育機関、老人介護施設、自動ドアなど高度なセキュリティ機能が必要な場合、人の出入りが非常に多い施設では電気錠が適しています。電気錠には電子錠と比較してより高度なセキュリティ機能、入退室管理システム、警備システムとの連携機能を有している製品が多く、性能面で優れており、より多くの場面で利用されています。電気錠を活用した具体例をいくつかご紹介します。まずオフィスでは、機密情報漏洩を防ぐためや、重要な物品の保守管理をするという目的で、非常に高度なセキュリティシステムを有した電気錠が広く導入されています。また、特定の時間や人物しか鍵の解錠が行えないように設定したり、入退室管理システムを活用して勤怠チェックが行えます。医療機関では、非接触型の顔認証を導入することで、不要な接触を避けることが可能となり、より清潔で衛生的な環境を保つことができます。また、昨今の感染症の拡大といった観点から、体温計測機能、入退室管理システムを利用した院内の混雑状況を把握する機能が備わっている電気錠もあります。マンションではエントランスで電気錠が活用されています。来客があったときはインターホンで確認したのち、遠隔操作で鍵の解錠を行います。ほかにもさまざまなパターンが考えられますが、電子錠と電気錠の違いを理解したうえで、環境に応じて解錠方法を決定することはとても大切です。
◎まとめ
今回は、電子錠と電気錠の特徴と違い、さまざまな解錠方法、ケース別の選び方についてご紹介しました。電子錠や電気錠は、従来の金属鍵を持ち歩く必要がなく、非常に便利で高度なセキュリティ性能をもっています。電子錠と電気錠では、電力供給源や専門の電気工事士による工事が必要かどうかの違いがあり、性能を充分に発揮できるかどうかは、使う目的や環境によって大きく左右されます。導入したはいいものの「思ったものと違った…」「なんだか使いにくい…」とならないように、電子錠と電気錠どちらにするか、解錠方法の選び方など、電子錠や電気錠のことは鍵の専門家であるカギ舎へご相談ください。

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