EPIC電子錠FlassaF7Dのメリットと機能
EPIC電子錠は従来の鍵穴を利用したシリンダーキーと比べ、防犯性や利便性に長けています。EPIC電子錠のなかでもFlassaF7Dは、セキュリティ機能や入退室管理などの性能の高さに定評があり、オフィスや集合住宅、戸建て住宅など、さまざまな環境で幅広く採用されています。EPIC電子錠FlassaF7Dは、既存の扉に電気工事を行うことなく取り付けることができるため、比較的導入のハードルが低いです。この記事では、EPIC電子錠FlassaF7Dの特徴や機能について詳しくご紹介します。
◎セキュリティ面に優れたEPIC電子錠
EPIC電子錠は、電池を電力として解錠や施錠を自動で行うことができる鍵です。防犯性や利便性の面から、従来の鍵に代わる新たな鍵として知られるようになってきました。オフィスでの導入事例が増えていることはもちろん、一般住宅でも電子錠を採用する家庭が増えています。EPIC電子錠は既存のドアに後付けすることができるので、大掛かりなドアの交換を行わなくても導入することが可能です。EPIC電子錠は、開き戸用、引き戸用、強化ガラス戸用など、ドアのタイプ別にラインナップされています。EPIC電子錠の解錠手段は、暗証番号、ICカード、指紋、スマホアプリなどがありますが、その手段は製品によって異なります。EPIC電子錠はさまざまな製品が取り揃えられているので、場所や人数といった使用条件に合う電子錠を選ぶことができます。なかでも性能の高いEPIC電子錠は、複数の解錠手段が搭載されているものがあります。その時に応じて解錠方法を選択できるだけでなく、二重認証を用いればさらにセキュリティを高めることもできるでしょう。またEPIC電子錠は、スマホアプリと連携させることが可能です。スマホアプリによって、EPIC電子錠をスマホで解錠したり、解錠通知を受信したり、簡単に合鍵を発行できます。合鍵は日時を限定した鍵を作成するなど、利用条件を細かく指定することが可能です。EPIC電子錠は、ピッキングの危険性がないことだけでなく、鍵の閉め忘れを防止するオートロック機能や侵入に対する各種警報機能などもついているので、防犯面もしっかりサポートします。優れた機能面はもちろん、電子錠を取り付けることによって、空き巣などの犯罪の抑止効果も大きいと言えるでしょう。
◎玄関ドアにEPIC電子錠を取り付けるメリット
EPIC電子錠には、従来の鍵にはない多くのメリットがあります。EPIC電子錠は鍵穴を用いずに施錠するので、ピッキングによる侵入を防ぐことができます。また、通常ではない方法で解錠されれば、それを検知して警報を鳴らす機能も付いています。EPIC電子錠には、オートロック機能など施錠忘れを防ぐための機能も搭載されているので、空き巣に対する防犯対策を講じることが可能です。空き巣被害は施錠忘れによる侵入がもっとも多いと言われています。従来の鍵では施錠忘れを防ぐことは難しいのですが、EPIC電子錠を導入することでこれらのリスク回避につながります。EPIC電子錠は、利便性にも長けています。従来では当たり前だった、鍵を鍵穴に入れて回す解錠方法は、荷物で両手が塞がっていたりすると、意外と手間がかかる作業です。EPIC電子錠なら暗証番号を入力するだけ、もしくはカードや指紋をかざすだけの簡単な作業で解錠できるので、労力がかからずスムーズです。外出時に鍵が見当たらず慌てたり、帰宅時に鞄のなかから鍵を探す必要もなくなります。特に多くの荷物を持っている際には、その便利さを実感することができるでしょう。EPIC電子錠にはいくつかの解錠方法がありますが、暗証番号や指紋認証による解除手段を用いれば、従来のような物理的な鍵を持ち歩く必要がなくなります。物理的な鍵といってもカード型なので、財布やカードケースなどに便利に収納することができます。そのような点から、EPIC電子錠は従来の鍵に比べ、紛失や窃盗の危険性が極めて少なくなります。EPIC電子錠は、複数人で使用する際にも大きなメリットがあります。集合住宅やオフィスなどで従来の鍵を使用する場合は、いくつも合鍵を作製したり、使用者間で鍵の受け渡しをしなくてはならない場面が少なくありません。しかしEPIC電子錠を使用すると、物理的な合鍵を作る必要がなくなります。暗証番号認証を用いれば、使用者に暗証番号を知らせるだけで、簡単に鍵の権限を渡すことが可能になります。一般ユーザーや一時的な来客など使用者の権限レベルを分けて、使用場面に適した鍵を発行することもできるため利便性に優れています。セキュリティに関するトラブルなど、何らかの理由で鍵を交換しなくてはならない場合にも、EPIC電子錠であればその作業は簡単です。従来の鍵の場合は、シリンダーを交換し鍵をすべて新しいものと入れ替えなければなりません。使用者が多いほど、作業に手間と時間がかかります。一方EPIC電子錠であれば、暗証番号を変更するだけで容易に鍵を変更することができます。使用者には、新しい番号を教えるだけで鍵の交換が済むので大変便利です。鍵の交換に手間がかからない分、こまめに番号を変更してよりセキュリティを高めることができるでしょう。このようにEPIC電子錠を導入することによって、利便性や防犯性を大きく向上させることが可能となります。

◎EPIC電子錠FlassaF7Dの便利な機能
EPIC電子錠FlassaF7Dは、開き戸に対応した電子錠です。EPIC電子錠FlassaF7Dの室内機の寸法は縦190㎜×横75㎜×厚さ58㎜、室外機は縦176㎜×横70㎜×厚さ22.5㎜です。ストライクは縦130㎜×横29㎜×厚さ24㎜です。EPIC電子錠FlassaF7Dは比較的コンパクトで設置しやすい形状になっています。また室内機の上下を逆転させることで左開き、右開き両方のドアに対応させることができます。EPIC電子錠FlassaF7Dの電源は電池(単三電池4本)ですが、別売りのACアダプタを使用することも可能です。電池の交換目安は1日10回の使用で約8ヶ月とされています。またEPIC電子錠FlassaF7Dは、室外機に非常用電源としてUSB-Cを設けています。USB-Cから5V出力のモバイルバッテリーなどを接続することができるので、万一の電池切れなどのトラブルにも備えています。EPIC電子錠FlassaF7Dは、EPIC電子錠のなかでもセキュリティに優れ、入退室管理が行えるなど高い性能が特徴的です。FlassaF7Dの入退室管理を活用してオフィスでの導入事例も多いです。EPIC電子錠FlassaF7Dでは、使用権限を7段階に分けることができます。FlassaF7Dの使用権限は、最高管理者(全機能使用可能な権限者)、一般管理者(ユーザーの設定や操作が可能)、ユーザー(一般使用者)、ワンタイムユーザー(1回のみ利用可能な暗証番号で解錠)、ゲスト(指定日時曜日のみ解錠)、OTP(1分間だけ使用可能な暗証番号で解錠)、アプリ(アプリで解錠)の7段階です。多数が使用する環境でセキュリティを高めることはもちろん、賃貸物件の管理なども容易に行うことができます。EPIC電子錠FlassaF7Dに搭載されている解錠方法は非常に豊富です。FlassaF7Dでは、暗証番号、ICカード(Felica、Mifare)、指紋、アプリ、スマホNFC、交通系ICカード、おサイフケータイ、リモコン(別売り)、a接点によるインターホン(別売り)による解錠に対応しています。FlassaF7Dの暗証番号認証は、最高管理者1種類、一般管理者1種類、ユーザー1種類設定することができ、4~12桁の番号を自由に組み合わせることができます。そのほか日時・曜日を限定して使用できる暗証番号や1回のみ使用できる暗証番号、1分間のみ使用できる暗証番号など、その時々に応じた細かい設定も可能です。FlassaF7Dのカードキーは200枚登録することができます。これほどの枚数があれば、家庭での利用はもちろん、集合住宅やオフィスで社員に配布することも可能です。またFeliCa、Mifare規格に対応しているカードであれば、既存のカードをカードキーとして利用することができます。社員証をカードキーとして使用すると大変便利でしょう。また交通ICカードを鍵にすることも可能です。既存のカードを活用することができれば、新たにカードを持つ必要がなくなります。FlassaF7Dの指紋は、100指の登録が可能です。指紋認証は身体ひとつで解錠・施錠を行うことができるので大変利便性が高く、安全性にも優れています。EPIC電子錠のスマホアプリでは、スマートロックの登録、ゲストキーの発行が可能です。スマホアプリの接続は、BluetoothまたはWi-Fiを選択することができます。スマートロックを登録すると、スマホアプリからFlassaF7Dの解錠や施錠を行うことができます。スマホアプリから、FlassaF7Dのゲストキー(暗証番号、スマートロック、OTP(決められた時間に1回のみ使用できる暗証番号))を発行することができます。また別売りのWi-Fiブリッジを購入すると、世界中どこにいてもスマホアプリからEPIC電子錠の遠隔操作が行えるようになります。EPIC電子錠の解錠には、それぞれの解錠手段を単独で用いる方法のほかに二重認証モードがあります。FlassaF7Dで二重認証モードを設定すると、暗証番号とICカードまたは暗証番号と指紋の2種類の認証行わなければ、解錠することができなくなります。警視庁では防犯性を高めるために、ひとつのドアに対して2つの鍵をつける「1ドア2ロック」を推奨しています。二重認証モードを活用すると、それを簡単に行うことができ、FlassaF7Dのセキュリティを強化する方法として、簡単に導入することが可能です。またEPIC電子錠FlassaF7Dではセキュリティを高めるために、入室時だけでなく退室時の解錠にも指紋認証を搭載しています。退室時の認証は子どもや高齢者の飛び出しを防止することもできるので、EPIC電子錠は保育園や幼稚園、高齢者施設などでも選ばれています。またオートロック機能を有効にすることで、施錠し忘れを確実に防止することができます。万が一、扉が開いたままになってしまった場合に、施錠忘れを知らせる施錠お知らせ機能や、解錠したままドアを開けずに一定時間経過すると再施錠する機能もあります。お出かけ強制ロック機能を使用すると、室内機の解錠ボタンを無効にすることができます。また暗証番号の入力場面を他人に見られる可能性がある場合におすすめしたいのは、暗証番号ごまかし機能です。暗証番号ごまかし機能とは、任意の数字を入力した後にいつもの暗証番号を入力することで解錠できる機能で、来客とともに入室する場合にも活用できます。またEPIC電子錠FlassaF7Dで最も特徴的なのが、入退室の履歴管理が行えることです。FlassaF7Dではリアルタイムで入退室の記録を残すことができるので、オフィスなどでの入退室管理に最適です。EPIC電子錠で入退室管理が行うことができれば、社員の出退勤管理のために新たなソフトを導入する必要がありません。手間やコストの削減につながるでしょう。EPIC電子錠FlassaF7Dの防犯対策としては、解錠時に暗証番号、カード、指紋の入力を間違えると警報を鳴らして、1分間操作が行えないようにするいたずら防止機能やドアが閉まっている状態で破損などによる通常ではない操作を検知すると警報音を鳴らす、こじ開け警報があります。非常時の対策としては、火災時に室内機の温度が約62℃に達すると警報を鳴らして自動的に解錠する火災警報機能を搭載しています。

◎EPIC電子錠FlassaF7Dを取り付ける際の注意点
EPIC電子錠FlassaF7Dを取り付けるためには、FlassaF7Dが既存のドアに適応しているか、いくつか調べなければならないことがあります。まずはドアの厚みやバックセットを計測します。FlassaF7Dが設置できるドアの厚みは30~45㎜、バックセットは41~46㎜です。次にEPIC電子錠FlassaF7Dの室外機、室内機、ストライクの設置スペースがあるか確認します。特に一般戸建て住宅用のドアは、設置スペースが限られていたり、ドアに飾り枠などの凹凸がある場合があるので注意します。万が一、既存のドアがそれぞれの条件に適応しない場合でも、スペーサーなどで厚みを調整することによってFlassaF7Dを設置できる場合があります。またEPIC電子錠FlassaF7Dを新規に取り付ける場合には、ドア取り付け穴を開けなければならないことも念頭に置いておきましょう。FlassaF7Dの室外機を固定するためにドアに直径32㎜の取り付け穴を開けるほか、必要に応じてストライク取り付け用のネジ穴も開ける場合があります。

◎まとめ
電子錠が新たな形の鍵として広く認識されるようになってきたなか、EPIC電子錠FlassaF7Dは多様な解錠方法、スマホアプリとの連携、入退室管理が行える高性能な製品として注目されています。EPIC電子錠FlassaF7Dは、オフィスや賃貸住宅、戸建て住宅などあらゆる場面で導入されており、利便性、防犯性を向上させることができます。カギ舎では、EPIC電子錠FlassaF7Dをはじめとする電子錠の取り付けを承っております。お見積りは無料です。EPIC電子錠FlassaF7Dの導入をご検討の方は、カギ舎までお気軽にお問い合わせください。