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アイホンの電気錠コントローラー

近年マンションなどの集合住宅においては、エントランスのインターホンで来客者を確認し、部屋からエントランスの扉を解錠できるシステムが主流です。このように遠隔で扉を解錠できる錠を電気錠と言い、電気錠を操作する機器を電気錠コントローラーと呼びます。この記事では、1948年創業の老舗メーカーである、アイホンの電気錠コントローラーについてご紹介します。すでにアイホン以外の電気錠コントローラーを使用している場合でも、対応する機種であればアイホンの電気錠コントローラーに交換することが可能です。アイホンの電気錠コントローラーと連動できる各社の電気錠もご紹介します。
 
◎アイホンの電気錠コントローラーとは
アイホン株式会社は、愛知県名古屋市に本社を置くインターホンのメーカーです。アイホン株式会社は、1954年に製品商標をアイホンに、1959年には社名もアイホンに変更しています。この名称に関して、アイホンはApple社のiPhoneと深い関わりがあります。Apple社が「iPhone」を日本で商標申請した際、アイホン株式会社の「アイホン」がすでに商標登録されており、酷似を理由に特許庁から申請を取り下げられました。そのため現在「iPhone」の名称は、アイホン株式会社とのライセンス契約により使用されています。アイホンは、医療・介護分野にも力を入れているメーカーでもあります。いち早くナースコールの必要性に着目しており、1964年には患者と看護師が通話できるナースコールの発売を開始しました。1988年には、インターホンと電気錠を連動させ遠隔解錠する、家庭用の電気錠システムの発売もはじめています。アイホンは、業界大手のパナソニックと並ぶ国内インターホンの主要メーカーです。2023年2月現在、インターホンの国内シェアにおいて、アイホンは約64%を誇っています。アイホンは関連会社を世界7か国に持ち、製品の販売先は世界約70か国におよんでいます。家の防犯を総合的に管理できる電気錠システムのなかで、重要な役割を果たす機器が、電気錠コントローラーです。電気錠コントローラーを活用すると、自宅から遠隔で電気錠を解錠したり、電気錠の状態を把握したりできます。アイホンの電気錠コントローラーは、鍵が施錠されていなかったり、扉が開け放しになっていたりすると警告音を発して知らせます。アイホンの電気錠コントローラーは、はじめて使用する方でも取り扱いやすいよう設計されています。アイホンの電気錠コントローラーに備わるボタンは、必要最低限の数に絞られています。通常時に操作するボタンは警戒状態に設定する際の「警戒ボタン」と、玄関ドアや門扉を解錠する際の「解錠ボタン」の2つです。電気錠コントローラーの状態は表示灯で確認できるため、感覚的に使用しやすくなっています。モニターに表示される電気錠の種類は、自動で選択されるため、電気錠の遠隔操作に不慣れな方でも操作に迷うことなく使用可能です。別途設置可能な5キー式の暗証解錠装置は、渦巻き型やS字型などのように覚えやすい順番で数字を設定できます。アイホンの電気錠コントローラーはこうしたシンプルな設計と容易な操作性のため、小さな子どもやご高齢の方がいる家庭でも安心です。
◎アイホンの電気錠コントローラーの機能
アイホンの電気錠コントローラーで電気錠の扉を解錠する際には、コントローラーの解錠ボタンを押下します。アイホンの電気錠コントローラーから操作した電気錠は、扉の開閉状態に限らず解錠ボタンを押してから30秒経つと自動施錠されます。防犯の観点から自動施錠の時間は、扉が解錠されてから30秒に固定されており、30秒以上扉を開け放しにすると警告音が鳴る仕様となっています。アイホンの電気錠コントローラーの自動施錠機能を利用すると、物理鍵のような施錠忘れを確実に防ぎ、空き巣の侵入リスクを抑える効果が期待できます。扉の状態は電気錠コントローラーにある表示灯でも確認可能です。解錠している間は解錠表示灯が赤く点灯し、自動施錠されると表示灯が消灯します。警戒表示灯は、警戒ボタンを押した際に緑に点灯する仕様です。アイホンの電気錠コントローラーは、「Aモード」と「Eモード」の2つの施錠モードを備えています。Aモードは、オートロック付きのホテルの扉と同じような利用方法で、解錠の方法にかかわらず自動施錠されるのが特徴です。Aモード利用時は、扉が閉まると必ず自動施錠されてしまうため、家を留守にして外出する場合は、必ず鍵を持って外出するよう注意してください。Eモードでは、アイホンの電気錠コントローラーにある解錠ボタンなど、電気的な解錠手段で扉が解錠された場合のみ自動施錠されます。つまり鍵やサムターンとも呼ばれる室内の内鍵による解錠では自動施錠がされないため、外出から戻った際には鍵や内鍵による施錠が必要です。Eモードに設定するメリットとしては、新聞の取り込みやゴミ出しなどの外出時に、鍵を持たずに気軽に電気錠を運用できる点があげられます。アイホンの電気錠コントローラーには、「警戒」と「簡易警戒」の2つの防犯機能が用意されており、利用シーンにあわせて自宅のセキュリティを高められます。警戒設定は、鍵や内鍵、扉のこじ開けといった物理的な操作での解錠を検知すると、警告音が鳴るモードです。そのため、鍵や内鍵を日常的に使用したい場合は、鍵や内鍵による解錠では警告音と表示灯が点灯しない簡易警戒モードを設定してください。簡易警戒は、警戒ボタンを2秒以上長押しし、警戒表示灯を点滅させることで設定を完了できます。アイホンの電気錠コントローラーは、暗証番号での解錠にも対応しています。玄関や門の付近に暗証解錠装置を別途設置すると、アイホンの電気錠コントローラーをより安心して使用できます。自宅の外に暗証解錠装置を設置していない場合、家族の留守中に鍵を紛失すると、自宅に入れなくなるリスクが生じます。また、鍵紛失の場合、防犯のために鍵交換する必要があり、費用が発生します。屋外に暗証解錠装置を設置し、あらかじめ設定した番号で電気錠を運用することで、閉め出しや鍵紛失のトラブルのリスクを軽減できます。暗証番号の設定スイッチは、電気錠コントローラーの下部扉を開いた箇所に存在し、5つが横並びになっています。室外の扉側に設置する暗証番号解除装置のタイプによって、暗証番号の設定方法が異なるため注意してください。10キー式では4桁、5キー式では5桁の数字を設定します。10キー式の場合、左端の暗証番号の設定スイッチは0にして、残りの4桁を設定してください。5キー式の場合は、目盛りの1~5の間から任意の数字を5つ選び設定します(6~0までは使用しません)。使用する数字が少ないと、ボタンの汚れ具合から使っている数字を推定される可能性が高まるため、5桁とも違う数字を選ぶ必要があります。暗証番号で解錠する際、3回連続で間違えると警告音が鳴る仕様となっています。警告音が鳴っている間は解錠操作ができないため、警戒ボタンを押して警告音を止めるか、90秒待って自動で鳴り止むのを待つようにしてください。
◎アイホンの電気錠コントローラーの取り付け
アイホンの電気錠コントローラーEL-PJP-EAは、他社製の電気錠と広く適合します。アイホンの電気錠コントローラーが取り付けられる電気錠はモーター錠、瞬時通電錠、通電時解錠の3種類です。モーター錠は、モーターでデッドボルトを操作し施解錠する錠を指します。瞬時通電錠は、電気が流れた瞬間にだけ施解錠するタイプです。通電時解錠は、電気が流れている間のみ解錠し、電気が切れると施錠する錠を指します。アイホンの電気錠コントローラーに対応する機種を取り扱っているのは、美和ロック株式会社、株式会社ゴール、株式会社ユーシン・ショウワ、合資会社 堀商店の4メーカーです。美和ロック製で電気錠コントローラーに対応する機種は、モーター錠(AL3M, AFF)、瞬時通電錠(ALA, ANS, AUS)、通電時解錠(AST, AUT)です。ゴール製では、モーター錠(EM, EMSX, EMV, EMVSX, EV, EVD, PXE, PXKE, SXE, SXES, SXEV)、瞬時通電錠(EXS, EZS)が適合します。ゴール製の一部には6-9変換コネクターが必要です。ユーシン・ショウワ製は、モーター式施解錠(EMX-38, EMX-51)、瞬時通電施解錠(ECH-107H, ECLH-107H, EAL-107H)、通電時解錠(ECH-103FA, ECLH-103FA, EDM-103-A, EDM-106A-A, EDM-106B-A)の機種に対応しています。ユーシン・ショウワ製のすべてには、変換コネクターが必要です。合資会社 堀商店製の場合、モーター錠(3452)、瞬時通電錠(6211, 6221, 3116)、通電時解錠(6210, 6220, 3106, 8100, 3020N)が対応機種となります。堀商店製の一部には、変換コネクターが別途必要です。新規でアイホンの電気錠コントローラーを取り付ける場合、上記で示した製品から選択することになります。すでに電気錠をお使いの家庭は、こちらに示す製品から選ぶと、既存の製品からアイホンの電気錠コントローラーに交換が可能です。既存の電気錠をそのまま活かせば、コストダウンにつながるため、自宅で使用している電気錠が適合するか確認してみましょう。
 
◎アイホンの電気錠コントローラーの設置事例
アイホンの電気錠コントローラーを戸建てに設置すると、利便性と防犯性が高まります。アイホンの電気錠コントローラーは、最大で2か所の電気錠に対応します。そのため、門や玄関といった扉を、アイホンの電気錠コントローラーを用いて操作することが可能です。宅配便などが届いた際、電気錠コントローラーを使うと電気錠を容易に解錠できます。家事や育児で手が離せない状況でも手軽に対応できるため、重い荷物の際に、電気錠コントローラーによって門扉を解錠し、家の前まで運んでもらうようにすれば荷物の運搬がスムーズに行えます。アイホンの電気錠コントローラーは、一般的な金属の鍵を使用しないスマート解錠にも対応しています。鍵穴を利用する鍵の場合は、埃が詰まったりイタズラで異物が詰められたりするトラブルに遭うと、修繕費用が必要です。アイホンの電気錠コントローラーとスマート解錠のシステムを導入すると、そうした鍵穴にまつわるトラブルを避けることにつながります。また、スマート解錠を利用すると、鍵を紛失した際の対応が通常の物理鍵に比べて容易です。紛失した鍵の情報のみを削除すれば、すべての鍵を交換する手間がなく、安心して既存の電気錠を使い続けられます。スマート解錠で使用される代表的な鍵がリモコンキーです。リモコンによるスマート解錠は、リモコンキーからの電波を検知することで電気錠が解錠する仕組みです。リモコンキーに対応する電気錠であれば、鍵穴に鍵を差すことなく扉に近づくだけで解錠されるため、荷物を多く持っている際の利便性がより高まります。また、アイホンの電気錠コントローラーにカメラ付きインターホンを連動すると、訪問者の顔を確認したうえで扉を遠隔解錠できます。訪問介護をお願いしている家庭では、玄関まで迎えにいかずに電気錠コントローラーで解錠して家のなかに入ってもらうといった対応も可能です。そのほかにも、アイホンの電気錠コントローラーに備わるオートロック機能を活用すると、出勤前の慌ただしい時間帯や、子どもの急な飛び出しなどによる施錠忘れを防止できます。
◎まとめ
インターホンの老舗であるアイホン株式会社の電気錠コントローラーは、少ないボタンで設定や操作が可能な操作性に優れた製品です。施錠忘れの防止に役立つAモード、解錠ボタンなどで解錠した際のみ自動施錠されるEモードを備え、各家庭の状況で使い分けられます。アイホンの電気錠コントローラーは、幅広い機種に適合するため、すでに他社製の電気錠をご利用でも、アイホンの電気錠コントローラーと連動可能な場合があります。カギ舎では、アイホン製品の取り付けや交換を承っております。お見積りは無料なので、お気軽にお問い合わせください。

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