集合住宅・戸建住宅別アイホン社のインターホン解錠方法


アイホン株式会社は、高い国内シェア率を誇るインターホン製造・販売企業です。集合住宅や戸建住宅のインターホンをはじめ、オフィスに適したインターホンなど、さまざま種類の製品を開発・販売しています。この記事では、アイホンで取り扱っているインターホン製品の解錠方法などご紹介します。
◎集合住宅向けアイホンの解錠方法
集合住宅向けアイホン「DASHWISH7α」は、インターホンとしての機能性はもちろんデザイン性にも優れたインターホンです。スリムな形が特徴的で、玄関や部屋のインテリアなどとの調和も考慮して本体パネルの色はブラックとシルバーの2色から選択することができます。アイホンのタッチパネル式の7型のワイド画面では訪問者やエントランスの様子をしっかり確認でき、タッチパネルのボタンは画面に大きく表示されるため見やすく操作方法もわかりやすくなっています。よく使うボタンは、メニュー画面に大きく表示させることも可能です。アイホンの「DASHWISH7α」は次に操作するボタンを光の点滅で示すナビホタル機能を搭載しており、普段よく使用する[通話][解錠][終了]ボタンは本体に大きく表示されています。解錠方法もわかりやすく、玄関からインターホンで呼び出しがあり通話ボタンが点滅してから押すと通話ができ、解錠マークのボタンを押すと解錠できるようになっています。解錠後に終了ボタンを押し忘れても、一定時間を過ぎると自動的に待ち受け画面に戻るため、室内の声がエントランスに漏れるのを防ぎます。各々の操作ボタンを表示するか非表示にするかは画面をタッチすることで切り替えでき、使用しない操作ボタンを表示しないことで画面の映像がより見やすくなります。「玄関をモニターする」「外出する」などの表示はイラストを添えて示しているため、一目でわかりやすく操作がしやすいです。訪問販売や勧誘など訪問者に応対したくない場合や対応できないときは、留守応答ボタンを押しメッセージを流すことにより直接話すことを避ける方法も選択できます。アイホンの「DASHWISH7α」は、留守中の訪問者の録画画像や留守録音メッセージを後からチェックできます。宅配便の通知や電子回覧板、管理室からのお知らせがあった場合には、お知らせボタンが点滅し押すだけで内容を確認できます。「DASHWISH7α」をはじめとするアイホンのDASHWISHシステムには、通話しなくても解錠できるダイレクト解錠機能が採用されています。解錠方法はとても簡単で、家族の帰宅時や親しい知人や友人が訪問した際には画面を確認し解錠ボタンを押すだけでマンションのエントランスを解錠できます。

◎オフィス・工場向けアイホンの解錠方法
アイホンのオフィスや工事向けの業務用インターホンIPネットワーク対応IXシステムは、IPネットワークに対応することにより、これまでインターホンではできなかったことを可能にした、新しいインターホンシステムです。コンピュータネットワークの1つであるIPネットワークとは、インターネットプロトコルという通信基準に従い、データの送信や受信を行う方法のことを言います。工場などにアイホンのIXシステムを導入すれば、本社から離れた場所にある支社からの呼び出しに顔を見ながら対応できます。支社のエントランスの鍵の解錠や、駐車場ゲートのオープンなどの解錠操作も可能です。アイホンのIXシステムであれば、精算機を設置した駐輪場や駐車場などからの呼び出しに対しても離れた場所にあるコールセンターから対応でき、わかりやすい方法でロックの解錠やゲートオープンが可能です。アイホンであれば、解錠だけではなくインターホンカメラとネットワークを利用したカメラの映像を同時に確認できるので、防犯面の強化につながります。アイホンではそのほかにも、電気錠と連動したインターホン製品も多く取り扱っています。
◎戸建住宅向けアイホンの解錠方法
「ROCOタッチ7」は、各世帯2ヶ所まで連動が可能な二世帯住宅にも適した電気錠連動タイプのインターホンです。同敷地内にあっても住宅が完全にわかれていたり、同じ建物内でも玄関やキッチン、リビングなどが世帯ごとに完全に分離したプライバシーを重視した住宅は完全独立二世帯と呼ばれています。アイホンの「ROCO タッチ7」は、インターホンシステムを採用することにより完全独立二世帯でお互いのプライバシーを保ちつつ、必要なコミュニケーションを取りたい場合に役立ちます。室内の本体からの電気錠で解錠する方法のほかにも、モニター付ワイヤレス子機から解錠する方法もあるため、座ったままでも操作が可能です。住宅用火災警報器やコールボタンなどとアイホンのインターホンを連動することで万が一の場合の災害対策も講じることができます。アイホンの「ROCO タッチ7」の親機には7型ワイドの大画面を採用しており、ワイド画面とズーム画面の切り替えがワンタッチという手軽な方法で可能です。約170°のパノラマワイド画面なので、玄関先をほぼ真横まで見渡すことができます。画面はタッチパネル式なので、子どもやご高齢の方でも操作しやすいのが特徴です。たとえば、画像の一部分をアップにして確認したい場合は、拡大したい部分をタッチするだけと操作方法もシンプルです。アイホンの「ROCO タッチ7」のパンチルト機能により、上下や左右ボタンを使えばズーム画面を移動させることも可能です。来訪者が玄関の呼び出しボタンを押すと自動的に画像が録画されるため留守中の対応も安心です。さらに自宅を留守にする際に自動転送機能を設定しておけば、玄関からの呼び出しを他の世帯へ自動的に転送することができます。個別呼び出し機能を使えば、話したい相手を選んで呼び出しが可能で、一斉呼び出し機能を使用すれば他の世帯との通話もできます。在宅中に玄関の外の様子が気になる場合は、アイホンのカメラ付玄関子機やセンサーライトカメラを使って室内から確認する方法もあります。アイホンのスマートフォン連動ドアホン「WP-24シリーズ」の「KM-77 / WP-24A」は、電気錠とアイホン、スマートフォンを連動させることでスマートフォンから遠隔操作での玄関の解錠や施錠が可能な製品です。スマートフォンは専用のアプリをインストールする方法により、アイホンの「WP-24シリーズ」と簡単に連動できます。外出した際に鍵をかけ忘れたかもしれないと不安を感じたときでも、スマートフォンからドアの施錠状態を確認でき、もし施錠し忘れていた場合でも簡単にロックができます。子どもが鍵を自宅に置いたまま先に家を出てしまい、自分も後から外出しなければならない場合、子どもが先に帰宅したときは、スマートフォンで玄関の解錠ができます。宅配業者が自宅に来た際には、在宅時と同じようにスマートフォンで通話が可能で、荷物を宅配ボックスに入れて欲しいといった要望を伝えることができます。アイホンの「WP-24シリーズ」の親機に保存された録画記録は、スマートフォンから外出先や自宅でチェックできます。

◎シーン別アイホンの解錠方法
アイホンは、親機での解錠や電気錠連動での解錠方法のほかにも、簡単に駐車場のゲートなども解錠することが可能です。たとえば、工場の駐車場の入場や退場の監視、通行許可を離れた場所にある守衛室から遠隔で行いたい場合は、センサーとアイホンを連動させる方法があります。センサーが駐車場の入り口ゲートで車両を検知すると、アイホンと連動して自動的に音声で呼び出す方法で発信されると、離れた場所からカメラの映像で入場許可証を確認し、遠隔でゲートを開けることができます。多くの地域の駅付近や繁華街などには複数の駐輪場があります。アイホンのインターホンシステムを使用すれば、駐輪場の無人精算機からのさまざまな問い合わせにコールセンターから遠隔で対応でき、ゲートを解錠することが可能です。アイホンの設定の変更などのメンテナンスも遠隔での操作方法で行えるため、現場へ出向くための交通費や人件費を削減することができます。保育園や幼稚園などの施設では、防犯のために基本的に出入り口は普段は施錠されています。朝の登園や保護者が迎えに来る夕方の時間帯は解錠しておきたい場合は、電気錠と連動させる方法でアイホンが便利に利用できます。解錠しておきたい曜日や時間帯をあらかじめ設定しておけば、その間は自動的に解錠しておくことができるためセキュリティ面も安心で、出入り口に人が出向いて解錠や施錠を行う手間も省けます。休日にオフィスやテナントなどで定期的に清掃や設備点検などが入る場合には、鍵を業者に貸し出すためにわざわざ出向かなくてはなりません。業者に事前に鍵を貸し出す方法もありますが紛失のリスクがあり、鍵の返却のためやはり休日にオフィスに行く必要が生じます。アイホンのインターホンシステムを導入すれば、離れた場所にある管理会社から遠隔での操作方法により出入口の鍵の解錠や施錠をすることができます。マンションやビルのエントランスの解錠、エレベーターのボタン操作方法をスムーズにしたい場合にもアイホンのインターホンが役立ちます。アイホンのインターホンと顔認証システムを連動しエントランスに導入すれば、解錠とともにエレベーターを呼ぶことができます。顔認証ができなかった場合でも、アイホンのインターホンから管理室に連絡して遠隔操作という方法で解錠することも可能です。アイホンは大変優れた機能を備えたインターホンですが、経年劣化や故障により解錠できなくなることもあるため注意が必要です。

◎インターホンをリニューアルするタイミング
アイホンのインターホンは長期間に渡り毎日複数回使い続けるものであるため、劣化や故障が発生することがあります。一般住宅向けのアイホンは10年、集合住宅向けは15年が経過すると経年変化により修理や交換などが必要になります。修理せずにそのまま放置しておくと、アイホンの呼び出し音が鳴らない、通話ができない、解錠できないなどのトラブルに見舞われることがあります。また現在はアイホンを含むインターホンメーカーの補修用性能部品の保有期間は、生産終了後約7年となっています。補修用性能部品とは、アイホンなどの機器の機能を正常に維持するために必要な部品や基盤のことを言います。修理に必要な部品が手に入らなければアイホンが故障した際に修理できなくなる可能性が高いため、設置してから15年以上経過しているなど長年使っている古いアイホンはリニューアルするのもひとつの方法です。最新のアイホンのインターホンは、ワイド画面で見やすくタッチパネル式で使いやすくなっています。カメラ付きアイホンであれば映像を自動で録画でき、スマートフォンからの画像確認や遠隔での解錠操作が可能など優れた機能が多く搭載されています。アイホンのモニター付きワイヤレス子機であれば家事や育児をしていても来訪者に気づくことができ、家のどこにいても対応や解錠が可能となっています。
◎アイホン製品のリニューアル事例
アイホンのインターホンは集合住宅か戸建住宅かで選ぶ製品が変わります。モニターの大きさや使い方など、各製品の特徴をよく確認して選ぶと良いでしょう。
○マンションの老朽化に伴いリニューアル
ある地上14階建てのマンションではインターホンの老朽化により故障が多くなっていたため、アイホンのインターホンにリニューアルする方法を選びました。これまで使用していたインターホンはモニターがモノクロのため訪問者の判別がつきにくく、防犯性にも不安があり使いにくいという点も悩みの種でした。新たにアイホンの「DASHWISHシリーズ」を設置したところ、モニターはカラー画面で非常に見やすく、エントランスだけではなく部屋の入り口が見える位置にカメラを取り付けたためセキュリティ性が向上しました。これまで使っていた古いインターホンはサイズが大きく廊下に受話器がはみ出していたため人がぶつかることがよくありましたが、アイホンの「DASHWISHシリーズ」はスリムなデザインとなっているため接触することもなくなりました。
○2世帯住宅の建て替えに伴いリニューアル
2世帯住宅には、アイホンのテレビドアホン「ROCOタッチ7」が適しています。モニターはタッチパネル式の7型ワイドなので、ご高齢の方でも来客者の顔が見やすいほか、ひとつひとつの画面操作もシンプルなので快適です。子機はモニター付きワイヤレスを採用しているので、2階にいるのが多いときは、子機も一緒に置いておくと、その都度1階に降りることなく来客対応ができます。建物が隣同士で独立していても、自動転送機能を活用することで、一方が留守にしているときは、もう一方の世帯が来客対応するなどといったことも可能です。共働きで、両親もまだ働いているなど、家を留守にしがちな世帯にROCOタッチ7は活躍します。
◎まとめ
株式会社アイホンでは、ニーズに合わせたさまざまな機能や解錠方法のある製品を取り扱っています。アイホンのインターホンは、設置から15年以上が経過すると解錠できなくなるなどトラブルが生じることがあるため、そのような場合は、アイホンをリニューアルする方法があります。東京に本社を置く鍵の専門業者であるカギ舎ではアイホン製品の設置の相談や依頼などに24時間年中無休で対応しています。アイホンに関することや鍵のことでお困りの場合はぜひカギ舎へご一報ください。

