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指紋認証が持つ高度なセキュリティ性能と多機能認証機器KJ-3300

さまざまな情報を管理している企業で、私たち個人が持つ指の指紋を利用した指紋認証のシステムの導入・需要が拡大されています。近年において指紋認証は急激な進化を遂げており、従来の指紋認証では解決できなかったセキュリティ対策も高度な性能技術で解決できる事例も増加しました。この記事では、高度なセキュリティ性能を持つ指紋認証の仕組みや、KJTECHjapanの指紋認証機器KJ-3300の特徴をご紹介します。
 
◎個人を識別する指紋認証の仕組み
指紋認証システムは、生体認証技術のひとつで、指にある指紋の形状や模様を利用して個人を識別するシステムをいいます。世界にひとつしかない個人の指紋のパターン情報を読み取って認証するため、非常に精度が高いシステムとして認知されています。生体認証とは、身体的特徴を利用して認証を行う指紋認証、顔認証、静脈認証などがあり「バイオメトリクス認証」とも呼ばれています。指紋認証の方法は、専用の指紋認証機器のリーダー部に指を置き、事前に登録した指紋と照合・合致するかどうかを確認します。認証が完了することで個人が証明され、施錠されたドアやロックが解錠される仕組みです。私たちの指紋には、手のひらなどに皮膚が盛り上がって線状になった隆起があり、指紋が盛り上がっている部分を「隆線」と呼びます。指紋認証システムに利用する指紋は「隆線」の特徴点である端点と分岐点を用います。特徴点の端点とは、隆線が行き止まりとなっているポイントの部分で、特徴点の分岐点とは、隆線が枝分かれしているポイントの部分をいいます。指紋認証は、特徴点の端点と分岐点の位置や方向を利用して認証や照合を行います。指紋認証に使用する特徴点の端点と分岐点の位置や方向の数は、約20個から40個ほどあり、これらの情報で認証が可能となります。指紋認証は、生体認証のなかでも歴史があり、世界では主に事件の捜索などに用いられました。日本では、1908年にはじめて警察で指紋法が導入され、指紋認証方式が開始されました。1982年には作業の効率化を目的として、警視庁で指紋認証をコンピューターで自動化した自動指紋照合システム(指紋鑑定)が採用されました。近年の指紋認証は、指紋の検出技術や認証判別のシステムの研究により、指紋認証の精度は日々進化し、日常生活でも取り扱う場面が増えています。指紋認証の認知が拡大した背景には、私たちの身近なところで利用が多く見られるスマートフォンやノートパソコンのロック機能があげられます。
 
◎セキュリティ性が高い指紋認証機器の特徴
現代では高性能なセキュリティ対策に特化した認証機器が多くあります。指紋認証は、セキュリティ性が非常に高いため、ある特定の情報に対するアクセスを制限するための手段としても有効に使用されます。たとえば、企業において業務上管理が必要な人だけが特定のデータベースやシステムへのアクセスを許可される場合などです。アクセスが可能な人間を制限することで情報漏洩のリスクを減らし、情報の完全性を保つことができるのです。個人の身体の一部を利用した生体認証である指紋認証は、個々が持つ指紋を利用するため、ほかの人の指紋と混同することはありません。とくに不特定多数の人間が行き交う場面では、偽造やなりすましの技術を得て不法に認証を試みる侵入者が横行しています。指紋認証は、生体認証のなかでも偽造が困難なため、安全性の高い認証システムとされています。高いセキュリティ性を誇る生体認証のひとつに顔認証システムがありますが、顔認証はメガネや帽子などの装飾品で認証精度が落ちる場合があります。しかし、指紋認証は指の指紋を利用するため、装飾品などで登録状況とは異なる状態でも高い認証精度を維持したままとなっています。近年においては、感染対策や蔓延防止のためにマスクを使用する機会が増えているため、認証の度にマスクをはずす顔認証の利便性が少なくなりつつあります。
さらに個人が持つ指紋形状は1人ひとりが異なるため、一卵性の双子であったとしても誤認証が起こることはありません。どんなに高性能なカード認証や暗証認証であっても、生体認証以外の認証システムは紛失したり失念するリスクがありますが、指紋認証はこうしたリスクを心配する必要はありません。指紋の生体情報は特定の個人に紐付けされるので、誤認証が非常に少ないとされています。このように、指紋認証はほかの形式であるカード認証や暗証番号認証に比べて高度な安全性と、顔認証では実現できない正確な認証技能を持ち合わせています。
 
◎指紋認証システムを導入するメリット
指紋認証システムにはさまざまなメリットがあります。生体認証である指紋認証は偽造が不可能なため認証の解除・不正侵入が困難な高度なセキュリティ対策が実現できるシステムといえます。また指紋は、長年月を重ねても形状が変化することはありません。そのため、指紋の経年変化による認証性能の低下や認証が困難という弊害が受けにくいのです。指紋認証システムに1度でも登録をすれば、登録データが削除されない限り長期的に使い続けることができます。定期的な更新作業がないため、人事的な経費の削減や時間の効率化も向上します。指紋認証システムは、指の指紋を利用して本人の認証を行うため、物理的な鍵やICカードを持参する必要がないため、カードの出し入れによる時間拘束や暗証番号の管理が不要です。
入退室管理システムなどのカードや暗証番号は、紛失や盗難・他者への漏洩のリスクがつきまとうものです。万が一、カードの紛失が発生すると企業側では再発行の手続きや、暗証番号の変更などの処置を行わなければなりません。指紋認証では利用者1人ひとりの特徴をもとに認証するので、管理者の手間がかからないことがメリットです。指紋認証のデメリットは、選んだ指紋認証製品によって指の表面状態で認証精度が落ちる場合があります。人の指紋形状は生涯変わることはありませんが、指の乾燥や怪我による傷は指紋の読み取りに影響がでてしまいます。また認証時にはリーダーに直接指を置いて認証するので、リーダーへの接触が必須な接触型認証製品は衛生面に不安な点があります。近年は、これらのデメリットを回避できる高性能な機能を搭載した認証機器も開発されています。指紋認証システムの導入には、使用する状況や必要なセキュリティ対策に応じた製品を選ぶことが必要です。指紋認証は、生体認証なので偽造やなりすましはほぼ不可能ですが、登録者の指紋が盗まれ、その指紋データを使って認証トライされると突破される危険性はおおいにあります。たとえば、就寝時や本人が無意識の状態で指紋を盗まれるという事例も少なくありません。
 
◎KJ-3300における指紋認証と連動 
指紋認証の入退室管理システムは、私たちがより便利に使えるよう、ほかのシステムと連動が可能です。KJ-3300と勤怠管理システムの連動により、指紋認証と同時に従業員の勤務開始から終業するまでの勤務時間を正確に打刻しデータ化されます。現代の仕事環境は働き方改革によってひとりひとりの残業時間の削減が求められています。この取り組みに貢献するために、勤怠管理システムと連携できる指紋認証製品かどうかも選択条件の目安のひとつになります。指紋認証は、登録者本人のみの認証解除のため、勤怠管理においても代理打刻を完全排除でき、本人が不在時の違反打刻の防止につながります。生体認証機器であるKJ-3300は指紋認証単体だけでなく、複数の入退室管理システムと指紋認証を組み合わせ連動させることでセキュリティレベルを高めることが可能です。これはKJ-3300をオフィスのメイン玄関やエントランスに親機として設置し、各部屋に設置した子機と連動しフロアの一元管理させる仕組みです。生体認証である高度なセキュリティ性がある指紋認証認証システムと、ICカード認証やパスワード認証を併用することで、より迅速で効率的な安全性の高い認証も実現できます。1度の認証で滞りなく多くの従業員を認証通過させたい、認証スピードを迅速化させてひとりあたりの認証時間を減らしたい(かつセキュリティも高めたい)といった課題がある企業には、こうした指紋認証とほかの認証システムを連動させる「ダブル認証」が最適です。さらにKJ-3300はオプションして、真皮認証を導入することが可能です。真皮認証セキュリティは、人間の皮膚の既知のデータに基づいた個々の指紋にある、皮膚の表面下の特性を特徴づけることで、登録された指紋の本人以外が偽造したなりすましした偽物を迅速に検出できます。この機能を「なりすまし検出(マルチスペクトルイメージセンサー)」といい、故意的である悪質ななりすまし防止につながります。KJ-3300の真皮認証セキュリティを可能にしているのは、マルチスペクトルイメージングの略称であるMSIセンサーと呼ばれる光学センサーです。MSIセンサーは、皮膚表面だけでなく目に見えない深層真皮まで認識することができる技術です。真皮認証は、指の怪我や高齢などの理由によって皮膚表面の特徴が摩耗していたり、汚れや乾燥・水濡れなどによって皮膚表面の状態が悪く指紋の状態が左右される場合でも、認証性能が落ちることはありません。深層真皮の情報を指紋画像としてデータを読み取ることで、登録者データと合致するかどうか判別するので従来の表面指紋認証における課題の解消につながります。
 
◎優れた認証力を持つ指紋認証機器KJ-3300
KJTECHの指紋認証機器KJ-3300は指紋認証完了まで0.1秒という世界トップの認証速度なので混雑している場所でも渋滞がおきることはありません。KJ-3300には約2千個の指紋を読み取り、認識する世界最速の認証性能と、優れたアルゴリズム認証を持ち合わせた指紋認証の入退室管理システムを搭載しています。入退室管理の指紋認証は20万のイベントを含む最大50万個の指紋テンプレートの保存が可能です。
指紋認証機器KJ-3300の製品サイズは115(H)×165(W)×49(D)mmで、2.8インチのカラースクリーンのディスプレイは、日付・時刻・ユーザーガイド・ユーザーリストなどの詳細情報を表示します。本体カラーはブラックで、無駄な凹凸や装飾がないスタイリッシュなデザインは自然に馴染みます。KJ-3300は、指紋認証の際に指を置く認証センサーの面積も十分な面積があり、認証は自動検出で縦・横・斜めの360度どの方向に置かれた指紋でも瞬間的に読み取りが可能です。デフォルトの言語は韓国語もしくは英語ですが、設定により日本語、アラブ語、チェコ語、フランス語、中国語、簡体字中国語、繁体字中国語、ペルシア語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、タイ語、トルコ語、ベトナム語など、多言語をサポートしているため、海外で多く導入されています。タッチキーは、わかりやすく使いやすいキーパッドを採用しているため、簡単にシステムにアクセスできるので、指紋認証に慣れていない方もスムーズに操作できます。KJ-3300は、世界でひとつしかない個々の身体の一部を利用した生体認証の指紋認証であるため、複製されるリスクもありません。偽造されないということは、入退室を許可されていない人間が認証機器を突破して侵入することは不可能なのです。このようにKJ-3300は、なりすましによる不法侵入者を防ぐためのセキュリティ対策が高く、セキュリティに敏感なオフィスや企業に注目されている製品でもあります。また火災があった場合、火災アラームと接続していると火災検知センサーが迅速に作動し「侵入検知センサー機能」が働くように設定されています。火災検知センサーにより、侵入検知センサー機能が発動するとKJ-3300に登録されたドアが強制的に解錠され、逃げ遅れや室内に閉じ込められてしまうリスクを回避できるのです。指紋認証機器KJ-3300と連動可能である入退室管理システムはスケジュール管理機能が備わっており、従業員の分刻みである入退室の時間管理はもちろん、休日設定や自動ドア運営時間設定などを行うことも可能です。また認証の操作モードは指紋認証だけではなく、暗証番号認証とカード認証の選択もあります。カード認証では、EMPROX、INDALA、HIDPROX、MIFARE、HID iCLASS、HID iCLASS SE、FeliCaと使用できるカードの種類が豊富です。KJ-3300は、水の侵入や塵による影響を世界規格の数値で表したIP65レベルに準拠している製品です。KJ-3300の持つIP65は高い防塵・防水性があり、塵や細かな埃が漂う工場や屋根のない屋外での利用に最適な電子製品にはほとんど組み込まれているスペックです。このように高性能なKJ-3300は、悪天候や気温や湿度が不安定な環境下でも安心して設置できる製品設計で製造されています。
◎指紋認証機器KJ-3300を導入した実例
KJ-3300に搭載されている機能はどのように活用されているのか、KJ-3300を活用している企業や施設は多くあります。
 
◯病院
KJ-3300の入退室管理システムは、病院でも導入されています。以前は、患者情報を紙ベースで管理していましたが、近年の病院や医療施設では暗証番号を利用しての電子カルテの導入により医療スタッフ従事者はより迅速に、より多くの患者情報にアクセスできるようになりました。暗証番号でアクセスし情報を得ることは、患者情報の開示権限がない人間や病院外の人間にアクセスされる危険性があります。
このような危険性を回避するためにはKJ-3300を導入することで、誰しもが解錠できないシステムを構築することが可能となります。病院内の防犯対策には、前述したカルテなどの個人情報流出防止、薬品の管理・盗難防止などがあげられます。病院内で取り扱う薬には、劇薬や命に関わる薬も多く保管されています。薬品庫やサーバールームには、指紋認証対応の入退室管理システムで限られた医療従事者や各職員のみ入退室できるよう、厳密な入室制限を設けることが重要です。さらに、より高度なセキュリティ性が求められる場所には、KJ-3300に搭載されている入退室管理システムとカードや暗証番号など、ほかの認証システムと組み合わせることで、高度な防犯対策が期待できます。
 
◯オフィスビルのエントランス
近年では働き方の多様化や急速なITの普及によって、オフィスのセキュリティ強化の必要性が一気に高まりました。オフィスのセキュリティレベルを高める取り組みを検討する企業は、ビルのエントランスに指紋認証システムを採用しはじめています。KJ-3300は、関係者以外のさまざまな人間が出入りするオフィスに最適な入退室管理システムが搭載されています。企業は、外部に漏れてはいけない多くの重要な機密情報を取り扱っています。万が一、従業員とは関係のない部外者がオフィスに侵入し、情報が持ち出されると取り返しのつかない重大なトラブルになる危険性があります。指紋認証性能の高いKJ-3300は、指紋登録した本人のみが有効であり偽造やなりすましが不可能なため、外部の人間の不法侵入による情報漏洩のリスクを回避できます。KJ-3300の入退室管理システムは、システム内で管理している正確な入退室の時刻を活用することで、従業員の勤怠管理が確実にデータ化できます。従来の勤務管理は、タイムカードが一般的であり、本人不在の打刻や打刻漏れ・打刻間違いなどの不正確な利用の仕方が多く確実な勤務管理は困難でした。しかしKJ-3300の入退室管理システムは、オフィスへ出入りする時刻や休日を確実に管理できるため、従業員の正しい勤怠状況を把握できるようになります。KJ-3300は、物理的な鍵が必要ないため紛失の恐れもありません。従来の鍵の場合には、誰がどこの鍵を所有しているのかを管理する必要がありますが、指紋認証システムでは1人ひとりが持つ生体認証なので管理の必要はありません。紛失した場合の鍵の発行にかかる費用も発生しないため、企業が負担するコストの削減にもつながります。このように防犯面におけるセキュリティの高さと従業員の勤怠管理側、双方のメリットがあるため、指紋認証はオフィスに適しています。
 
◯危険物を扱う工場や倉庫
工場や倉庫にもそれぞれが取り扱う製品の製造工程や製造内容など、外部に漏れてはいけない重要な情報資産が保管されています。この場合も、情報漏洩や資産保護のために指紋認証機器KJ-3300の入退室管理システムを導入している企業が増加しています。工場では膨大な人数の従業員が働いており、施設への入退出の時間や曜日も固定されていないことが多く見られます。専門的な役割の施設やサーバーをメインとした部屋も多く、高度なセキュリティ対策が求められます。複数もの扉の施錠が必要な工場や倉庫では、ほかの認証システムと連動できるKJ-3300の入退室管理システムが適しています。たとえば、工場の敷地出入口など全従業員が通る場所は入退室管理システムのカード認証のセキュリティゲートを設け、研究室、サーバールーム、作業場、など特殊なエリアに入る場合の認証方法には生体認証である指紋認証機器KJ-3300を設置することで、高度なセキュリティが格段に向上します。KJ-3300は、危険物を扱う危険物倉庫などで導入した場合に火災検知センサー機能を設定しています。万が一、火災が起きた場合には、入退室管理システムと連動している各エリアのドアが自動的に解除されるため、隔離された場所で取り残されたり脱出ができないというリスクがなくなります。
◎まとめ
指紋認証システムは、私たちの生体で一生涯変わることがない指紋を利用した生体認証です。ほかの人に偽造されることがない高性能な指紋認証技術は、多くの企業や施設でのセキュリティ対策・防犯の向上につながります。カギ舎では、優れた認証力を持つKJTECHjapanのKJ-3300ほか、さまざまな認証製品の取り扱いがあります。セキュリティ対策の進化を遂げた指紋認証製品や使用環境などのご相談は、年中無休・24時間体制でお問い合わせ可能な当社におまかせください。

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