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ES-F7000k

ES-F7000kは、指紋認証やICカード、暗証番号で解錠する開き戸用小型ハンドルタイプの電子錠です。ES-7000kと同じ形状ですが、電子錠の解錠手段としてES-F7000kには指紋認証が採用されている点が異なります。室外機には指紋センサー、その下にナンバーパッド、ICカードセンサーと緊急時電池接続部、非常キーホールとハンドルが付いています。非常にシンプルで高級感のあるデザインの電子錠なので、さまざまな形の開き戸に取り付けることができます。室内機には、乾電池4本をセットする部分と、指紋やICカード、暗証番号を設定するためのボタン、そして電子錠の施錠ボタンが設置されています。なお、室内機側からの電子錠の解錠は、ハンドルを下げることで開く仕組みです。
 
ES-F7000kの電子錠は、利用者レベルに応じて認証方法を設定することができます。利用者レベルは4段階にわかれており、権限が上位のものから順番に最高管理者、一般管理者、ユーザー、ゲストとなっています。最上位の最高管理者は、ES-F7000kの電子錠を初期化できる権限を持つ唯一のレベルで、暗証番号が1種、指紋10指紋、ICカード10枚を登録できます。次いで上位に位置する一般管理者は、ES-F7000kに登録されているユーザー以下を削除できる権限を持ち、暗証番号1種、指紋10指紋、ICカード10枚を登録できます。ユーザーは、自身のみ削除する権限を有する利用者で、暗証番号1種、指紋は100指紋、ICカード200枚となっています。ゲストは、1回限りでES-F7000kの電子錠を解錠できるワンタイム暗証番号の利用者で、最高管理者、一般管理者、ユーザーそれぞれで1種を設定することができます。
 
オートロックの有効・無効を設定することができ、電子錠のオートロックを有効に設定しておくと、扉が閉まってから約2秒後に自動的に施錠されます。一方オートロック設定が無効になっている場合は、ES-F7000kの室外機にあるナンバーパットを2秒タッチするか、室内機の施錠ボタンを押すことで電子錠が施錠されます。また、ES-F7000kには自動再施錠の設定がついており、施錠してもドアを開けずにいると約7秒後に電子錠が再施錠されます。
 
電子錠を室外側から解錠するには、暗証番号、カード、指紋を使って認証を行います。いずれの場合も、5回連続して認証に失敗するとES-F7000kの電子錠が1分間操作できない状態になるため、注意が必要です。暗証番号を使った電子錠の解錠は、ナンバーパッドをタッチし、暗証番号入力後に「*」を入力します。ES-F7000kには暗証番号のごまかし機能がついているため、近くに人がいるときでも暗証番号を知られることなく電子錠を解錠できます。ICカードを使った解錠方法は、カードをICカードセンサー部にかざします。利用できるICカードは、FeliCa、交通系ICカード、おサイフケータイ、MIFARE規格のものです。カードの自動検知を有効・無効に設定することができ、ICカードがMIFARE規格で自動検知が有効に設定されている場合は、カードをICカードセンサー部にかざすことで電子錠を解錠します。自動検知設定が無効のとき、あるいはICカードがFeliCa規格の場合は、ナンバーパッドをタッチしてからカードをかざすことにより解錠されます。指紋認証の解錠方法は、ES-F7000kの指紋センサーに指を軽く押し付けます。また、非常キーを使って電子錠を手動で解錠することも可能です。その場合、非常キーをES-F7000kの非常キーホールに差し込み、反時計回りに回すことで解錠します。非常キーは必ず非常時にのみ使用するものとし、平常時は室内の安全な場所に保管しておくことが大切です。
 
ES-F7000kの便利な機能として、無電圧a接点搭載機能、音量設定機能、ミュート機能、室外電池接続部、おやすみ強制ロックを搭載しています。無電圧a接点搭載機能は、電気錠のインターホンから電子錠を解錠できる仕組みのことで、わざわざ玄関まで行かなくてもインターホンから来客を招き入れることが可能になります。音量設定機能は、基本機能の音量を設定できる機能で、8段階のなかから選ぶことができます。ミュート機能は、深夜に帰宅した場合などメロディを鳴らすことなく静かに解錠したい場合に利用できる機能です。室外電池接続部は、室内機にセットしてある電池が切れてしまった場合に、室外機に角形9Vアルカリ乾電池(別売)を接続することで電子錠の解錠ができる仕組みとなっています。おやすみ強制ロックは、室外側から電子錠を解錠する操作を無効化できる設定で、夜寝るときなどに利用すると安心です。
 
セキュリティ機能も充実しており、不正解錠警報機能、火災警報と自動解錠機能が付いています。泥棒などが無理やり電気錠をこじ開けようとした場合には、威嚇のための警報を鳴らします。また、火災で室内機が約62℃(±5℃)の温度を検知した場合、火災警報音を鳴らすとともに電子錠を自動的に解錠する仕組みのため、閉じ込められる心配がありません。ES-F7000kの警報音は有効・無効に設定できますが、警報機能は無効にすることはできません。電子錠の取り付けは40~50mmの扉の厚さに対応しています。

ES-F7000k
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