窓にも鍵を2つつける

窓からの侵入を阻止するためには、窓にも2つの鍵をつけることが、防犯対策となります。 玄関に2つ鍵を付ける前に、窓の鍵も2つつけるという考え方です。 ただし、現在家の窓についている鍵は、一般的にクレセント錠と呼ばれるものが多くを占めています。 クレセント錠は、半円で回転させ引っかけるタイプの鍵です。そのクレセント錠は、はっきり言えば鍵の用途を成していません。 ベランダの窓をはじめ、浴室やトイレの窓・家中の窓の鍵がクレセント錠の場合、空き巣犯に『どうぞ入って下さい。』と言っているような状況なのです。 その場合、もっとも簡単にできる対策は、簡易的なサッシ用の補助錠の設置です。 窓のサッシに、強力な両面テープで取り付けるストッパー式の鍵で、誰でも簡単に取り付けることができます。 ですが、補助錠を1つ取り付けても厳密に言えば、クレセント錠を鍵をみなさない場合、1つの補助錠しか取り付けていないということになります。 ですからそのストッパー式のサッシ用補助錠を、窓の上下に2つ取り付けましょう。 そうすることで、少しでも窓の防犯性を高めることができます。 枝を1本折るのは簡単ですが、2本併せて折るのは、1本の時より硬く難易度が上がりますね。簡単に言えば、そういった状況と同様です。 サッシ用の補助錠は長いレール式になったものや、強力テープではなくつまみを回して締めるタイプのものもあります。 換気の際にもそれ以上開かないようにしたり、窓にテープをつけたくないという場合にも大変便利です。

鍵を2つつけるのは意味がある！

しかし、空き巣被害が、窓からの侵入が6割を占めているからといっても、残り4割が玄関からの侵入です。 防犯対策は、できるだけ100%に近づけるに越したことはありません。 何に関しても、備えあれば憂いなしです。 玄関の鍵も2つ。窓の鍵も2つ。それによって、より強力な防犯対策となるので、鍵を2つ取り付けるのは決して意味のないことではありません。 玄関の鍵を2つ取り付けようと検討している方は、窓の防犯についても考えて直してみて下さい。 ご心配な方は、一度お気軽にカギ舎セキュスターズへご相談下さい。どんなことでも、親身になってアドバイスさせていただきます。