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ES-F9000Kr

ES-F9000Krは、暗証番号や指紋認証、ICカードで解錠可能なEPICのハンドル付き電子錠です。非常用の物理キーも付属しているため、暗証番号忘れなどの非常時も安心して使用できます。オプション対応の無電圧a接点を活用すると、玄関まで行かずに電気解錠機能付きインターホンから扉を解錠することも可能です。ES-F9000Krの特徴には、電子錠の利用者ごとにユーザーレベルを設定できる点があげられます。利用者のレベルは、「最高管理者」「一般管理者」「ユーザー」「ゲスト」の4つに分けられます。例えば、最高管理者を建物の所有者、一般管理者を管理会社、ユーザーを入居者、ゲストを来客者のように設定できます。
 
オートロック機能を活用してES-F9000Krを施錠すると、無締まりによる空き巣などの侵入を防止できます。オートロック機能が有効な状態では、扉を閉めると約2秒後に電子錠が自動で施錠されるため、従来の鍵と異なり施錠を忘れる心配がありません。ES-F9000Krには、電子錠の解錠操作をしてから扉を開けない状態が続くと、約7秒後に自動施錠される自動再施錠機能も存在します。工場出荷時に有効になっているES-F9000Krのオートロック機能は、利用シーンに応じて無効に切り替えることも可能です。
 
建物の外からES-F9000Krを解錠する方法は、「暗証番号」「ICカード」「指紋認証」の3通りです。ES-F9000Krの解錠時に暗証番号に利用できる桁数は、利用者のレベルにより異なります。電子錠の利用者レベルがユーザーの場合は4~12桁、管理者の場合は6~12桁の任意の数字を登録可能です。またゲストは、1 回限り使用できるワンタイム暗証番号を用いてES-F9000Krを解錠することが可能です。宅配業者などにワンタイム暗証番号を割り当てると、電子錠の防犯性能を保ったまま荷物の受け取りができます。ES-F9000Krを暗証番号で解錠する際には、ごまかし機能を利用するとさらなるセキュリティ向上につながります。暗証番号のごまかし機能とは、本来の暗証番号と任意の暗証番号をあわせて20桁の番号にして登録できる機能です。ダミーの数字をプラスして解錠できるため、暗証番号の盗み見による悪用防止に効果を発揮します。ICカードで解錠する場合は、FeliCa®やMIFARE® Classicの規格に対応するカードの事前登録が必要です。交通系のICカードや商業施設で使用するカードなど、使用頻度の高いものを電子錠に登録しておくと利便性が高まります。登録できるICカードの数はユーザーのレベルにより異なり、例えばユーザーであれば200枚まで登録可能です。ES-F9000Krを指紋認証で解錠する際は、電子錠の上部にある指紋センサーに指を軽く押し当てて電子錠を解錠します。ユーザーレベルによって指紋の登録可能数は異なります。例えばユーザーとして登録している利用者では、ES-F9000Krの本体に100指まで指紋を登録できます。EPICのES-F9000Krは二重認証モードも備えています。二重認証モードを適用すると、「ICカードと暗証番号」「暗証番号と指紋」のように2種類の方法で認証できるようになります。
 
認証方法以外にも、ES-F9000Krには多彩な機能が備わっています。おやすみ強制ロックは、室外からの電子錠の解錠操作を無効にする機能のため、就寝時などに使用すると安心です。そのほか、いたずら防止警告は空き巣や不審者から建物を守るES-F9000Krの便利な機能です。5回連続で解錠に失敗すると電子錠から警告音が鳴り、室外からの操作が1分間できなくなる仕組みです。空き巣は侵入に時間がかかるのを嫌う傾向にあるため、ES-F9000Krのいたずら防止警告を活用すると、ピッキング犯などをあきらめさせる効果が期待できます。ES-F9000Krには、扉の破壊や火災などの非常事態を音で知らせる機能も備わっています。こじ開け警報では、異常な扉の解放状況を検知すると電子錠から警報を鳴らし、侵入犯を威嚇します。ES-F9000Krの火災警報は、電子錠の室内機が一定温度を検知すると作動する機能です。室内機側の室温が約62度(±5度)に達すると音が鳴り、扉が自動的に解錠される仕組みです。
 
ES-F9000Krを1日10回程度の使用した場合、約1年間電池の寿命が続くように設計されています。ES-F9000Krは、電池の使用期間が自動でカウントされる仕様の電子錠で、電池の使用期間の経過はナンバーパッドの点滅により確認することができます。電池交換の時期になると、警告音が鳴り電池不足を知らせるランプが点灯します。ES-F9000Krは、単3アルカリ乾電池8本を室内機に挿入して使用します。電池不足を知らせるランプが点灯した際は、8本とも新品に交換するよう注意してください。交換が間に合わずES-F9000Krの電池が切れてしまった際には、室外機のハンドル下部にある室外電池接続部に、9V型角形アルカリ乾電池を押し当てて緊急給電が可能です。
 
EPIC 電子錠のES-F9000Krを導入する際は、扉の厚みやバックセットといった事前のサイズ確認が必要です。ES-F9000Krに対応する扉の厚みは40〜50mmです。鍵穴の中心から扉の端の寸法を指すバックセットは、70mmに対応しています。賃貸物件への電子錠導入を検討している場合には、大家さんや管理会社の許可が必要な点に注意してください。

ES-F9000Kr
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