ロイヤルガーディアンの優れた防犯性
毎日さまざまなところで侵入窃盗などの犯罪が発生しています。テレビや新聞で犯罪のニュースを見ても、どこか他人事のように感じられる方もいるかもしれませんが、侵入犯罪はいつ自分の身にふりかかってくるかわかりません。ここでは侵入犯罪の手口や侵入犯罪を防ぐための鍵の防犯性、自宅でできる防犯対策、もっとも防犯性の高い鍵のひとつ「ロイヤルガーディアン」についてご紹介します。大切な命や財産を守るため、しっかりと防犯対策を行いましょう。
◎侵入犯罪の手口
住宅へ忍び込んで窃盗などの罪を犯す「侵入犯罪」の代表的な手口は3つあります。1つは「空き巣」で、家人が留守にしているときに侵入し金品を盗みます。2つめは夜間に家人の就寝時をねらって侵入し金品を盗む「忍び込み」そして、家人が在宅中の食事や昼寝などをしているときに隙をみて侵入し金品を盗む「居空き」です。では「空き巣」「忍び込み」「居空き」のように侵入されるときの手段にはどのようなものがあるのでしょうか。
○無締まり
無締まりとは「鍵をかけていない」状態のことで、うっかり鍵をかけ忘れてしまったりゴミ出しや子どもの見送りに行ったり「少しの時間だから大丈夫」と鍵をかけないで家を出ることなどが原因です。侵入手段の半数以上を占めているのが「無締まり」なので、たとえわずかな時間であっても家を出るときには防犯のためにしっかりと施錠する習慣をつけておきましょう。そして無締まりで注意が必要なのは玄関だけではありません。家の中への侵入口は玄関だけとは限らないからです。玄関の鍵はしっかりとかけているのに窓ガラスの鍵はかかっていないなど防犯ができていないという家は意外と多くあります。玄関以外の窓や勝手口、トイレや台所などの小窓でも侵入された事例が多くあるのでしっかりと施錠を確認して防犯を意識しましょう。また暑くて寝苦しい夜には窓を開けて眠る人も多くいますが、そのような季節に無締まりの家をねらった忍び込みもあるので、防犯のためには在宅中でもかならず施錠をするように心がけましょう。
○ガラス破り
ガラス破りとはガラスを破壊して侵入する手段で、ガラス破りのなかにも「焼き破り」「こじ破り」「打ち破り」などがあります。「焼き破り」はガラスに急激な温度差を与えて割る手段で、やり方としてはライターやバーナーなどで窓ガラスを熱してから急激に冷やします。ガラスのコップにお湯をそそぐと割れてしまうのと同じで、熱に弱いガラスの性質を利用した手段です。この焼き破りは特殊な器具が不要でガラスが割れるときの音も小さいために、増加しているガラス破りの手段です。続いて「こじ破り」は、ドライバーなどの工具を使ってサッシの錠の部分のガラスにこじ開けるように穴を開けます。ガラスにこじ開けた穴から直接手を差し入れてサッシの鍵を開け、こじ開けるときには大きな音も出ず短時間で開けられるガラス破りの手段です。最後に「打ち破り」はドライバーやバールでガラスをたたき割ったり、レンガや石などの重量物を投げつけたりしてガラスを破壊する手段です。ガラスを割るときに大きな音を発しますが短時間で侵入されてしまいます。

○施錠開け
施錠開けとは、玄関や勝手口などの防犯のために鍵がかかっている扉の鍵を不正に解錠して侵入する手段です。施錠開けには「ピッキング」「バンピング」「カム送り解錠」「サムターン回し」「ドリル破壊」などいくつもの手段があります。「ピッキング」は耳にしたことがある方も多くいるかもしれませんが、「ピック」と「テンション」という特殊な工具を使って鍵がなくても不正に解錠できる手段です。鍵を差し込んで回す一般的なシリンダー鍵は、内部にピンやタンブラーという障害物があります。正しい鍵を挿入すると障害物が押し上げられ、境界(シアライン)という部分がそろって鍵が開く仕組みです。ピッキングは差し込んだピックで障害物を押し上げて境界(シアライン)をそろえ、テンションでシリンダーを回し解錠するので鍵を壊すことがありません。よって見た目では侵入されたことに気がつきにくく、同じ家で何度もピッキングの被害にあったという事例があります。「バンピング」は「バンプキー」という鍵を鍵穴に差し込んで衝撃を与えることで不正解錠する手段です。鍵穴に差し込んだバンプキーをたたくなどして強い衝撃を与えると、シリンダーのなかの上部にある障害物のピンがその衝撃で上向きに弾き飛ばされます。そうすると一瞬、境界(シアライン)がそろうのでシリンダーを回して解錠されるしくみで、鍵の知識や技術が必要なピッキングに比べると特殊な技術は不要です。ただしバンプキーはそのシリンダーに対応した鍵でなければ解錠をすることができないので、鍵メーカーや品番ごとに対応したバンプキーを用意しなければなりません。しかしマンションやアパートなどの集合住宅ではそれぞれの部屋の鍵の種類が同じことが多いので、ひとつのバンプキーですべての部屋を開けることも可能です。バンピングの被害にあいやすいのは鍵の側面がギザギザになっている防犯性の低いピンシリンダーキーです。「カム送り解錠」は扉に設置されたシリンダーを浮かせて、その隙間から工具を差し込み直接解錠する手段です。「シリンダーカラー」と呼ばれる丸いプリンのような形をしたカバーを手前に引っ張ると、扉との間にすき間ができる鍵があります。シリンダーの内部には、シリンダーを回す動きをカンヌキに伝える役割をする「カム」というパーツがあるのですが、隙間から針金などを挿入し直接このカムを動かして解錠させるのがカム送り解錠です。カム送り解錠はピッキングやバンピングと違い鍵穴にまったく触らないため、侵入の被害に気がつきにくいのが特徴です。カム送り解錠の被害にあいやすい鍵は、丸いシリンダーカラーを引っ張ると扉との間に隙間ができる鍵なので、防犯のためにも自宅の鍵を一度確認してみてください。「ドリル破壊」は「ドリリング」とも呼ばれ、先の細いドリルでシリンダー内部の障害物であるピンを壊して解錠する手段です。シリンダー鍵は正しい鍵とシリンダー内部のピンの高さが一致すると境界(シアライン)がそろって解錠しますが、ピンそのものを破壊してしまうので鍵がかからなくなって解錠するしくみです。ドリル破壊を防ぐには、ドリルの攻撃に耐えられる強度の高い防犯性に優れた鍵にする必要があります。「サムターン回し」は扉のサムターン(扉の内側にある鍵をかけたり開けたりするためのツマミ)を金属が折れ曲がったような特殊な工具で直接回して鍵を開けてしまう手段です。サムターンを回すための工具を差し込むためには扉に穴が開いていなければなりませんが、ドアスコープを割って穴を開けたり、扉に直接穴を開けたりするほか、郵便受けがついている扉は郵便受けのなかを壊して直接手を差し込まれることもあります。
◎防犯性の高い鍵の重要性
警視庁が発表した令和2年の東京都での侵入窃盗の件数は3,149件で、そのうち1,441件が住宅を対象としたものでした。その内訳は空き巣が1,047件ともっとも多く、夜間に家人が就寝しているときに侵入する忍び込みが309件、家人が在宅して昼寝や食事をしている隙をねらって侵入する居空きも85件と多く発生しています。このような侵入手口を見ると、外出時はもちろんのこと家の中にいても決して安心はできないことがわかります。侵入手段のひとつである施錠開けには、ピッキングやバンピング、カム送り解錠やサムターン回しなどさまざまな手段がありその手口も巧妙化しています。空き巣などの侵入犯罪が非常に多く発生している東京都では、被害を防ぐための対策として防犯性の高い鍵へと変更することがとても重要です。とくに「古い一戸建てで1度も鍵を交換したことがない」「鍵の形がギザギザしている」など古い鍵を使っている方は鍵の防犯性が低い可能性が大きいため、早めに防犯性の高い鍵へと変更することをおすすめします。防犯性の高い鍵は、構造が複雑でピッキングなどの不正解錠に強く鍵の複製も簡単にはできないので、空き巣などの侵入犯罪の被害にあいにくく家の防犯性を高められます。空き巣などの侵入被害にあわないためにも、早めにロイヤルガーディアンなど防犯効果の高い鍵への交換を検討しましょう。

◎ロイヤルガーディアンとは
「ロイヤルガーディアン」とは株式会社トーショウビルサービスが販売する非常に防犯性が高い鍵です。空き巣などの侵入犯罪の手口は日々巧妙化しており、それに対して鍵メーカーも防犯性の高い鍵を開発し続けるようになってきました。株式会社トーショウビルサービスは北海道函館市に本社を持ち、設備警備やセキュリティシステムの提案などをおこなう警備のプロフェッショナルといえる企業です。その株式会社トーショウビルサービスの防犯シリンダー事業で展開している鍵が「ロイヤルガーディアン」で、テレビや雑誌などでも数多く取り上げられている「世界最高水準の防犯性能」を持つハイセキュリティな鍵です。
◎ロイヤルガーディアンの特徴
高い防犯性能を持つシリンダー「ロイヤルガーディアン」は世界初のデッドロック機構など完璧なハードウェアでお客様に物理的な「安全」を提供しています。また鍵の紛失などのトラブル時にはしっかりとお客様をサポートする体制を整えて「安心」のソフトウェアも提供しています。ここでは防犯性が高く安心して使えるロイヤルガーディアンの特徴について解説します。
○鍵登録制度
ロイヤルガーディアンは事前に鍵登録を行わないと、鍵の複製ができません。ロイヤルガーディアンの鍵登録はロイヤルガーディアン購入時に附属されている「鍵登録カード」によって登録作業を実施します。鍵紛失などのトラブルやロイヤルガーディアンの合鍵作製についての対応は、この鍵登録がされていることが前提なのでロイヤルガーディアンを購入したらまず鍵登録をおこないましょう。鍵登録をしておくことで、第三者による不正なロイヤルガーディアンの合鍵作成を完全に防ぐことが可能です。このロイヤルガーディアンの鍵登録制度には、個人情報流出のリスクに備えるためのロイヤルガーディアン独自の特許を取得したシステムが採用されています。ロイヤルガーディアン独自のシステムによって利用者の氏名や住所、生年月日などの個人情報の登録が不要なのでプライバシーが保護されています。さらにロイヤルガーディアンのサーバーに保存されるデータは完全に暗号化されておりハッカーなどのサイバー攻撃への防犯対策が整っています。万が一データが流出しても、流出したデータからロイヤルガーディアンを利用する個人を特定されることは絶対にありません。ロイヤルガーディアンの鍵登録をするためには、パソコンやスマートフォンからロイヤルガーディアンのホームページへアクセスして登録する方法とロイヤルガーディアンのサービスセンターへ電話して登録する方法がありますが、いずれの場合も、①鍵登録カード(表面)に記載されている「シリアル番号」②鍵登録カード(裏面)に記載されている「拡張番号」そして③自分自身で好きな番号を決める4桁の「暗証番号」の3つのデータが必要です。暗証番号は忘れてしまうとロイヤルガーディアン側でも調べることができないので忘れないように注意が必要ですが、ロイヤルガーディアンの鍵登録時に暗証番号を忘れたときのためのリマインダ入力もあります。リマインダ入力では、父親や母親の誕生日や自分の好きな食べ物などの質問と回答をあらかじめ登録しておき暗証番号を忘れたときに使用するヒントとします。この鍵登録までをすませておけばロイヤルガーディアンの鍵の複製ができます。ロイヤルガーディアンの鍵の複製の手順は、まずロイヤルガーディアンのホームページで「キーコード」発行の手続きをとります。ロイヤルガーディアンホームページの入力画面で、鍵登録の際に入力した3つのデータ①シリアル番号②拡張番号③暗証番号を入力すると「キーコード」という番号が発行されます。そしてロイヤルガーディアンを取り付けた代理店や近くのロイヤルガーディアン代理店にこのキーコードを提示するとロイヤルガーディアンの鍵の複製をしてもらえます。もしもロイヤルガーディアンの代理店がわからない場合はロイヤルガーディアンのホームページやサービスセンターでも確認が可能です。
○安心のサポート体制
ロイヤルガーディアンでは鍵の紛失をしたときなどのために、24時間365日受付のロイヤルガーディアン緊急サポートセンターがあります。万が一の際にロイヤルガーディアン緊急サポートセンターの電話番号を探す必要がないように、ロイヤルガーディアンのシリンダー表面に電話番号が刻印されているのでロイヤルガーディアンのユーザーは即座に対応が可能です。ロイヤルガーディアン緊急サポートセンターで受け付けをすると全国に1,000店舗以上あるロイヤルガーディアンの代理店の中から近くののロイヤルガーディアン代理店が伺って緊急対応しています。鍵を失くしたとき、一般的にはインターネットなどで多くの鍵業者のなかから自分で探して手配をし、シリンダーの破壊や新しい鍵への交換などで相当の費用がかかってしまいますが、ロイヤルガーディアンは24時間365日対応のロイヤルガーディアン緊急サポートセンターが手配した代理店が迅速に対応します。まずはロイヤルガーディアン緊急サポートセンターが手配したロイヤルガーディアン代理店がお客様のロイヤルガーディアン登録カードの有無と持ち主の本人確認をおこないます。次にロイヤルガーディアン代理店の指示に従って、携帯電話やスマートフォンでロイヤルガーディアンのホームページからキーコードを取得します。ロイヤルガーディアン代理店はそのキーコードにしたがって合鍵を作製してからお客様宅へ伺います。ロイヤルガーディアンであれば、一般的な鍵紛失時の対応のようにシリンダーを壊すことがないので、安価かつ迅速なトラブル解消が可能です。ロイヤルガーディアンには緊急時のサポートセンター以外にも音声ガイダンスによる情報を案内する「情報サービスセンター」やお客様からのお問い合わせに対応する「お問い合わせセンター(平日の10:00~18:00対応)」など、サポート体制が充実しています。ロイヤルガーディアンの鍵トラブル以外にも、機能や使い方などについて気軽に質問ができるので便利です。ロイヤルガーディアンのその他のサービスとして2年間の製品保証があります。2年間の製品保証とはシリンダーの破損被害(3万円)・家財一式の盗難(47万円)の合計50万円までを上限として保証が受けられるものです。たとえばピッキングによってロイヤルガーディアンのシリンダーが壊されたりデッドロックがかかったりした場合や、住宅内の家財が盗難にあった場合に補償金が支払われます。ロイヤルガーディアンの製品保証は業界最長の2年間で、3年目以降も継続を希望すれば有料で8回までの更新が可能です。この製品保証はロイヤルガーディアンの防犯に対する絶対的な自信の証ともいえるでしょう。そして2002年にはグッドデザイン賞を受賞したロイヤルガーディアンのシリンダーの色は家の雰囲気に合わせて選べる5色があり、鍵の色はカラフルなバリエーションの18色324パターンから選べます。ロイヤルガーディアンは裏表のないリバーシブル構造で、お子様や年配の方でも使いやすい鍵となっています。

◎ロイヤルガーディアンの防犯性
侵入犯罪の防止をはかるために、警察庁、国土交通省、経済産業省は建物部品関連の民間企業団体とともに平成14年11月に「防犯性の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」という組織を設置して防犯性能試験を実施しています。官民合同会議の防犯性能試験に合格した製品は「防犯性能の高い建物部品目録」に掲載されます。「防犯性能の高い建物部品目録」に掲載された製品だけに使用が認められる「CPマーク」は、防犯性能の高い鍵であり信頼できる部品の証として広く普及しています。そして各鍵メーカーは自社の鍵を防犯性の高い鍵として耐ピッキングの合格基準にもっていき、解錠されるのにかかる時間をいかに長くするかについて改良を重ねてきました。世界最高水準の防犯性能を持つロイヤルガーディアンは官民合同会議の厳しい防犯基準に合格することはもちろんのこと、耐ピッキングではなく「ピッキングを完全に防止する」という、防犯の常識を大きくくつがえした世界初のデッドロック機構を開発し「バンピング完全阻止機構」「ピッキング完全防止機構」が内蔵されています。ロイヤルガーディアンは、通常時は正しい鍵を挿入したまま回すと正常な境界(シアライン)が保持されたままシリンダーが回転して解錠されます。しかしピッキングやバンピングによって不正な境界(シアライン)が生じた場合には、ロイヤルガーディアンのアッパーピンという障害物がデッドロック溝というところに落ち込むために回転の途中でロックがかかります。これをロイヤルガーディアンのデッドロック機構といい、こうなってしまうと元に戻すことは不可能で途中で止まった鍵穴は斜めになりロイヤルガーディアンを不正解錠しようとした痕跡がはっきりと残るのです。デッドロックがかかると鍵をロイヤルガーディアンの鍵穴に差し込むことすらできなくなり、時間をかけてもロイヤルガーディアンは絶対に開かない状態になってしまいます。しかしロイヤルガーディアンのデッドロック機構はピッキングやバンピング以外には機能しません。針金などのイタズラや誤って別の鍵を差し込んでしまったりゴミや異物が侵入したりなどで、ロイヤルガーディアンのデッドロックが誤作動することはありません。ロイヤルガーディアンのデッドロック機構はピンシリンダーで唯一のバンピング対策として世界特許を出願中です。ピッキングやバンピングのようにシリンダーに直接はたらきかけることのない特殊解錠用具で簡単に解錠してしまう手段にはサムターン回しやカム送り解錠、そしてドリル破壊などがありますが、ロイヤルガーディアンはこれらの手段にも有効な防犯構造を持っています。サムターン回しに対応するための防犯機能として、ロイヤルガーディアンにはサムターンブロックという防犯製品が付属されています。特殊な工具を差し入れてサムターンを回そうとしても、ロイヤルガーディアンのサムターンブロックがサムターンを覆っているので解錠することができません。カム送り解錠はシリンダーカラーというシリンダーのカバーの部分と扉との間にできる隙間から針金などを挿入して、カンヌキを動かす役目をする「カム」という部分を直接動かして解錠する手段です。ロイヤルガーディアンのシリンダーカラーはカラーがひとつの方向にしか動かない構造の業界初のラチェット方式を採用しています。シリンダーカラーが扉にしっかりと密着して隙間ができず針金などの特殊工具が入らないためカム送り解錠を完全に阻止できます。またカラーは真ちゅうの無垢材を使用しているのでカラーをつぶすことも不可能で非常に高い強度を保った防犯性の高い鍵です。ロイヤルガーディアンはドリル破壊(ドリリング)に対する防犯対策として、鍵穴の内部に超硬プレートと超硬ピンを配置し、シリンダーの各所にも超硬ピンを埋め込んでいるのでドリルの侵入を防ぎ空転させる構造になっています。またロイヤルガーディアンはピン自体も直径が太くできており頑丈なので破壊行為に耐えられます。以上のようにロイヤルガーディアンの防犯性能は非常に優れているため、鍵穴の表面に刻印されたロイヤルガーディアンの文字を見ただけでピッキングやバンピングなどをおこなう犯罪者は侵入をあきらめることになるでしょう。

◎ロイヤルガーディアンの鍵交換
優れた防犯性能を持つシリンダー「ロイヤルガーディアン」は、正規代理店でなければ取り付けることができません。ロイヤルガーディアンを取り付けたい場合は、ロイヤルガーディアンのホームページでロイヤルガーディアン特約代理店の検索をするか、フリーダイヤルで問い合わせをして代理店を紹介してもらいます。近年、オークションサイトやネット販売などでロイヤルガーディアンが売られていることがありますが、ロイヤルガーディアンの正規代理店ではないところから購入したロイヤルガーディアンは保証が受けられないので注意が必要です。またロイヤルガーディアンは、たとえロイヤルガーディアンの正規代理店であってもシリンダーだけを購入して自分で取り付けることはできません。ロイヤルガーディアンは、ホームセンターなどで販売されている一般的な鍵とは防犯機能や構造が違うため、専門知識がない人がロイヤルガーディアンを取り付けようとすると、シリンダーが使えなくなったりロイヤルガーディアンの防犯性能が保てなくなったりする恐れがあるので、ロイヤルガーディアンの防犯性能と機能を維持するためにも、取り付けは正規のロイヤルガーディアン代理店へ依頼をしてください。いま使っている鍵がロイヤルガーディアンへ交換が可能かどうかは、ロイヤルガーディアンのホームページに交換可能な鍵の品番が記載されているので確認をしてみましょう。品番の確認は、たとえばMIWAのLA、MA、LSPなどであれば、扉の側面にあるプレートのデッドボルト(鍵を開け閉めするためのカンヌキ)の上部に品番が刻印されています。MIWAの75PMであれば、室内側に四角い箱状の錠ケースがありドアノブの右上に品番が刻印されているなど、多くの鍵は扉側面のプレートや室内側の箱の表面に品番が刻印されていることが多いようです。MIWAやGOALなどのだいたいの鍵がロイヤルガーディアンへ交換可能ですが、事前に品番表での確認はかならずしておきましょう。鍵は数多くの種類があり品番も細かく分かれているので、品番の確認に自信がない場合は近くのロイヤルガーディアンの代理店に下見をしてもらうことをおすすめします。

◎自分でできる防犯対策
世界初のデッドロック機構で高い防犯性を持ち、ピッキングやバンピングを許さないロイヤルガーディアンに鍵を交換すると格段に家の防犯性が上がるので、空き巣などから家や財産を守ることができます。この防犯性の高いロイヤルガーディアンに加えて、自宅でもできる防犯対策をするとさらに安心して生活できます。空き巣犯は侵入しようとする家を事前に下見することが多いと言われています。下見の際にチェックすることは「家が留守かどうか」「侵入しやすいかどうか」などです。家が留守かどうかの確認にはインターホンを鳴らしたり電話をかけたりします。インターホンは直接鳴らして応答がなければ留守だと判断ができ、もしも応答があったときにはセールスを装おえばよいのです。空き巣犯にねらわれないための防犯対策として、呼び出しボタンを押しただけで自動的に録画機能がはたらいて訪問者の顔を録画してくれるインターホンがおすすめです。さらに「インターホン録画中」などのステッカーを貼っておくと自分の姿を録画されることを嫌がる犯罪者はインターホンを押さなくなります。そして自宅に固定電話がある場合は、在宅中でも留守番電話にしておくことが防犯には極めて効果的です。留守番電話にしておくと「留守だと思われて空き巣に入られるのではないか」「居留守を使っているみたいで相手に失礼だ」と心配される方もいるかもしれません。そのような方には防犯対策用の留守番電話メッセージをおすすめします。防犯対策用の留守番電話メッセージは冒頭で「この電話は防犯対策のため常時留守番電話にしています。発信音の後にお名前とご用件をお話しください。」のようなもので、在宅なのか留守なのかが判断できません。知り合いからの電話であれば名前を名乗ってくれるのでそのまま通話をすればよいわけです。このような防犯用の留守番電話メッセージは自分の声で録音してもよいですが、警察や地方自治体などで公開しているところがあるのでそれを再生して録音することも可能です。そのほかには、自動録音機能がある電話機では留守番電話の応答で「通話が始まると会話を録音します」というメッセージがあるので、自分の声を録音されることを嫌う犯罪者は、本当に留守かどうかもわからないままメッセージの途中で電話を切るので留守であることがわかりません。続いて、空き巣犯が嫌がることは「侵入に時間がかかること」です。都市防犯研究センターの資料によると侵入をあきらめる時間について「2分」と答えた元泥棒が17%、そして「2分を超えて5分以内」で侵入をあきらめると答えた元泥棒が51%となっています。つまり「5分」耐えることができれば約7割の犯罪者が侵入をあきらめるという結果です。家への侵入口といえば玄関扉以外には窓がありますが、多くの窓ガラスの鍵はクレセント錠といい、鍵をくるりと回して引っ掛けるだけの簡単な構造です。ガラス破りなどの手段でガラスを割られてしまうと、そこから鍵をあけて簡単に開けられてしまいます。そこで窓ガラスからの侵入に時間を要するようにするために、補助錠の設置が効果的です。補助錠とはメインで使っている鍵のほかに取りつける2番目の鍵のことです。ガラス窓の補助錠は、サッシに貼りつけたり枠にはめ込んだりしてロックするだけでサッシを動かないように固定することができます。窓の鍵と補助錠の2つの鍵があることでそれだけ侵入に時間がかかるため空き巣に入ることをあきらめさせるほか、補助錠がついているだけでそもそも空き巣犯への抑止力となります。さらに、ガラスを割れにくくする防犯フィルムを張っておくとガラス破りの被害にあいにくいので、より効果的です。その他に空き巣犯が「侵入しやすい」と感じる家の特徴が、外部から玄関などの出入口が見えにくいところです。高い塀や大きな植木などで玄関や窓ガラスが死角になっていると、鍵開けするところや家に入るところが外から見えないので侵入しやすいからです。ですから外から見通しをよくしておくことや家の出入口にセンサーライトなどを設置して近づくと照明が点灯するようにしておくことなどが、防犯対策として効果的です。また人が近づくと気がつくように通路や庭に音の出る砂利などを敷いておくのも防犯対策に役立ちます。空き巣などの侵入犯罪者は、「防犯意識の高い家だ」と判断すれば、侵入をあきらめる傾向にあるので、日ごろからしっかりとした防犯意識を持ち防犯対策をとっておくことが侵入犯罪の被害を未然に防ぐことへつながります。

◎まとめ
侵入犯罪の手口や侵入犯罪を防ぐために必要な鍵の防犯性、防犯性能の高い鍵「ロイヤルガーディアン」や自宅でできる防犯対策などについて解説しました。東京都では空き巣などの侵入被害が数多く発生しており、決して他人事ではありません。「自分の家だけは大丈夫」と考えずに、つねに防犯意識を持っておくことが侵入犯罪を防ぐためには重要です。そして家を守り家族の安全を守るためにも、防犯性が高く侵入されにくい鍵への変更が防犯対策の有効的な手段のひとつです。ロイヤルガーディアンは世界初のデッドロック機構によりピッキングやバンピングを完全に阻止する「世界最高水準の防犯性能」を持つ鍵です。ロイヤルガーディアンは鍵紛失などのトラブルが起こった際は24時間365日の緊急サポートセンターが対応するなど充実したアフターサービスもあるので、より安心した生活を送ることができるでしょう。しかしロイヤルガーディアンの取り付けは正規の代理店以外ではできないので、どこの鍵業者でもロイヤルガーディアンを購入できるわけではありません。カギ舎はロイヤルガーディアンの正規代理店として確かな技術を持つ熟練の作業員がロイヤルガーディアンの取り付けや交換をおこなっております。ご相談や見積もりだけでも無料なので、空き巣などの侵入犯罪から家や財産を守りたい方はぜひカギ舎までお問い合わせください。