ピアック Ⅱ

株式会社美和ロックから販売されている、電動式電動サムターンユニット『PIACK（ピアック）Ⅱ』をご紹介したいと思います。

賃貸住宅やテナントオフィスにおいて、カギの管理の煩わしさやカギの紛失などに対応するリスクなどから、電子錠に付け替えることを検討されている方も少なくないと思います。

今回ご紹介する美和ロックの電子式電動サムターンユニット「ピアックⅡ」は、特に賃貸物件やテナントなどの管理物件での活用に特化して作られた電子錠で、デザインも優れていることから2017年にグッドデザイン賞を受賞している製品です。

とても安価で、特殊な工事が必要なく設置することができるために、活用する企業がどんどん増えています。管理方法も簡単で、セキュリティも高いために検討されている方にはぜひおススメできる製品です。

ここでは「ピアックⅡ」優れた特徴や導入するメリットなどについてお伝えしていきたいと思います。

○電動式電動サムターンユニット『PIACKⅡ』の優れた特徴

・電動式電動サムターンユニット『PIACKⅡ』とは

・ICカードや暗証番号で施解錠～認証方法の選択も

・扉の加工や配線工事なく設置可能

・防犯性の高いテンキー

・サムターン回し対策も万全

・便利な電池式

・非常時にはシリンダーキーを活用

○PIACK（ピアック）Ⅱを導入するメリット

・鍵管理の利便性やIDの柔軟な運用

・賃貸物件に特化した運用モード

・エントランスと共用も可能

・3通りの施解錠方法

・覗き見防止とフェイクピン機能

・扉への追加加工なし

・電池切れでも安心な非常用給電端子の装備

○PIACK（ピアック）Ⅱの取り付けについて

・既存のカギと取り換えるだけ

・取り付け可能なドア

・必ずわたしたち「カギ舎セキュスターズ」にご依頼ください

○PIACK（ピアック）Ⅱ製品仕様について

○電動式電動サムターンユニット『PIACKⅡ』の優れた特徴

・電動式電動サムターンユニット『PIACKⅡ』とは

今住宅において電子錠を活用する人がとても増えています。その背景には、カギの煩わしさがあります。外出する際には、必ず鍵を持参しなければなりませんし、きちんと施錠して出ていく必要があります。カギを抜き差しするシリンダーであれば、ピッキングやサムターン回しなどに対する防犯上の不安もあります。

特に賃貸物件やテナント、オフィスなどにおいてカギを管理している人であれば、この問題はさらに大きいでしょう。多数の人が出入りする物件であれば、その人数分だけカギが必要になり、もしカギをなくしてしまうとシリンダーごとカギを交換しなければなりません。

鍵を活用する人が増えれば増えるほど、その管理は大変になります。カギを使う人が増えたり、減ったりした場合、カギの受け渡しなどを直接行わなければならず、その手間も当然かかってきます。

ただそのような理由で電子錠を検討された方の中には、暗証番号をのぞき見されるようなことで、かえってセキュリティが低くなってしまうことを懸念している方もおられます。

しかしこのピアックⅡであれば、暗証番号の入力だけではなく IC カードの活用も併用させることも可能ですし、暗証番号の入力においてものぞき見防止機能が付いています。高いセキュリティを維持することができますので、是非ともおススメしたい商品です。

・ICカードや暗証番号で施解錠～認証方法の選択も

ピアックⅡは、設定した暗証番号を入力することで施解錠することができますが、ICカードなどのID媒体を併用することも可能です。

暗証番号だけを活用することや、 ICカードだけを活用する設定も出来ますし、両方の操作が必要な設定にすることもできます。二つの認証を組み合わせれば、防犯性の高い認証にすることができます。

ID媒体には、ICカードだけではなく、キー一体型のキーヘッドやおサイフケータイにも対応していますので、お好きな媒体を使うことができます。最大100IDまで登録することが可能です。

・扉の加工や配線工事なく設置可能

ピアックⅡは、現在使用している錠前を交換するだけで取り付けることができます。多くの扉では穴を開けるといった加工をせずにドライバーだけで取り付けることが可能です。

また電池式になっていますので特別な配線工事などは必要になりません。とても手軽に取り付けができますので、短時間の作業で設置が完了します。

そのため安価に設置可能です。

・防犯性の高いテンキー

電子錠において今まで懸念されていた暗証番号の入力の際ののぞき見ですが、ピアックⅡは横からテンキーが見えにくくなっていますので、のぞき見がしにくい構造になっています。

さらにいきなり暗証番号を入力するのではなく、最初に表示される数字を全て消去してから暗証番号を入力するシステムになっていますので、暗証番号が特定しにくくなっています。

最初に表示される数字は、ランダムに表示されますので、数字を押した痕跡で暗証番号を見抜かれることもありません。

・サムターン回し対策も万全

通常のカギであれば外部から手を伸ばし、サムターンを回すことによって不正に解除することが可能です。サムターン付の扉であれば、常に不正に侵入されるリスクがあります。

このピアックⅡは、室内側にサムターンがついていますが、単純に回すだけではなくスイッチを押しながらサムターンを回さなければならないシステムになっています。外部から手を伸ばしたとしても、サムターンは回しにくくなっていますので対策としては万全です。

・便利な電池式

ピアックⅡは、単三電池4本で稼働させることができます。1日10回操作を行ったとしても、2年間電池が切れることはありません。

電池が切れる前には、音とLEDで警告が出ます。警告が出てすぐに電池切れを起こすことはありませんので、この警告が出てから電池を交換するといいでしょう。

・非常時にはシリンダーキーを活用

いきなり電池切れを起こすようなことはありませんが、もしも電池切れ起こしたり、故障して扉が開かなくなったような場合では、シリンダーキーによって施解錠することができます。

練習場前面のシリンダーカバーを外すと、シリンダーが出ますのでカギを抜き差しして施解除できる構造になっているのです。

○PIACK（ピアック）Ⅱ賃貸物件に導入するメリット

・カギ管理の利便性やIDの柔軟な運用モード

多数の方が利用される管理物件の場合、カギの管理がとても大変になります。特に賃貸マンションや、テナントのような場合であれば、カギの受け渡しが必要になりますし、それだけでも大変な手間になることも多いでしょう。

またカギを利用される場合は、基本的にみんなが同じカギを使っていますし、一人の人がカギをなくしてしまうとシリンダーごと交換しなければならない場合もあります。

ピアックⅡは、個別にID管理ができますので、とても利便性が高く柔軟な運用が可能です。追加の場合は、その人個人の暗証番号やIDカードを渡すことができますし、不要になればその人の部分だけ削除すればいいのです。

もしも誰かがIDカードをなくしたとしても、その人が使っているIDカードの登録だけ抹消すればセキュリティ面においては全く問題ありません。賃貸物件に特化した運用モードが用意されているのです。

登録や削除はとても簡単にできますので、カギの管理がとても楽になるでしょう。暗証番号やIDカードを併用することもできますので、セキュリティを高めることも可能です。

・エントランスと共用も可能

例えば賃貸マンションの場合、住戸玄関だけではなく共用エントランスのオートロックについても鍵の施開錠が必要になります。

そのような場合においても、住戸玄関と共用エントランスを同じIDカードで施解錠することが可能です。わざわざ別のものを用意する必要はありません。

またもし停電が起こった場合においては、強制的にエントランスの電子錠を解除するようになっています。締め出される心配はありません。また復旧の後は、自動的に通常状態に戻るように設定されています。

・3通りの施解錠方法

ピアックⅡは、暗証番号だけではなく、IDカード、シリンダーキーを活用し施解錠することができます。暗証番号だけの施錠解錠にすることも出来ますし、暗証番号とIDを併用させることもできます。

よりセキュリティを高めたいのであれば、暗証番号とIDを併用した施解錠にするといいでしょう。

また電子錠が故障した場合や電池切れ、停電などの場合であれば、シリンダーキーを活用することも可能です。

・覗き見防止とフェイクピン機能

暗証番号の入力においては、のぞき見に対して十分注意しなければなりません。

ピアックⅡは、のぞき見を防止するために、横から見た時にはテンキーが見えにくくなるようなシステムになっています。

また暗証番号を入力し始める際には、いきなり暗証番号入力するのではなく、最初にいくつかの数字を消してから暗証番号を入力するようなシステムになっています。フェイクピン機能といいます。

このフェイクピンは、ランダムに出現する数字ですので、電子錠に残されている痕跡から数字を読み取ることはできません。多数の人が出入りする管理物件においても安心して活用することができます。

・扉への追加加工なし

ピアックⅡの設置は、現在扉についているカギを外してそのまま設置することができます。ドライバーだけで設置することができます。

基本的には扉に対して穴を開けるなど特別な加工は必要ありません。また電池式になっていますので、特殊な配線などの加工も必要ありません。

そのため施工時間も短くて済むことから、設置料については大きな負担とはなりません。とても安価に設置することが可能なのです。

・電池切れでも安心な非常用給電端子の装備

ピアックⅡは、電池式になっており単三電池4本で、1日10回操作した場合で2年間動作させることができます。電池が少なくなってきた場合、電池切れ防止アラーム機能によって音と LEDでの警告があります。すぐに電池が切れることはありませんので、警告が出てから電池交換をすればいいでしょう。

また電池が切れた場合、非常用電源端子に電池を接続して電源供給可能な設計になっていますので、万が一の時でも安心です。

○PIACK（ピアック）Ⅱの取り付けについて

・既存のカギと取り換えるだけ

ピアックⅡの設置は、現在使用しているカギを取り替えるだけで行うことができます。

現在扉についているシリンダーとサムターンを取り外し、その部分にピアックⅡを設置するだけです。

ピアックⅡは、電池式ですので特別な配線工事などを行うこともありません。現在取り付けられている錠前の種類や、ドア厚が適合していればすぐに交換することができます。

取り替えにかかる時間ですが、それほど多くの時間をいただくことはありません。到着から終了までの時間を30分から1時間見ておいていただければ十分です。

・取り付け可能なドア

美和ロック製の錠前であれば、ピアックⅡが取り付け可能です。

LA／ＬＡＦ／ＭＡ／ＤＡ／ＤＡＦ

であれば、ＬＡ・ＤＡ対応用の型式「ＤＴＦL２（Ｃ）－ＤＡ」

ＬＥＦ／ＬＥ／ＬＳＰ／ＴＥ

であれば、ＬＡ・ＤＡ対応用の型式「ＤＴＦL２（Ｃ）－ＴＥ」

が設置可能です。

ＬＤ／ＢＨ／ＤＺ対応のアダプタもあります。

プッシュプル錠（ＰＯＭ等）の本締錠にも対応することができます。

ただし錠前によっては、取り付けできないものもあります。

既存の錠前が長さつきの場合であったり、扉表面にデザインがついているなどによって取り付けが困難な扉や形状の場合です。

また木製扉につけるような場合は、扉に加工が必要なものもありますので、カギ舎セキュスターズまでご相談いただくようにお願い致します。

・必ずわたしたち「カギ舎セキュスターズ」にご依頼ください

ピアックⅡの取り付けについては、必ず「カギ舎セキュスターズ」にご連絡いただくようにお願い致します。

楽天などの通販サイトを活用して購入し、自分自身で取り付けは取り替えを行う人が増えています。ピアックⅡの取り付けは決して難しくはありませんが、うまく取り付けることができなかったり、うまく作動させることができなかったりといったトラブルは、実は少なくありません。

扉やカギによっては、特別な加工が必要な場合もありますし、それも自分で取り付けようとして破損させてしまってから、ご連絡をいただくということも増えてきました。

カギは繊細ですので、取り付けや取り換えについては多くの実績がある「カギ舎セキュスターズ」にご連絡いただくようにお願い致します。まずはお気軽にご相談ください。

○PIACK（ピアック）Ⅱ製品仕様について

・ＤＴＦL２（Ｃ）－ＤＡ（美和ロック製ＬＡ・ＤＡ対応用）

・ＤＴＦL２（Ｃ）－ＴＥ（美和ロック製ＬＡ・ＤＡ対応用）

※上記2種類のアダプタ（ＤＴＦL２－ＢＨ.ＡＤ）を交換すると、ＬＤ／ＢＨ／ＤＺ錠にも取り付け可能です。

●電動式電動サムターンユニット　※電池式（単三アルカリ乾電池4本使用）

【特長】

・賃貸物件などで鍵管理における利便性や柔軟な管理が可能、

・エントランスのカギと住戸錠前との共用が可能。

・ IC カード、おサイフケータイなどIDがカギになります。

・IDは100種類まで登録可能。追加や削除も簡単。

・非常時にはシリンダーキーでの施解錠が可能。

・電池式なので停電でも安心。電池は約2年間利用可能（1日10回程度の施解錠の場合）

・電池切れの場合、非常電源端子から電源供給可能。

・取り付け、取り換えがとても手軽で簡単。穴あけ不要。ドライバーだけでOK。

　※取り付けに対応している扉やカギであるかの確認は、お気軽に「カギ舎セキュスターズ」までご連絡ください。

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