あらゆる場所で使用されている自動ドア。 カギ舎セキュスターズでは、可能であるのなら自動ドアに鍵を追加することを推奨しています。 自動ドアに使われているガラスは、どういったガラスでしょうか？実は多くの方が、自動ドアのガラスについて大きな勘違いをされています。 その勘違いが、自動ドアのカギ追加を推奨している理由です。詳しく解説してまいります。

自動ドアの防犯性

通常、自動ドアに使われているのは、強化ガラスや網入板ガラスです。 実は、強化ガラスも網入りのガラスも、防犯性は一切ありません。

強化ガラスの防犯性

強化ガラスは強化という名の通り大変分厚く、多くの方が安心感を持っているでしょう。 強化ガラスは、一般的なフロートガラスの表面を熱して急激に冷却し、表面に薄い膜を作ることで、強度を上げています。 その膜は、約0.2mmほど。そんな大した厚さではありません。もちろん一般的なフロートガラスより強度はあります。しかし、ハンマーで強化ガラスを叩くだけで簡単に割ることができてしまうのです。 自動ドアに強化ガラスが使われているのは、万が一ガラスが割れてしまった場合怪我をしにくくする対策のためです。強化ガラスは割れると、ガラスの破片が粒状になるため、危険性が低下します。 決して防犯性のためにあるガラスではないのです。 それどころか怪我をしない状態は、空き巣犯にとっての手助けをしていることにもなっています。

網入板ガラスの防犯性

一方網入板ガラスはどうでしょうか。網が入っているので、簡単にガラスを割ることができない。そう考えている方も多いでしょう。 しかし実は、網入板ガラスも防犯性はあまりありません。 では、どうして自動ドアに網入板ガラスが使われているのでしょうか。それは、建築基準法や消防法で網入板ガラスの取り付けが定められているからです。 万が一火災が起きてしまった場合、ガラスが割れても破片が飛散しにくいので、人がけがすることを防止できるためです。 網入板ガラスを割った時、大きな音はならず「ボソッ！」という鈍い音がするだけ。こちらも強化ガラス同様、空き巣犯にとっては好都合と言えるのです。 ではどこで自動ドアの防犯性をあげるのか？自動ドアのカギを追加することで、防犯性をあげることができるのです。 それが、自動ドアのカギの追加を推奨している理由です。

自動ドアのカギの追加で得られる効果

自動ドアのカギを追加すると、まず空き巣犯のターゲットにされにくくなります。 鍵が二つついていることで、侵入に時間がかかってしまうからです。 ごく単純に考えてピッキングをするのも、倍の時間が必要ということになりますね。空き巣犯は、時間がかかることを好みません。捕まらないためには、いかに手早く解錠して侵入するかにかかっています。 ただしガラスを割られて、中に手を入れサムターンを回せば同じこと。その対処のために、内側にもカギ穴を作ることで回避できます。 カギをいくつも所有するのは面倒だし、わかりにくくなると考えがちですが、全て同じカギを使って開閉できるようにします。 すると、ピッキング対策、自動ドアのガラスが割られてしまった時の対策、全ての対策ができるというわけです。 加えて、防犯フイルムをガラスに貼り付けることで、より防犯性に優れた状態を作ることができます。

自動ドアのカギって追加できるの？

自動ドアのカギを追加できることを、実は多くの方が知りません。 自動ドアの鍵も家の玄関同様、簡単に追加することができます。 そして、自動ドアの鍵も玄関のカギと同様、MIWAのU９シリンダーが大人気です。 MIWA　ロータリーディスクシリンダーU9は大変安価でありながら、防犯性に優れ多くの方に使われているシリンダーです。 高価なカギをつけるよりも、これを2つつけた方が良いとも言えるでしょう。 自動ドアを簡単に被られてしまうとなれば、大切な商品が盗み出されてしまいます。また事務所ともなれば、大切な顧客の個人情報を流されてしまいかねません。 そういったリスクとカギ代とどちらが貴重でしょうか。考えずとも簡単にでる答えですね。 カギ舎セキュスターズは、東京最安値と最高のサービスをご提供しております。 2年間の施工保証をおつけしているのは、技術に自信を持っているからこそ。付けっ放しのサービスではありません。 自動ドアの鍵の追加や交換は、ぜひカギ舎セキュスターズにご相談下さい。