TEL0120-69-0569年中無休・24時間受付

ES-L200C

ロッカーやキャビネット用のES-L200Cは、暗証番号とICカードでドアを施錠・解錠する電子錠です。キーレスタイプで、鍵を持ち歩く必要がないため、鍵を持ち帰ってしまう、鍵を紛失してしまうなどの心配がありません。ES-L200Cの電子錠では、暗証番号、ICカードの片方のみを利用することや、両方を併用するなど、シチュエーションに合わせ選択ができることが特徴の1つです。
 
EPICのES-L200Cの電子錠には選べるモード切替え機能や、安心できる管理者機能などの充実した機能が搭載されています。動作モード切替え機能では、「パブリックモード」と「プライベートモード」の2パターンがあり、使用する環境に合わせて電子錠のモードを切り替えることができます。パブリックモードは、その都度、使用するユーザーが暗証番号またはカードを入力して施解除するモードです。複数の人が1つのロッカーを共有する図書館やスポーツジムなどに適した運用モードです。プライベートモードは、事前に暗証番号またはカードを登録し、その暗証番号またはカードを使って解除します。このモードは特定の人が一定期間、1つのロッカーを使用するオフィスや資料室などに向いています。電子錠に備え付けられている「オートロック機能」は、プライベートモードのみで使用が可能です。ドアを閉めると自動的に施錠するオートロック機能は、有効にも無効にも設定することができます。ES-L200Cの「暗証番号キー」は、パブリックモードの場合は4桁の任意の数字、プライベートモードでは4~12桁の任意の数字を登録することが可能です。電子錠のナンバーパットに登録した暗証番号を入力することで施解錠されます。電子錠を暗証番号キーで解除する際に10回連続で間違えた場合は、警報音が鳴り30秒間動作が停止します。ES-L200Cの「ICカードキー」は、パブリックモードは最大1枚、プライベートモードでは最大15枚を登録することが可能です。ICカードキーを電子錠のナンバーパットの中央のカードセンサーにかざすことで、施解錠できる仕様になっています。さらにICカードキーが「MIFARE」に対応していれば、社員証や会員証を電子錠にそのまま利用することもできます。仮にカードの紛失や退職、退会した場合にも、登録したICカードを電子錠のカードセンサーにかざすだけで、簡単に削除することが可能です。もしものときに解除できる「管理者機能」が装備されていることも、ES-L200Cの目立った特徴です。電子錠の管理者機能には「管理者暗証番号」、「管理者カード」、「管理者USBキー」の3種類が備え付けられています。管理者暗証番号や管理者カードを登録することで、暗証番号やICカードを紛失した場合であっても、管理者暗証番号や管理者カードで電子錠を解除することができます。管理者暗証番号は1種類、管理者カードは最大5枚まで、電子錠に登録することが可能です。電子錠に管理者USBキーを登録すると、電子錠の暗証番号などの解錠方法が不明になってしまったときでも、管理者USBキーで解錠することが可能になります。管理者USBキーは最大3個まで登録できます。音量設定には消音、音量小、音量大の3段階にわかれており、ES-L200Cは状況に応じて調整することができます。ロッカー使用中などをお知らせする、「表示設定機能」も付いています。この電子錠の機能は施錠されているときに赤色LEDが2秒毎に点滅し、パブリックモードでのみ設定が可能です。そのほかにも、警報や警告などの機能も電子錠に設置されています。ES-L200Cの「いたずら防止警報装置」は、10回連続して暗証番号やカードの入力を間違えると、警報がなり30秒間操作ができなくなることでいたずら操作を防止する装置です。「電子錠のこじ開け警報装置」は、ドアが閉まっている状態で泥棒等が無理やりこじ開けるような、通常ではない操作を感知するとビープ音が鳴ります。電子錠の警報を解錠するには、電池を入れ直すか、登録した暗証番号やICカードで認証すると、通常に戻ります。ES-L200Cは単3アルカリ乾電池を3本使用します。1日10回の使用を想定した場合、電子錠は約1年稼働します。電池交換時期を知らせる電池不足警告装置がついています。通常操作時にピポピポと電子音が鳴り、電池不足ランプが点灯したら電池を新品乾電池に交換します。ES-L200Cの室内機に入っている電池が、既に切れてしまった場合は、室外機の緊急時モバイルバッテリー接続部に、スマートフォン用のモバイルバッテリー(USB-C)を接続すると、通常通り使用することができるので安心です。ES-L200Cはロッカー専用モデルの電子錠なので、通常は内側から解除できません。ただし学校のロッカーにこどもが隠れるなど、万が一、建物内に人が入った状態で施錠された場合、電子錠の内側から解除することができる、「閉じ込め防止機能装置」が備え付けられています。
 
ES-L200Cは後付けが可能なため、既存のロッカーに新たに鍵の取り付けや、会社の個人情報の強化など、あらゆる用途に合わせて柔軟に対応できる電子錠です。またES-L200Cは電池式なので、面倒な電気の配線や大掛かりな工事の必要がありません。そのため数が多いロッカーやキャビネットでも導入コストを抑えることができます。ES-L200Cの電子錠は、木製のロッカーやキャビネットといったドアの厚みが15~20mm程あれば、開き戸タイプ、前板が収まるタイプ、前板フルカバータイプなどのドアに設置が可能です。

ES-L200C
お問い合わせ・お見積りはカギ舎へ!