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指紋認証

指紋認証システム導入のご提案

ドアの施錠や解錠の記録から人の出入りを把握する入退室管理システムは、組織をセキュリティの脅威から守る方法として、多くの企業に導入されています。入退室管理システムを導入する際には、組織の人数や運営スタイルによって最適な解錠方法を選ぶ必要があります。近年、入退室管理システムに広く導入されているのが、手ぶらで入退室管理システムと連動したドアを解錠する指紋認証システムです。指紋認証システムは、身体特徴のひとつである指紋の差異を鍵として活用した解錠方法を指します。指紋認証システムでは、認証機器にあらかじめ登録しておいた指紋と、認証時に触れた指紋のパターンが一致すればドアが解錠する仕組みです。指紋認証を入退室管理システムに導入し、渦の大きさや分岐点といった差異から認証可否を判断することで、なりすましによる入室を防ぐことが可能です。さまざまな入退室管理システムを取り扱うカギ舎では、手軽な操作で優れた防犯効果を誇る指紋認証システムをご提案します。

  • 指紋認証システムの仕組み

    指紋認証システムは、あらかじめ認証機器に登録しておいた指紋と、認証機器のセンサーに指を当てて読み取った指紋を照合する技術です。指紋とは、人間の指の腹にある盛り上がった部分の線からなるパターンを指します。指の腹に刻まれる盛り上がった線は隆線(りゅうせん)と呼ばれ、隆線が分岐したり途切れたりすることで袋小路や三角州など個人で異なる指紋パターンが完成する仕組みです。一般的な指紋認証は、汗の性質を活用した静電容量方式の仕組みにより認証し、入退室管理システムと連携させた扉などを解錠します。静電容量方式は、スマートフォンのホームボタンなどにも搭載されている指紋認証システムで、認証機器のボタン内側に搭載されたセンサーで指紋の特徴点を抽出する方法です。指は常に微量の汗をかいており、汗には電気を通す性質の電解質が含まれます。電解質は指紋の盛り上がり箇所に多くたまり、分岐したり途切れたりしている箇所には留まりにくいため、指紋ごとに集まる電気量が異なります。これらの指紋にある電気量の差を読み取るのが、静電容量方式のセンサーに埋め込まれた何万個もの電極です。指紋認証の機器に指を当てると、センサーで読み取った電気量の差によってデータ化された指紋から、中心を起点に特徴点が抽出されます。抽出した画像と、登録された画像を比べることで数十個の特徴点の一致を確認する仕組みです。一致が確認できた際のみ、入退室管理システムと連動したドアを指紋認証で解錠できます。入退室管理システムで使われる指紋認証システムのセンサーには、光学式、超音波式と呼ばれるタイプも存在します。光学式や超音波のセンサーを搭載した指紋認証システムは、機器に搭載されたボタンではなく、画面ディスプレイに直接指を当てることで認証できるのが特徴です。急いでいる際でも画面に軽く触れるのみで指紋認証できるため、大規模なオフィスでもスムーズな入退室管理システムを実現可能です。光学式センサーでは、指紋認証システムの画面ディスプレイの裏から指に向けて光を当てて認証し、入退室管理システムと連動するドアなどを解錠します。盛り上がっている箇所と溝の箇所の集合からなる指紋は、光によって異なる陰影になります。これらの陰影を画面ディスプレイの裏のレンズに集約し、指紋を読み取るのが光学式の指紋認証の仕組みです。超音波式センサーを搭載した指紋認証システムは、光学式の指紋認証をより改良したタイプで、入退室管理システムに活用すると指紋認証の防犯性をより高めることが可能です。超音波式の指紋認証システムでは、画面ディスプレイに置いた指に向かって超音波を当て、跳ね返りの角度や強さの違いから指紋を読み取ります。超音波式センサーを搭載した指紋認証は、表面下の指内部まで超音波が届くため、汚れや水濡れに強いのが特徴です。超音波式では、指の血流を含めた立体的なデータによる入退室管理システムを利用できます。偽造された指紋や、生きていない人間の指紋で認証するのは困難な仕組みのため、サーバールームや研究室などに設置すると、厳格な入退室管理システムを構築可能です。

  • 指紋認証システムを導入するメリット

    指紋認証システムの導入メリットのひとつが、鍵運用の負担を減らすことで情報漏洩を防止できる点です。ボタンや画面に指を触れるのみというシンプルな操作の指紋認証は、利便性の高さから老若男女が利用する入退室管理システムで使用されています。医療機関や食品工場、データセンターなど、衛生面やセキュリティの基準が厳しい業界では、持ち込み制限から物理鍵やカードによる入退室管理システムを利用できないケースがあります。そうした環境での入退室管理システムを支える方法のひとつが、荷物を持たずに認証できる指紋認証システムです。パスワードによるログインや暗証番号によるドアの解錠では、入力している最中に入力内容を盗み見られるなど、漏洩の危険性があります。指紋認証による入退室管理システムでは、個人の身体的特徴を用いて解錠するため、認証情報の複製や貸し借りによる不正解除を防止可能です。指紋認証システムでは、センサーに指を当てる数秒でパソコンのログインやドアの解除ができるため、盗み見のリスクを抑えながら正確な入退室管理システムを運用できます。指紋認証による入退室管理システムは、物理鍵やカードキーのような個別の鍵管理が不要なため、鍵紛失の対応を簡略化できるメリットもあります。鍵を落としたり、紛失したりすると、従来は防犯上の観点から鍵交換が必要です。入退室管理システムを暗証番号で運用する際には、暗証番号忘れによる初期化が必要になる場合もあります。指紋認証システムでは、認証機器で指紋の削除や再登録が手軽にできるため、入退室管理システムを運営する担当者の負担が軽減されます。指紋認証を入退室管理システムと連携させると、日時や場所、人物の履歴確認が容易なため、外部からの不正侵入や、内部の不正な操作をいち早く特定可能です。役員の指紋以外は入室禁止、夜間は指紋認証とカード認証の両方が必要など、組織運営にあわせた柔軟な入退室管理システムを構築できます。指紋認証による客観的かつ正確な入退室管理によって、コストをかけることなく不正打刻や無断残業を防止できるため、健全な組織運営が可能です。指紋認証システムの機器によっては、管理者以外の指紋がなければデータ更新や削除ができない製品もあるため、部外者の不正操作や、予期せぬ操作ミスを防止できます。指紋認証システムを導入すると、物品トラブルの防止も可能です。組織で備品の貸し出し管理を行う際、鍵による運用では、帳簿に日時や品物などを記録する方法があげられます。物品管理に指紋認証システムを導入すると、指紋認証システムで正確な本人確認ができるため、スピーディーな管理が実現可能です。紛失など物品管理にトラブルが発生した際には、入退室管理システムの管理ソフトから認証履歴を絞り込むことで迅速な発見につながります。

  • 指紋認証システムに対応した認証リーダー

    入退室管理に対応した指紋認証システムでは、施解錠の強化とあわせて、人の出入りを正確に管理可能です。以下に記載した指紋認証の認証機器は入退室管理システムに対応しています。

    〇KJ-3500

    KJ-3500の指紋認証は、韓国のセキュリティメーカーであるKJTECHの製品で、世界最速クラスの0.1秒の認証速度を誇ります。指紋認証システムに登録可能な指紋は最大5万個で、保管できる指紋認証の履歴は最大50万件です。指紋認証の認証機器本体にカメラを内蔵しており、指紋登録と同時に顔写真を撮影できるため、指紋認証と顔画像の二重確認でなりすましを防止します。指紋認証システムには、身体の成長にあわせて指紋の状態を自動学習するアルゴリズムが搭載されているため、成長期の子どもがいる家庭でも安心して使用可能です。KJ-3500のFAR(他人受入率)は0.00001%のため、指紋認証システムが誤って別人を本人と誤認識して通過させてしまう恐れがほとんどありません。FRR(本人拒否率)も0.01%のため、指紋認証システムの認証エラーにより本人が入室できないといったトラブルを避けられます。

    〇KJ-3400

    KJTECHのKJ-3400シリーズは、幅48mm、高さ138mm、奥行き38mmのスリムサイズで、限られたスペースに無理なく設置できる指紋認証システムです。5,000個までの指紋を本体に登録でき、指紋認証で読み取った指紋は20万件まで履歴として保存できます。360度どの方向に指を置いても認証できるため、向きを気にせずタッチでき、すばやく解除可能です。自動指紋認識の機能により、スタートボタンを押すことなく、自動で指紋の読み取りが開始されるため、スピーディーに入退室管理システムを運用できます。

    〇KJ-3300

    KJTECHのKJ-3300シリーズは、5万個まで指紋を登録でき、最大で50万件の読み取り履歴が残せる指紋認証システムです。外部インターフェースとしてUSBメモリーに対応しているため、本体の履歴をUSBメモリーでバックアップできます。KJ-3300では、通常の光学センサーに加え、オプションでMSIセンサーを選択可能です。MSIとは、マルチスペクトルイメージングの略で、表面の奥にある真皮で認証できる技術を指します。MSIセンサーは、複数の波長の電磁波で指紋の画像を撮影することで、表皮だけでなく真皮の指紋をデータ化する仕組みです。MSIセンサーの真皮認証により、食品工場や医療機関で使われる薄手の手袋をしたままでも指紋を読み取れるため、衛生面に配慮した入退室管理システムを構築できます。真皮のデータも取得することで、表皮のみでは認証が難しい薄い指紋や乾燥で荒れた指、汚れや水濡れがある指でも認証可能です。シリコンやゴムで偽造された指紋を即座に検知し、シャットアウトできるため、より厳格な入退室管理システムを導入できます。

    〇FE-600

    KJTECHの指紋認証システムFE-600は、本体に5,000指まで指紋を登録できます。指紋認証のデータ保管場所は、CPU起動時の一時的なデータ記憶先であるRAMと、読み書き可能で電源を切ってもデータが消えないフラッシュメモリです。FE-600ではRAMに4GB、フラッシュメモリに8GBの容量がそれぞれ用意されています。入退室管理システムで正確な記録をとるためには、入室だけでなく退室時の運用にも気を配る必要があります。KJTECHの指紋認証には、ドアが閉じた際に自動で施錠されるオートロック機能があるため、正確な入退室管理システムの実現や、施錠忘れによる侵入を防止可能です。KJTECHの指紋認証の対応温度は-10℃~50℃、湿度は10~90%で、開き戸のほか引き戸にも設置できます。オプション利用により、Wi-Fiで機器を接続することも可能なため、LANケーブルの配線作業を省いて、コストをかけずに指紋認証システムを導入可能です。

  • 上記でご紹介した認証機器は、いずれもカード認証にも対応しており、FE-600は顔認証も可能です。入退室管理に対応した指紋認証システムの詳細については、こちらのページをご覧ください。

指紋認証システムの活用シーン

  • ○KJ-3500

    指紋認証システムを入退室管理システムに導入すると、限られたコストでオフィスの防犯を強化できます。KJ-3500をオフィスの入退室管理システムに利用すると、社員用に人数分の合鍵を作成する必要がありません。何枚ものカードを持ち歩いて認証する必要がなくなるため、鍵紛失や鍵交換に要していた経費が削減されます。入室時間や入室者の制限を管理ソフトで行えるため、各部屋への警備員の配置や、担当者による施解錠のチェック作業が不要です。KJTECHの指紋認証は、マスター登録者の指紋なしで管理ソフトのデータ削除や更新ができない仕様のため、改ざんを防ぎ、オフィスの防犯意識の向上が期待できます。KJ-3500やKJ-3300では、オプションでMSIセンサーの真皮認証を利用できるため、インクなどで手が汚れる印刷工場や、手袋を着用する食品工場でも活用されています。手洗いや手袋の着脱をせずにすばやく認証できるため、業務効率を落とすことなく、防犯性に優れた入退室管理システムを構築可能です。

    ○KJ-3300

    KJTECHの指紋認証システムはマンションや店舗などでも活用されています。マンションなどで入居者が変更する際は、以前の入居者の指紋を削除し、新しい入居者の指紋を登録することで鍵交換が不要です。KJ-3300とKJ-3400は、複数のフロアで親機と子機として使用できます。KJ-3300を親機としてマンションの管理室に、KJ-3400を子機としてエントランスに設置可能することで、トラブル時の連絡が迅速になり、マンションの入退室管理システムを強化可能です。オフィスや店舗のフロアの各ドアに子機を、事務室に親機を設置すれば、事務室で特定のフロアの一元管理ができます。FE-600を活用した入退室管理システムの事例には、24時間受付のジムやホテル、教育機関などがあげられます。顧客にあらかじめ指紋を登録してもらうことで、スタッフを常駐させずに受付業務ができ、人件費を抑えた入退室管理システムの実現が可能です。

    ○FE-600

    Wi-Fi接続が可能なFE-600は、LANケーブル不要で設置できるため、配線スペースがとりにくい小さな空間にも問題なく入退室管理システムを導入できます。幼稚園や保育園などで入退室管理システムを運用する際でも、子どもがケーブルを触ってしまう恐れがなく、安全に指紋認証システムを導入可能です。KJTECHの指紋認証システムは防水防塵レベルがIP65規格のため、雨水やチリ、ホコリにも強く、屋外に面した出入口への設置もできます。FE-600は、教育機関の入退室管理システムにも活用されています。教室や研究室のドアに設置して不正侵入を防ぐことで、成績表などの個人情報や機密事項の流出を防止可能です。

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