鍵の交換のお問合せ時に一緒に質問される内容
ピッキング
ピッキングとは針金や「ピック」と「テンション」を鍵穴に入れ鍵を開ける方法です。 本来は錠前技師が使用していた技術ですが、ミワ製のロータリーディスクシリンダーのピッキング被害により、 不正開錠の代名詞となりましたが、現在では十分対策されピッキングで数秒~1、2分で開くものはほとんどありません(室内錠を除く)。
カム送り(バイパス)解錠
鍵穴部分を迂回して直接ケース内のテールピース部分を操作し解錠する方法でCP-C認定錠でも関係なく開錠する方法です。 カム送り(バイパス)解錠が容易又は可能な錠前はハウジングとドアの隙間に対策部品を取り付けるか、カム送り対策シリンダーに交換しましょう。サムターン回し
ドアの隙間やドアスコープ、ポストなどから専用工具をドア内部のサムターン(鍵を開閉するつまみ)を直接回す方法です。最近の鍵開け業者の主流的な開錠方法です。 まれにドアに直接、穴を開けてサムターンを狙う空き巣や不正侵入犯も急増しています。 サムターンを簡単に回されないように鍵交換の際に防犯サムターンに変更したり、専用カバーを取り付けたり行うと効果的です。開錠と破錠
鍵や開錠工具を使って鍵を開けるのが「開錠」、ドリルなどを使って鍵穴を破壊して開けるのを「破錠」といいます。CP-C認定制度
財団法人全国防犯協会連合会が平成12年7月から施行した、鍵穴の耐ピッキング性能を評価する制度で、鍵穴周辺を対象に「耐ピッキング性能」「耐破錠性能」を評価する制度で認定を受けた日から3年間です。ディスクシリンダー
鍵を差し込むことによって、ディスクタンブラーが正常位置に来ると、ロッキングバーが下がり鍵を回すことが出来る構造を持ったシリンダーで美和ロックが得意とする鍵穴です。 構造体自体に空間が多く耐久性には優れ超硬板の採用により破錠に強い構造になっています。ピンシリンダー
内筒、外筒を上下のピンで構成され鍵を挿し込むことでピンを外筒に引っ込め鍵を回す鍵穴です。アンチピッキングピンの採用された鍵穴が多く簡単には開かない構造でです。ディンプルキー
ピンシリンダーの複雑化されたタイプで鍵にギザギザが無く、凹が掘られているのが特徴的です。精密で鍵に付着したゴミやホコリに弱く合鍵屋さんはたまに失敗して回らない合鍵を渡される事があります。凹みに貯まったホコリなどは4Bなどの鉛筆で掃除をすると潤滑効果も出てスムーズになります。