自動ドアの鍵交換はMIWA製シリンダー
自動ドアの鍵を長期間使用していると、さまざまな不具合が起こり防犯面において不安がでてくる可能性が高くなるため、早めに鍵交換することが重要となります。今回は、自動ドアの鍵を長く使い続けるリスクや自動ドアの鍵交換するタイミング、また自動ドアの鍵交換に適しているMIWA製の鍵について詳しくご紹介します。
◎自動ドア鍵の防犯性
一般的な鍵の寿命はだいたい10年程度であると言われており、自動ドアの鍵も例外ではないので、自動ドアの鍵交換を10年以上行っていない場合は交換を検討する必要があります。また定期的に自動ドアの鍵のメンテナンスを行わずに使い続けていると、10年より早く寿命を迎えてしまうこともありますし、自動ドアの古い鍵や棒鍵は非常に構造がシンプルで防犯性も低いことから、空き巣のターゲットになりピッキングなどの被害に見舞われるリスクが高いので、早めに鍵交換をしましょう。
◎自動ドアの鍵交換するタイミング
自動ドアを長期間使用していたことにより鍵が古くなったというケースや、自動ドアの鍵がシリンダーにささりにくい、またささっても回りにくいというような不具合があるときは、そのまま使い続けていると経年劣化によるサビや劣化により自動ドアの鍵が欠けてしまったり折れたりすることがあります。自動ドアの鍵の破片がシリンダー内部に残ってしまうと自分では対処ができなくなってしまうため、自動ドアの鍵の調子が悪いと感じた場合には早めの鍵交換をおすすめします。自動ドアの鍵を外出先で失くしてしまったときは、その鍵を悪意のある第三者に利用され不在時に侵入や窃盗の被害を受けることも考えられるため、メインの鍵を失くしてもスペアキーがあるから大丈夫などと安易に考えずにシリンダーごと鍵交換をしましょう。自動ドアの鍵を新しく鍵交換するのであれば、防犯性に優れたMIWA製の鍵が適しています。

◎MIWA製のシリンダーの種類
MIWA製の鍵を販売している美和ロック株式会社は、創業から70年以上の歴史を持つ鍵の国内シェア60%以上を誇る業界最大手の鍵メーカーです。そんなMIWA製の鍵はその防犯性の高さから住宅やマンションなどの玄関だけでなく店舗などの自動ドアの鍵としても多く採用されています。MIWA製の鍵としてはU9シリンダーやPR・PR-Jシリンダー、JN・JCシリンダー、LB・LB-Jシリンダーなどの種類があります。自動ドアの鍵に利用されているMIWAのU9シリンダーは、できるだけコストを抑えた上、防犯性を高めるためにロータリーディスクタンブラーとロッキングバーが採用されています。ロータリーディスクタンブラーは、ロッキングバーによりシリンダーの内筒を操作するため不正解錠が困難なシリンダーであると言われています。ロッキングバーとは、タンブラーに小さい溝が入っている機器であり、鍵を差して回すことによりその溝がすべて一列に揃わなければ解錠できない仕組みとなっています。MIWAのU9シリンダーは、タンブラーが9枚、キーの切り込みの深さが4段階あるなど非常に優れた耐ピッキング性能を備えており、バンプキーと呼ばれる特殊な工具をシリンダーに差し込み衝撃を加えることにより解錠するバンピングという不正解錠はほぼ不可能であるとされています。耐鍵穴壊し性能にはG1〜G3の3つグレードがありますが、G1が10分以上、G2が5分以上、G3が5分未満となっており、それぞれの用途に応じて選ぶことが可能です。MIWAのU9シリンダーはリバーシブル仕様となっているため、シリンダーに鍵を差し込む際にそのつど持ち替える必要がなく自動ドアの鍵を開ける際もスムーズです。自動ドアに使われているMIWAのPRシリンダーは、複雑な構造のアンチピッキングタンブラーとシリンダー内のタンブラーが同時に揃わないと解錠できないロッキングバーを採用しているため非常に防犯性に優れています。MIWAのU9シリンダーと同じく磨耗に強く耐久性に優れているため店舗の自動ドアの鍵など毎日施錠が必要な場所にも最適です。MIWAのPR-Jシリンダーの鍵は、キーヘッドが大きく樹脂製ですので手になじみやすく滑りにくくなっています。シリンダーの差し込み口はすり鉢状であるため自動ドアのシリンダーにも差し込みやすくなっています。PR-Jシリンダーの差し込み口には蓄光部品が埋め込まれているため、暗い場所でも手元が見やすくシリンダーに鍵を差しやすいというメリットもあります。PR・PR-JシリンダーのスペアキーはMIWAの鍵の登録者のみがメーカーで作成できるため安心です。MIWAのJN・JCシリンダー、LB・LB-Jシリンダーは主に賃貸物件用に開発された鍵ですが自動ドアにも使用することが可能です。自動ドアの鍵にも採用されているMIWAのJNシリンダーは上下だけでなく斜めにもピンが配列されているため耐ピッキング性能、耐鍵穴壊し性能ともに優れており、鍵がリバーシブルタイプとなっているため上下左右関係なくシリンダーに挿入ができ手元の見えにくい場所でも扱いやすくなっています。MIWAのJCシリンダーはJNシリンダーのキーチェンジシステムを利用する場合に必要となります。MIWAのJCシリンダーであれば万が一自動ドアの鍵を失くしてしまった場合でもMIWAのシリンダー交換をしなくても失くした鍵の使用を無効にして新しい鍵を利用できるため手間がかからず大変便利です。MIWAのLBシリンダーは、シリンダー内のタンブラーが13枚、ロッキングバーが2つある非常にセキュリティ性の高い自動ドアの鍵です。MIWAのLBシリンダーにもチェンジキーシステムが採用されており、LB-JシリンダーはJCシリンダー同様の役割を担っています。

◎MIWAの鍵はCP認定錠
MIWA製の鍵には、防犯性の高さを表しているCPマークの表示が許可されています。警視庁警察庁や国土交通省、経済産業省の他にも民間団体で構成されている官民合同会議において、防犯性が高い建物部品として認定された防犯建物部品にはCPマークを表示することが許可されています。CPマークとは防犯を意味するCrime Preventionの頭文字を取ったものであり、認定された鍵は防犯性に優れた鍵としてCP認定錠と呼ばれます。CP認定錠は耐ピッキング性能試験、耐サムターン回し性能試験などの厳しい試験をクリアしており高いセキュリティ性が保証されています。自動ドアにも導入されているMIWA製のU9シリンダーやPR・PR-JシリンダーなどはCP認定錠であるため、防犯性に優れており安心して自動ドアに使用できる鍵であると言えるでしょう。

◎自動ドアの鍵交換は専門業者へ
自動ドアの鍵交換の際に、MIWA製の鍵を自分で交換できるのではないかと考える人もいるかと思いますが、インターネットなどで購入した自身が選んだ自動ドアの鍵の場合、使用している自動ドアに合わないシリンダーを選んでしまう可能性があります。シリンダーや鍵は安全上の観点から返品ができないケースもあることから、かえって余計な費用がかかってしまいます。自動ドアの鍵交換など慣れない作業を行うと、自動ドアの鍵交換中にピンやネジなど細かい部品を失くしてしまったり、取り付けはできたもののうまく施錠や解錠ができないことがあります。ほかにも、自動ドアのガラス部分を誤って傷つけてしまうなどして出費がかさんでしまうことも考えられるので、自動ドアのMIWA製のシリンダーの鍵交換は専門業者へ依頼しましょう。
◎まとめ
自動ドアの鍵が古い鍵や棒鍵だと、経年劣化によりさまざまなトラブルが起こりやすくなってきます。自動ドアの鍵を、機能性や防犯性に優れたMIWA製へ鍵交換することを検討している方は、多くの実績を持つカギ舎へご依頼ください。カギ舎であれば早朝や深夜、また土日や祝日も関係なく24時間年中無休で自動ドアの鍵交換など鍵に関するあらゆる依頼に対応しております。MIWA製の鍵について詳しく知りたい方や鍵に関することでお困りの方はぜひ1度カギ舎へご相談ください。