鍵のよくある質問
質問1:対応している鍵の種類を教えて下さい。
回答1:家の玄関/勝手口の鍵・事務所の鍵・倉庫の鍵・トイレの鍵・ロッカーの鍵・スーツケースの鍵・シャッターの鍵・自動ドアの鍵・電機錠の鍵など、対応しております。
その他、詳細につきましては、お問い合わせください。
質問2:扉の交換もお願いできますか?
回答2:はい。ドアクローザー修理・交換もご対応可能です。
常に木造用・マンション・アパート用等の在庫を確保しておりますので、
いつでもご対応可能です。
詳しくはお問合せ下さい。
質問3:シャッターの鍵が開かなくなってしまったのですが、対応可能ですか?
回答3:はい。対応可能です。カギ舎セキュスターズ株式会社では、国内主要メーカーのシャッター錠の各種の在庫を保有しております。鍵の損傷や鍵の紛失などでも即日対応可能です。
また、今は問題なくても経年劣化している場合がありますので、お気軽にご相談下さい。
質問4:鍵にも安全性の違いがあるの?
回答4:はい、鍵には製品によって安全性に違いがあります。性能によって価格帯は異なりますが、一般家庭の玄関にも適したMIWA社のU9シリンダーは5,500円〜ご提供しています。シリンダー錠の購入時・交換時にチェックすべき主な項目をまとめたので参考にしてください。
○シリンダー錠の種類
シリンダー錠はキーをシリンダーに差し込んでロックを外す仕組みですが、内部の構造にはいくつか種類があります。主な種類はピンシリンダー、ディスクシリンダー、ディンプルシリンダー、ロータリーディスクシリンダーと呼ばれているものです。高度経済成長期に広く普及したピンシリンダーやその後製造・販売されたディスクシリンダーは改良され、後継としてディンプルシリンダーとロータリーディスクシリンダーが製造・販売されています。今使っている扉やケースロックなどに設置できるようサイズを合わせて作られているので、見た目には大きな変化はありませんが内部構造が改良・進化しています。
○CPマークのついた製品
CPマークは防犯性の高い建物部品だけが認定される認証マークです。窃盗犯は侵入までに5分以上かかると約70パーセント、10分以上では約90パーセントが諦めるという統計があり、CP認定錠もこの時間を目安に認定基準が定められています(例えば耐ピッキング性能に対しては5分未満/5分以上/10分以上と3段階のランクがあります)。ピッキング以外にも錠を破って侵入する手法にもいくつかあるため、CPマークは防犯性能基準毎に設定されています。シリンダー錠の防犯性能基準には前述の耐ピッキング性能の他、耐かぎ穴壊し性能、耐サムターン回し性能、耐カム送り解錠性能、耐こじ破り性能、出荷する鍵の本数があります。
○複製が難しい鍵
拾ったり盗んだりした鍵の複製を難しくした製品もあります。例えばMIWA社、GOAL社、アルファ社などの一部のキーでは認証キーを持つ人だけが鍵複製を依頼できる認証制度を設けて、持ち主以外の鍵複製依頼を不可能にするオプションを設けています。難易度の高い技術の採用や特許を設けることにより、鍵メーカー以外がキーの複製をできない製品もありますので、特に安全性にこだわる場所では複製の難易度に注目するのも良いでしょう。
質問5:古い鍵は交換したほうが良いのはなぜ?
回答5:古い鍵の交換をお勧めする理由はいくつかありますが、主な理由を2つご紹介します。扉やケースロックの取替工事を必要とせず、シリンダーのみ交換可能な製品もあるので、家に合うシリンダーの有無が気になる時はお気軽にご相談ください。
○経年劣化の可能性があるため
製品寿命が10年程度と言われている鍵は、内部にある多くの金属部品が連動して施解錠できる建物部品です。製品によって仕様は少しずつ異なるものの、例えば一般家庭の玄関などで使われるシリンダータイプの鍵は、わずか5cm程度のシリンダーの中に多くのバネ付きのピンが内側に向かって突き出し、全てのキーラインが揃ったときだけ施解錠できる構造となっています。玄関の鍵は鍵穴が屋外側にある上、毎日抜き差しする場所です。内部に異物や粉塵が蓄積されてしまうと、部品のどこかが動かなくなり、鍵に付いた付着物が内部の金属を徐々に腐食し、部品の一部でも劣化したり動かなくなったりすると機能や安全性が損なわれることも考えられます。
○侵入手口も鍵も進化しているため
シリンダー錠だけに限っても、ピッキング、バンピング、ドリル攻撃、サムターン回し、カム送り解錠といった代表的な解錠手口がありますが、犯罪者にとってはインターネットが普及する前の時代と比べて今では情報を仕入れることも容易になってきています。しかし鍵の進化も一方で進んでいます。例えば全てのタンブラーが同時に揃わないと開かないタイプや、キーの先端に特殊なボール状の部品を付けて複製やピッキングを難しくしたタイプ、バンピングやドリル攻撃などシリンダー自体の破壊により耐えられる素材の採用など、キーやシリンダーも進化をしています。
質問6:認知症の親が住む家のリフォームを考えています、おすすめの鍵はありますか?
回答6:認知症のご家族と一緒にお使い頂くことを想定した製品もあります。特に玄関・勝手口・窓といった屋外に通じる扉の鍵は防犯と徘徊対策を考慮した鍵の設置をお勧めします。認知症の方のご家族の利便性・尊厳の保持・安全確保のバランスを取ることも、一緒に住むご家族の介護・看護の負担をかけすぎないようにすることも両方大切ですので、次のような製品をご家庭の生活スタイルに合わせて使ってはいかがでしょうか。
○サムターン脱着式の補助錠追加/例:MIWA ND2Sシリーズ
MIWA社が製造販売するサムターンが脱着できる面付補助錠です。本来はサムターン回しを予防するために開発された鍵ですが、どうしても一人歩きしてほしくない時間帯にはサムターンを外して外出を控えてもらう使い方もできます。1つの扉に2つの鍵を設置する補助錠なので防犯性能も向上します。
○内側からロック可能な電気錠交換/例:EPIC ES-F700G
電子錠・電気錠メーカーの株式会社エナスピレーションが製造開発販売する電子錠です。電子錠としての基本的な機能に加え、室内からもカードを認証して解錠できるので、夜間は認証カードを家族が保管し夜間の一人歩きを防ぐ使い方ができます。
○窓の内側のロック強化
窓の内側にあるクレセント錠のバーが取り外しできる製品、クレセント錠自体にロックがついた製品が各社から販売されています。サッシの上枠に補助錠を追加し、深夜やご家族の不在時は施錠するという使い方もできます。
質問7:マンションのエントランスを電気錠にするメリットは何ですか?
回答7:マンションの共用エントランスにオートロック錠があると、鍵を持つ住人以外の不正侵入を物理的・心理的に阻みやすく、住人や物件の安心感につながります。シリンダーにキーを差し込むタイプと比べた電気錠のメリットは次のようなものがあります。
・かざすだけで開錠可能
キーケースに入れられるほど小さいキーを、鍵を取り出さずにかざすだけで開錠ができます。暗証番号を入力するタイプと違って非接触なので衛生的です。両手が塞がっていたり、お年寄りやお子様など老若男女問わず使いやすい利便性も魅力です。
・シリンダーの消耗がない
共用エントランスは通行の度にキーをシリンダーに差し込んで解錠するため、自宅玄関に比べ使われる回数が格段に多く摩耗が早くなります。電気錠ならシリンダーの消耗を気にする必要がありません。